フリーライド・トレイルランニングへようこそ!

2017年のニュートレンド?? 地形を気にせずクレイジーに駆け回るGoPro映像をチェックしよう!
By Francois Palissarde

“フリーライド・トレイルランニング” という言葉を聞いたことがあるだろうか? 初めて聞いたという人は、上記のプレイヤーで映像をチェックして全貌を掴んでもらいたい。この映像は、アスリート / 映像作家のセブ・モンタズが自身のフリーライド・トレイルランニングをGoProで捉えたPOV映像だ。まるでオフピステのスキーセッションにも近いスリル感をもたらすこの映像だが、もちろん雪はおろかスキーも一切登場しない。2017年のニュートレンドになり得るポテンシャルを持つこのフリーライド・トレイルランニングに興味が湧いてきた人は、モンタズのインタビューに目を通して、そのコンセプトを理解しよう。

この映像の中であなたは何をやっているのですか?

これはフリーライド・トレイルランニングさ。まあ、これは正式名称ではないけれど、スキーとトレイルランニングのハイブリッドのようなものだね。まるでスキーを履いているみたいに斜面を滑り降りたり、ターンしたりするのさ。ランニングとしては非常に原始的だ。特にゴールも決めずにただひたすら自然の中を駆け回っていた子供の頃を思い出すね。あの頃は単純に楽しいから走っていた。これも同じさ。

フリーライド・トレイルランニングには特殊なロケーションが必要でしょうか?

そうだね。楽しみつつも安全を確保するために、走る場所は注意深く選ばなければならない。ダウンヒルでのトレイルランニングを十分に楽しむためにはスライドする必要があるから、滑りやすい地形が理想的だ。今回の映像は、フランス南部を訪れた時に写真家の友人と撮影したんだ。彼がこの素晴らしいスポットに案内してくれたのさ。残念ながらこの場所の正確な情報は教えられないんだけど。僕に言えるのは、プロヴァンスのディーニュ=レ=バンという街から30分でアクセスできる場所ってことくらいだね。まるで月面のような風景が広がる場所なんだ。見渡す限り灰色に覆われていてね。スライドしながら走るには最適の場所だから、面白いダウンヒルランが楽しめるよ。

フリーライド・トレイルランニングは全速力で!

フリーライド・トレイルランニングが世間に広まるポテンシャルはあると思いますか?
もちろんさ。フリーライド・トレイルランニングは今後数年でブームになると考えているよ。友人たちと一緒にロッククライミングするような感覚で楽しめるからさ。フリーライド・トレイルランニングではラインを自分で選べる。ラインは簡単なものから、難易度の高いものまで様々さ。走りたいラインを決めたら、あとは走るだけさ! できるだけ速くスライドしたり走ったりして、自分だけのトレイルランを楽しむんだ。

フリースキーに近いですね。

そうだね。コンペ(大会)を中心とした一般的なトレイルランニングの問題点は、走るトレイルが制限されているところにある。フリーライド・トレイルランニングでは、もっとクリエイティブになれるのさ。自分の行きたい場所に向かい、面白いと思えるラインを選べる。今年のトレイルランニングはフリーライド・トレイルランニングで決まりさ。これまでのトレイルランニングでは、楽しいのはアップヒルだけでダウンヒルは苦痛でしかないと思われてきたけど、フリーライドはその概念を変えるだろうね。


スキーのように滑り降りよう!

ですが、少し危険なのでは?

きちんと正しい場所を選んで走るようにすれば、怪我のリスクは低い。僕は主に土の多い場所や背の高い草が生い茂った場所などを選んで走っている。このような場所は、ミスに対する許容度も大きいんだ。走るという行為を原始的に再現しているんだ。フリーライド・トレイルランニングは僕たちのDNAに組み込まれているんだ。


ミスをする時があれば…

ルートを間違う時もある…

技術的な話になりますが、フリーライド・トレイルランニングでは何を意識すれば良いのでしょう?

身体全体の連携、スピード、滑らかさかな。僕はトレイルランニング用のポール(杖)は使わない。自分の両手だけでバランスをキープするのさ。

フリーライド・トレイルランニングのコンペは実現すると思いますか?

実は、フリーライド・トレイルランニングのコンペは既に存在しているんだ。もちろん、今後はもっと増えていくと思う。バックカントリーでフリースタイルスキーを行うRed Bull Linecatcherのトレイルランニング版みたいな内容になるんじゃないかな。パルクールのアスリートも参加すれば、よりクリエイティブなものになるだろうね。是非そうなって欲しいね!

従来のトレイルランナーもこの新しいカテゴリーを受け入れるでしょうか?

一般的なトレイルランニングでもダウンヒルは非常に重要なんだ。だから、もっとダウンヒルにフォーカスすべきだよ。ダウンヒルが上達すればレースタイムを大幅に短縮できるんだから。VO2max(有酸素運動能力)にフォーカスしているだけでは、自分のポテンシャルを制限してしまうよ。

 

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