ランニング
3333段の日本一の石段を最も早くかけあがったのは!? Red Bull 白龍走
標高が高い過酷な登山レースのベスト5もご紹介
5分
Red Bull 白龍走
Red Bull 白龍走
6月20日（土）に熊本県下益城郡美里町にて、日本一の長さを誇る3,333段の石段を駆け上がるレース“Red Bull 白龍走”が開催された。
Red Bull 白龍走は、全長3,333メートルのコースを、参加者333名が3,333段の石段を駆け上がりながらゴールを目指すというもの。
この大会で、男子の部では川崎雄哉さんが、女子の部で青木佐和さんが1位に選ばれた。2人の名前は石段の横に建てる大会記念碑に名前とタイムが刻まる事になっている。
26 分56 秒19というタイムで男子の部優秀を飾った川崎さんは、大会後「名前が刻まれてこの後もずっと残るということでとても嬉しいです。すぐに辛くなったのですが、勝ちたいという気持ちで走りぬきました。富士山も走って登ったことがあるのですが、ここの方が辛かったです」とコメントした。また34 分41 秒68 で女性の部1位になった青木さんは「普段から走っているので10 回以上は登っています。応援もあって普段より早く走れました。正直辛かったですがまた登りたいです」とのこした。
レース結果
男子の部門
1 位 川崎雄哉さん（タイム：26 分56 秒19）
2 位 荒木諭志さん（タイム：27 分04 秒88）
3 位 地下翔太さん（タイム：27 分33 秒33）
女子の部
1 位 青木佐和さん（タイム：34 分41 秒68）
2 位 吉田広美さん（タイム：38 分23 秒89）
3 位 藤村雅子さん（タイム：40 分19 秒40）
Red Bull 白龍走 2015
© [unknown]
Red Bull 白龍走 2015
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Red Bull 白龍走 2015
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Red Bull 白龍走 2015
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また今回、Red Bull 白龍走では世界で活躍するスカイランナーの松本大選手をゲストに迎えて開催された。
その松本選手が選ぶ標高の高い過酷な登山レーストップ5を紹介しよう！
松本大
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天を突くように聳える高峰。その頂をめざして一気に駆け登る、ファスト＆ライトを追及した登山の形がスカイランニングである。その中でも、標高が高い（＝空気が薄い）過酷なレースをご紹介しよう。
レーニンレース・バーティカル・スカイマラソン LENIN RACE VERTICAL SKYMARATHON
標高：７１３４ｍ
開催地：ロシア
７０００ｍ峰では比較的登りやすいレーニン峰（標高７１３４ｍ）の頂まで軽装で一気に駆け登る。スタート地点は標高４４００ｍのベースキャンプ。距離は１４ｋｍ。このレースはあまりにも過酷なため、事前に高地順応をするプログラムに参加する必要がある。また天候の良い日にレースができるよう、レース開催日は３日間となっている。
エルブルース・バーティカル・スカイマラソン ELBRUS VERTICAL SKYMARATHON
標高：５６４２ｍ
開催地：ロシア
ヨーロッパ大陸最高峰のエルブルース山（標高５６４２ｍ）の頂まで、標高差３２００ｍを一気に駆け登る。極寒のエルブルース。参加者は滑り止めのアイゼンを着用し、ストックを両手に持って、黙々と山頂を目指す。
パイクスピーク・マラソン PIKES PEAK MARATHON
標高：４３０２ｍ
開催地：アメリカ
コロラド州に聳えるパイクスピーク（標高４３０２ｍ）の頂まで駆け登る、歴史のある山岳レース。このレースは喫煙者と非喫煙者のどちらが速いかという賭けから始まったという。山頂まで片道の部門と、山頂と山麓を往復する部門がある。
キナバル山国際クライマソン Mt.KINABALU INTERNATIONAL CLIMBATHON
標高：４０９５ｍ
開催地：マレーシア
東南アジアを代表する高峰、世界自然遺産のキナバル山（標高４０９５ｍ）を山頂まで往復するレース。数年前までスカイランナー・ワールド・シリーズの最終戦として位置づけられ、世界のトップ選手が参戦してきた。２０１５年は地震による崩落の影響で大会の中止が決定された。
富士登山競走 FUJI MOUNTAIN RACE
標高：３７００ｍ
開催地：日本
日本一の富士山を駆け登るレース。富士吉田市役所（標高７００ｍ）から浅間神社（標高３７００ｍ）まで標高差３０００ｍの登り一辺倒であることから「日本一下らないレース」といわれる。６８回目の開催は世界的にみても歴史のある山岳レースだ。富士山の標高にちなんで３７７６名が過酷なコースに挑む。