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『スマブラ』プレイヤー長者番付!

これまでに最も稼いだ『スマブラ』プレイヤーは誰だ??
Written by Mike Stubbsy
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『スマブラ』レギュラーのメタナイト、フォックス、カービー

『スマブラ』レギュラーのメタナイト、フォックス、カービー

© Nintendo

『スマブラ』のトーナメントの賞金総額はここ数年で急増している。トッププレイヤーたちはトーナメントに優勝すれば1万ドル(約115万円)以上を手にすることが可能になっているが、トーナメントオーガナイザーたちが次々とシーンへの投資を行っているため、そのような賞金額を手にする可能性は高まる一方だ。2016年も、昨年大成功を収めたSmash Summitや、CEOやEVO、DreamHackなどのメジャートーナメントが例年通り開催されるが、既に過去最高の賞金総額が見込まれている。

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他のメジャーなeSportsタイトルとは異なり、『スマブラ』にはこのシリーズ最大の成功を収めた2本、『スマブラ for Wii U』と『DX』がシーンに共存している。両タイトル共に今でも積極的にトーナメントでプレイされており、シーンの中心的役割を果たしているが、その他にも『Project M』や『X』のトーナメントも開催されている。今回は『for Wii U』、『DX』、そしてその他のシリーズをプレイしてきたプレイヤーたちを比較するために、esports-earnings.comのデータを元に、『スマブラ』プレイヤーの生涯獲得賞金の番付を作成してみた。
10位:Nairoby “Nairo” Quezada − 33,960.90ドル(約360万5500円)
まだ19歳のNairoが今回ランクインした理由は、『for Wii U』における彼のスキルにある。ニュージャージー州出身のこの若手プレイヤーは、『スマブラ』最新作の強豪プレイヤーのひとりとして知られている。MLG World Finals 2015でシングルスとダブルスの2冠を達成した彼は、Gonzalo “ZeRo” Barrirosのトーナメント連勝記録を止めたプレイヤーとしても有名だ。また、Nairoは『X』でも成功を収めており、Wyatt “ADHD” Beekmanと組んだダブルスでの活躍がとみに知られている。今回の金額の70%が『for Wii U』、残り30%の大半は『X』で獲得した賞金だ。
9位:Kevin “PPMD” Nanney − 36,711.35ドル(約422万1800円)
『DX』シーンで最も有名なプレイヤーのひとりであるPPMDは、過去7年間で常に上位に食い込んできたが、これまでの獲得賞金総額は驚くほど低く、3万7000ドル(約425万5000円)を切っている。このうち約7000ドル(約80万円)はAPEX 2015の優勝賞金だ。APEX 2015は『DX』としては当時最大のトーナメントで、1000人以上が参加した。尚、PPMDはAPEXを得意としており、2014年も優勝、2013年も準優勝を記録しているが、他のメジャートーナメントでも活躍しており、EVO 2015では3位に入っている。また、『DX』シーンではスマブラ五神のひとりに数えられている。
今年の飛躍を誓うLeffen

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© Red Bull Content Pool

8位:William “Leffen” Helte − 41,770.80ドル(約480万3600円)
『DX』シーン最強のフォックス使いのひとりとして知られるLeffenは素晴らしいキャリアを築いており、これまでに480万円以上を稼いでいる。Leffenは、Super Smash Con、CEO、HTC Throwdownなど、賞金総額が高めに設定されているトーナメントで活躍する傾向があり、実際、昨年はこの3トーナメントすべてを制して、合計1万5000ドル(約172万円)を獲得した。また、Leffenはマネーマッチ2試合で2000ドル(約23万円)という大金を稼いでいる。このマネーマッチの相手だったのが、Joseph “Mango” MarquezとZachary “SFAT” Cordoniで、共に1000ドルをLeffenに渡すことになった。
7位:Elliot “Ally” Carroza-Oyarce − 42,681.04ドル(約490万8300円)
このリスト唯一のカナダ人であるAllyは『X』を代表するプレイヤーのひとりだが、ここ数年は『for Wii U』でも活躍している。Allyは2009年に複数のメジャートーナメントを制し、Jason “Mew2King” Zimmermanとのダブルスでも活躍すると、一気にブレイクを果たし、その後も高いレベルで『X』をプレイし続けている。2010年のMLGでは特に大きな活躍を見せ、オーランドとコロンバスのシングルスで優勝。ダラスでも4位に入った。また、今でもプレイしている『Project M』でも成功を収めてきたが、近年は『for Wii U』を主戦場にしている。『for Wii U』の最高成績は昨年のEGL Dallas 10K優勝で、5000ドル(約57万5000円)を獲得した。
6:Ken “Ken” Hoang − 42,981.95ドル(約494万2900円)
『スマブラ』最古参プレイヤーのひとりであるKenは現在30歳だが、その長いキャリアを通じてすべてを経験してきているように思える。2000年代初頭から中頃にかけての全盛期のKenは世界最強の『DX』プレイヤーと考えられており、「The King of Smash」という称号さえ与えられていた。この時代のKenは、MLGを含むほとんどすべてのメジャートーナメントを制しており、2005年にニューヨークで開催されたMLGで5000ドル(約57万5000円)を獲得した他、EVO 2007も制している。その後、一時トーナメントから身を引いていたが、2014年にTeam Liquidと契約して現役復帰を果たした。現役復帰後はトッププレイヤーからやや水をあけられているが、ダブルスを中心に小規模の成功を収めている。
5位:Gonzalo “ZeRo” Barrios − 65,666.81ドル(約755万1600円)
世界で最も有名な『for Wii U』プレイヤーであるZeRoは、2014年11月から2015年10月まで1年近くに渡りトーナメント無敗を記録したことで知られている。チリ出身のZeRoは最後には前述のNairoに敗れたが、この素晴らしい記録にはSuper Smash Con、APEX、CEO、そして1万1500ドル(約132万2500円)を獲得したEVOの優勝が含まれている。間違いなくZeRoは現時点で『for Wii U』最強のプレイヤーだが、『Project M』と『X』でも成功を収めており、この2タイトルでの獲得賞金は全体の15%を占めている。ZeRoは連勝記録が途絶えたあともすぐに復調しており、その勢いは留まるところを知らない。2016年は賞金を上乗せしてくるはずだ。
4位:Juan “Hungrybox” Debiedma − 69,981.94ドル(約804万7900円)
2000年代後半に『DX』のトッププレイヤーの仲間入りを果たしたHungryboxは、2010年に複数のメジャートーナメントを制してブレイクを果たすと、スマブラ五神のひとりに数えられるようになった。残念ながら、その後数年間に渡って調子を落とし、メジャートーナメントのタイトルこそ手にできない状態が続いていたが、上位には留まり続けて2014年後半に復調。2015年もその勢いを保ち、EVO 2015で準優勝を記録すると、MLG World FinalsとDreamHack Winterで優勝し、後者で賞金1万ドル(約115万円)を獲得した。Hungryboxは世界最強のプリン使いのひとりとして知られており、他のタイトルでもある程度の成功を収めているが、長年に渡り『DX』を主戦場としている。
3位:Joseph “Mang0” Marquez − 73,292.79ドル(約842万8600円)
Mang0はCloud 9に所属する2人の『スマブラ』プレイヤーのうちのひとりだが、これには正当な理由がある。Mang0は2009年以来、メジャートーナメントで定期的に優勝しており、その活躍から『DX』史上最も成功を収めたプレイヤーのひとりとして認められているからだ。スマブラ五神のひとりでもある彼は、EVO 2013、EVO 2014を連覇しており、合計で8000ドル(約92万円)を獲得している。昨年のSmash Summitでも2位に入って約6000ドル(約69万円)を獲得した彼の賞金総額は増え続けるはずだ。活動のペースを緩めるつもりがなく、マリオ、リンク、キャプテン・ファルコンなど数多くのキャラクターをメジャートーナメントで使い分ける才能を持っている彼は今後も活躍を続けるだろう。
2位:Adam “Armada” Lindgren − 118,758.06ドル(約1365万7100円)
2015年に7万1000ドル(約816万5000円)以上を獲得したArmadaは、昨年最も稼いだ『スマブラ』プレイヤーになった。Smash Summit、EVO、DreamHack Londonを制した彼は、この3トーナメントだけで3万2000ドル(約368万円)を獲得。残りはメジャートーナメントで定期的にトップ3に入ったことで獲得した。しかし、Armadaが大金を稼いだのは2015年だけではない。長年ヨーロッパを中心に国際舞台で活躍を続け、スマブラ五神のひとりに数えられているArmadaは、その長年の活動で数多くの賞金を獲得しており、2016年も既にGENESIS 3で優勝して賞金1万2000ドル(約138万円)を獲得している。現時点で多くの人たちから最強の『DX』プレイヤーとして認められているArmadaの王朝はまだ続くはずで、数ヶ月以内には今回のリストの首位争いに加わるだろう。
1位:Jason “Mew2King” Zimmerman − 144,535.37ドル(約1662万1500円)
ひとつのトーナメントで5000ドル(約57万5000円)以上を獲得したことがないMew2Kingだが、現時点では、少なくとも名の知れたトーナメントの賞金だけで計算すれば、生涯獲得賞金ナンバーワンとなる。2005年に『DX』のプレイヤーとしてキャリアをスタートさせたMew2Kingだが、『X』や『Project M』、そして『for Wii U』と、新作がリリースされるたびに活動の領域を広げている。近年はビッグトーナメントの優勝からは遠ざかっているが、安定したプレイに定評があり、2006年以来、5000ドル(約57万5000円)以下の賞金で終えたトーナメントはたった一度しか経験していない。スマブラ五神のひとりである彼は、『DX』における様々な研究・調査でも高く評価されており、キャラクターの重量や落下速度など、表面上はプレイヤー側に公開されていない様々な物理演算データなどを発見している。2015年はそこまで活躍しなかったMew2Kingだが、世界最強の『スマブラ』プレイヤーのひとりに留まり続けており、その長年の活動が彼を今回のリストの首位に押し上げた。