注意せよ!
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F1

【F1】フラッグの種類と意味を理解しよう!

最近再びその解釈を巡ってF1ドライバーたちの間で議論となっている各種フラッグ。それぞれの意味を理解してF1観戦を更に楽しもう!
Written by Tom Bellingham
読み終わるまで:2分最終更新日:
F1のレースを現地で観戦していると、コースサイドで多種多様なフラッグを目にするはずだ。ただし、「 “HAM” MER TIME」と書かれたフラッグや、オランダから遠征してきたマックス・フェルスタッペン応援団が掲げるフラッグの話ではない。コースマーシャルたちが円滑なレース運営およびドライバーへの指示のために掲示する各種フラッグのことだ。
コースマーシャルがレース中に掲示するフラッグには当然それぞれ意味があり、レースを円滑に運営するための重要な翼を担っているのだ。

イエロー&レッドストライプフラッグ:

黄色と赤の縦縞のフラッグ。コースがオイルまたは水で滑りやすい状態にあることを意味する。

ブラックフラッグ:

掲示された対象ドライバーはただちにレースから除外(失格)。

イエローフラッグ:

注意せよ。前方に破片もしくはアクシデントあり。

ハーフブラック&ハーフホワイトフラッグ:

対角線を境に白黒に塗り分けられているフラッグ。非スポーツマン的行為に対する警告。この警告に従わない場合、続けてブラックフラッグが掲示されることがある。

ホワイトフラッグ:

注意せよ。救急車両やメディカルカー、あるいはその他のサービス車両がコース上にいる。

グリーンフラッグ:

オールクリアの合図。通常、イエローフラッグが出されたトラックがクリアになった時に掲示される。

チェッカーフラッグ:

フィニッシュラインで派手に振られるあのフラッグ。レース終了を意味する。まずレース勝者に向けて掲示され、続いてフィニッシュラインを通過する後続車にも掲示される。

オレンジサークルフラッグ:

黒地にオレンジの円が描かれたフラッグ。即時ピットインを意味する。車両に機械的問題が発生しており、ドライバーまたは他のドライバーに危険を及ぼしている際に掲示される。

ブルーフラッグ:

後続車に進路を譲れ。周回遅れになりそうなドライバーに向けて掲示される。

レッドフラッグ:

停止せよ。アクシデントもしくはトラックコンディションの不良により、レースおよびセッションの中断時に掲示される。