怒り狂うライバルから逃げるドライバー?

ドイツF4選手権最終戦ホッケンハイムで記録された珍場面とは?
ソダーストロムを猛然と追う(ように見える)ブレジーナ
By Greg Stuart

 かつて、ある賢人はこんな言葉を残した ―「タフな状況になれば、タフな奴は… テーブルの下に隠れる」と。しかし、ドイツでF4レースを戦うスウェーデン人ドライバー、オリヴァー・ソダーストロムがADACドイツF4選手権最終戦ホッケンハイムでライバルのロビン・ブレジーナのマシンに接触し、両者がコースアウトしてしまった際、そこにソダーストロムが隠れられるテーブルはなかった。彼の視界には猛然と駆けてくるブレジーナの姿が見えた。自らの愚かなミスでライバルをリタイヤに追い込んでしまったソダーストロムが反射的に「怒られる」と思ったとしても仕方ない。

このレース終盤、ソダーストロムは1度ならず2度も不可解なドライビングを見せた。最初はSMC Schwärzler Motorsport Conceptsのジョーダン・ラヴがドライブするマシンのリア部分に追突。そして、そのままふらふらとコントロールを失うと、今度は後方から彼を抜きにかかろうとしていたブレジーナの進路を塞ぐと、これまた接触。2台のマシンはそのままホッケンハイムの最終コーナー外側のグラベルに突っ込んでいった。

2台がグラベルにストップした直後、コックピットを降りたブレジーナはソダーストロムに向かって猛然とダッシュした。実はブレジーナにしてみれば、レースが続行していたため、後続車がコースアウトしてくる危険性を予測し、いち早くコース外に退避するためにダッシュしただけだったのだが、ソダーストロムの目にはどう見ても彼が猛然と殴りかかりにきているようにしか見えなかったのだ。そして、ダッシュするブレジーナの姿を見たソダーストロムは即座にホッケンハイムの無骨なコースマーシャルへ助けを求めるために逃げ出すのだが・・・。映像の0:57秒あたりではすべてをお見通しのマーシャルたちが必死に笑いをこらえている姿が確認できる。

ついでにこのシュールなGIFも紹介しておこう…

 

 

出典:WTF1

 

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