必見! 2017シーズンを彩るバイクイベント 13選

MTB、BMX、エンデューロ… 2017シーズンの各種バイクイベントを一挙紹介!
By Rajiv Desai

競技人口はもとよりファンの数も増加の一途を辿る昨今、自転車の人気はますます高まってきている。2017年も世界各地で注目すべきエキサイティングなバイクイベントが目白押しだが、今回はその中でも特に注目すべき13のイベントを選りすぐって紹介しよう。その大半はRed Bull BikeやRed Bull TVのライブストリーミングで紹介していく予定だ。

Simple Session 2017

2016年にエストニア・タリンの巨大スタジアムSaku Suurhalへ開催地を戻したSimple Sessionは世界最高峰のBMXパーク&ストリートコンテストだ。2月初頭、真冬のエストニアで開催されるため、参戦ライダーたちはしっかりと体を温める必要がある。

トリックメイクに挑むコットン・ウォーカー © Jaanus Ree/Red Bull Content Pool

開催地:タリン(エストニア)
開催日程:2017年2月5日
注目ポイント:今年は初めてパークとストリートの2カテゴリーに分けられるため、それぞれのカテゴリーの世界最強が決定することになる。Simple Session 2017はRed Bull TVでライブストリーミングされる。

 

Yukon Arctic Ultra

厳しい寒さが訪れる2月のカナダの大地に切り開かれた犬ぞり用トレイルの上で、屈強なライダーたちが過酷な雪中エンデューロレースを戦う。Yukon Arctic Ultraは、世界で最も過酷で最も寒いバイクレースだ。最低気温がマイナス50℃まで落ち込む中、参加者は100マイル(約160km)・300マイル(約482km)・430マイル(約692km)の3クラスに分かれてレースに挑む。

開催地:ホワイトホース(カナダ)
開催日程:2017年2月5日−2月8日
注目ポイント:430マイルレース(約692km)は13日間の日程で開催される究極のエンデューロ・イベント。補給サポートは最小限に限られるため、430マイルレースは自給自足のサバイバルテスト的な側面を強く持っており、完走には並外れたメンタルの強さが求められる。

Crankworx Rotorua

南半球最大級のバイクイベントCrankworxはMTBレース&フリーライドシーズンの幕開けを告げる一大フェスティバルだ。エンデューロ・ワールドシリーズも併催されるこのイベントだが、やはり最も有名なのはスロープスタイルをはじめとする見応えあるグラビティ系レースだろう。目の肥えた観客は、ファクトリー移籍を経て新シーズンに挑むライダーたちのパフォーマンスに熱い視線を送る。
 

 

コーク720をメイクするブランドン・セメナック © Bartek Woliński/Red Bull Content Pool

開催地:ニュージーランド
開催日程:2017年3月25日−4月2日
注目ポイント:先にも触れた通り、Crankworxは新チームとマシンを手に入れたライダーたちのUCIワールドカップへ向けた仕上がり具合を確かめる絶好のチャンスになる。スロープスタイルでは、2人のカナダ人ライダー、ブレット・リーダーとブランドン・セメナックの激しいライバル関係が今年も続きそうだ。

Cape Epic

MTBクロスカントリーのベストライダーたちが多数参戦するCape Epicは、プロはもとよりアマチュアも巻き込んで近年ますます評判を高めつつある。しかも、世界各国でTV中継も開始されている。

Cape Epicは路面状況がコンスタントに変動する南アフリカの奥地を700kmに渡って走破するMTBステージレースだ。ライダーは2人1チームとなって全7ステージを戦い、最も速いタイムで走破したチームが優勝の栄誉を授かる。

© Sven Martin

開催地:南アフリカ
開催日程:2017年3月19日−26日
注目ポイント:ツール・ド・フランスで2011年総合優勝を果たしたカデル・エヴァンスが、今年のCape EpicでMTB界復帰を果たす。共にチームを組むのは、元プロロードレーサーのジョージ・ヒンカピー。2001年にロードへ転向する以前のエヴァンスは、UCIワールドカップのクロスカントリー部門で2度の総合優勝を果たしている。

UCI MTB ワールドカップ

2017年のUCI MTB ワールドカップシーズンは、4月のフランス・ルルドのダウンヒルからスタートし、5月にはチェコでクロスカントリーのみのイベントが開催される。9カ国を巡る2017年のワールドカップも昨年同様、観客を大いに盛り上げてくれるだろう。

2016年終盤戦に快進撃を見せたダニー・ハート © Bartek Woliński/Red Bull Content Pool

開催地:ルルド(フランス)※ダウンヒル開幕戦
開催日程:2017年4月29日・30日
注目ポイント:2016シーズン終盤戦で圧倒的な強さを見せた “レッドカー・ロケット” ことダニー・ハートに大きな注目が集まる。ハートの昨年終盤戦での強さは単なる偶然なのか、それとも今年も強さを見せつけるのか? UCI MTB ワールドカップは、今年もRed Bull TVで全戦ライブストリーミングされる。

Crankworx Innsbruck

グローバルなMTBフェスティバルとしての地位を確立したCrankworxだが、今年はウィンタースポーツ界でその名を広く知られるインスブルックでも開催される。ダウンヒル/スロープスタイル/デュアルスピード&スタイル/ウィップ・オフ/パンプトラックなど多彩なカテゴリーを含むCrankworxは、今年もMTBカルチャーのビッグフェスになるだろう。
 

 

開催地:インスブルック(オーストリア)
開催日程:2017年6月21日−25日
注目ポイント:他のCrankworxイベントと同様、インスブルックのスロープスタイルにも世界最高峰のMTBライダーが集結するため、観客から大きな注目を集めるだろう。初開催となるインスブルックは市街地を利用した新しいコースレイアウトが用意される予定だ。

X Games

2017年、X Gamesのサマーイベントはミネアポリスの最新ヴェニューU.S. Bank Stadiumにメイン会場を移して開催される。尚、その他のX Gamesイベントもその周辺のMedtronic PlazaやDowntown East Commonsなどで開催される。X Gamesは今年もバート/ストリート/パークのBMXベストイベントという評価を維持するだろう。
 

 

ダニエル・デールス © Garth Milan/Red Bull Content Pool

開催地:ミネアポリス(米国)
開催日程:2017年7月13日−16日
注目ポイント:昨年はMTBスロープスタイルに専念していたドリュー・ベザンソンだが、2017年は再びBMXに戦いの場を求める。ベザンソンは2017年のX Gamesのパークで初のゴールドメダルを狙う。

Trans-Siberian Extreme

Trans-Siberian Extremeは間違いなく世界最長のステージレースだ。このレースはモスクワをスタートし、25日間をかけてロシア全土を走破し、極東ウラジオストクでゴールを迎える。参加者にとってはメンタル・フィジカル両面で非常にタフなチャレンジとなる。
 

 

エカテリンブルク~オムスク間の945kmを走破する第4ステージ © Jaanus Ree/Red Bull Content Pool

開催地:ロシア
開催日程:2017年7月18日−8月11日
注目ポイント:このレースに参加するロードレーサーは、毎日途方もない距離を一定のペースで走行することが要求される。各ステージでのレース進行は専用サイト上で、リアルタイムで表示されるため、自宅にいながら各ライダーの現在位置を確認できる。

Transcontinental Race No.5

2013年に開始されて以来、ヨーロッパ全土を舞台にしたこの耐久ロードレースは年々人気を増しており、現在では300名を超える参加者を集める。ベルギー・ヘラールツベルヘンをスタートした参加者たちは、一路ギリシャ・メテオラを目指す。4ヶ所のオフィシャルチェックポイント以外のルートは参加者が自由に設定できるようになっている。最速タイムでの勝利を目指し、全ライダーはほぼ自給自足で長いレースを戦わなければならない。

開催地:ヨーロッパ全土
開催日程:2017年7月28日−8月
注目ポイント:Transcontinentalはバイクの強度、ライダーのメンタル、正確なナビゲーション、物資補給が勝負の分かれ目となる。ライダーたちは多種多様なコンディションや各国特有の走行条件などに備えなければならない。

Red Bull District Ride

2017年はRed Bull District Rideが3年ぶりに復活する。市街地を舞台にしたスロープスタイルコンテストの待望の復活であり、2011年の前々回・2013年の前回大会同様、ドイツ・ニュルンベルクの歴史深い町並みでアクションが展開される。

サイモン・ゴジエクのスーパーマン・シートグラブ © Christoph Laue

開催地:ニュルンベルク(ドイツ)
開催日程:2017年9月2日
注目ポイント:ニュルンベルクの特設コースはこれまでも様々なビッグエアを生み出してきたが、今年は熟練のトリックマスターの2人、サイモン・ゴジエクとニコリ・ロガトキンの対決が見られそうだ。両ライダーはビッグトリックと共にこのスポーツを進化させてきた存在だ。Red Bull District Rideは、Red Bull TVでライブストリーミングされる。

UCI ワールドチャンピオンシップ

ワールドカップシーズンの締めくくりとなるワールドチャンピオンシップでは、全ライダーが勝ちたいと願ってやまない年間最重要レースだ。ワールドカップは長いシーズンでの獲得ポイントによってチャンピオンが決まるが、ワールドチャンピオンシップは栄光のレインボーストライプを賭けて戦われる一発勝負の大舞台となる。最新デバイスを満載したファクトリーマシン同士による手に汗握る熱戦は必至だ。 

2016年ワールドチャンピオンシップの勝者:ダニー・ハート © Bartek Woliński

開催地:アンドラ
開催日程:2017年9月5日−10日
注目ポイント:アーロン・グウィンが悲願のワールドチャンピオンシップ優勝を果たせるかに注目が集まる。グウィンがMTB史に残る最高のタレントの持ち主のひとりであることにもはや疑いの余地はないが、ワールドチャンピオンシップでの彼はメカニカルトラブルなどの不運に見舞われ優勝を逃し続けており、過去4度もワールドカップタイトルを獲得しながらワールドチャンピオンシップではまだ1度もメダルを獲得したことがない。鬼門を克服できるかに注目が集まる。

Red Bull Hardline

今やRed Bull Hardlineは世界最高にタフなMTBダウンヒルレースとしてその名声を確立しており、トップレベルのダウンヒルライダーたちが世界各地から招かれる。4年目を数える今年も、ダン・アサートンが北ウェールズを舞台にダウンヒルレーシングの限界を押し広げるダウンヒルトラックを生み出すはずだ。

フィニッシュラインを目指すバーナード・カー © Rutger Pauw

開催地:ダヴィ・ヴァレー(ウェールズ)
開催日程:2017年9月予定
注目ポイント:ダンの実弟ジー・アサートンは過去3回Hardlineに参戦しているがまだ勝てていない。不運や怪我が原因で、我々はまだHardlineでのジーの実力を目にすることができていないが、この英国人ライダーは悲願の初優勝を目指して意欲を燃やしているはずだ。

Red Bull Rampage

ルーツ回帰を果たすべく2016年に再起動した世界で最もアイコニックなMTBイベントRed Bull Rampageだが、その質の高さは少しも失われていない。Rampageは、フリーライダー、フリーレーサー、スロープスタイラーなど、全てのライダーにとって究極の試練であり続けている。

 

Red Bull Rampage 2016のハイライト映像をチェック! 

開催地:ヴァージン(ユタ州)
開催日程:2017年10月予定
注目ポイント:2017年のRampageはより濃密な内容になりそうだ。定員数が絞り込まれ、練習期間が延び、パワーツールや人工オブジェクトの設置が禁止される。ハードワーク、汗、涙の数が究極のダウンヒルレースの勝負の行方を決めるだろう。もちろん、2017年のRampageも、Red Bull TVでライブストリーミングされる予定だ。

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