Red Bull Thre3Style

DJ HANGER: ターンテーブルモンスター、来襲

常軌を逸した発想から繰り出す超絶技巧のスクラッチ。数々の功績を誇りながらも、いまもって圧倒的な現場主義者。今大会を最もギラつかせる男、DJ HANGERから目が離せない!
DJ HANGER
By Red Bull Japan

 

「たとえばトランスで2枚使いをしたり、ルーティーンにガバ(オランダ発祥のテクノ)を使ったりとか、前々からいろんな曲をかけまくっているんで、『Red Bull Thre3Style』は自分に凄く合ってるなと思っていたんですよ。去年、一昨年も出ようとしたんですが、気がついたら応募の締切りでタイミングが合わなかったりで。まあ、出しそびれた自分がいけないんですけどね(笑)」

DJ HANGER、通称:ターンテーブルモンスター。さまざまなメディアを通じて、バトルDJの存在を世に知らしめてきたパイオニアである。

 

DJ HANGER

 

スクラッチだけで競われる世界大会『1999 VESTAX WORLD FINAL SINGLE WEAPON JOUST』や『2000 DMC JAPAN FINAL』で優勝、その活躍はクラブの現場にとどまらず、北野映画『TAKESHIS'』、『SR サイタマノラッパー』シリーズに出演、高見沢俊彦(THE ALFEE)のソロツアーで全国をまわり、MIYAVIが率いるバンド・KAVKI BOIZのメンバーとしても知られている。

「DJを始めたのは、中2の時にテレビで見た高校生DJバトルがきっかけですね。で、中学を卒業して入った高校を1週間で辞めて、働いた最初の給料をはたいて秋葉原で機材を揃えたんです。スタンドなんてないから直接タタミの上に置いて、もう完全に和風DJでした(笑)」

そこから独学で技術を磨き、4年後には前述の大会を制覇、スクラッチ世界一の座を獲得する。

 

DJ HANGER

 

「実は前の年も『1998 VESTAX WORLD FINAL』という大会に出ていて、その時は世界3位だったんです」

ターンテーブルを触り始めてわずか数年、天才肌とはまさに彼のことを言うのだろう。そしてもうひとつ、彼の非凡さを語る上で欠かせない実績がある。

『ストリートファイターII' TURBO』2年連続全国大会出場、『METALGEAR』TSNEオンライン・ランキング日本1位、そして『MASSIVE ACTION GAME』世界ランキング第3位。これは全部ゲームの話だ。Red Bullには『Red Bull 5G』というゲームトーナメントがあるのだが、彼はそこにもエントリーするほどの実力者なのである。

 

DJ HANGER

 

「DJとゲームの関連性ですか? 俺はあると思ってますね。たとえばアッパー昇竜拳とか、格闘ゲームのコマンド入力って要領が似ているんですよ。技の組み合わせ方や反射神経、パッドを連打する動きもゲームで鍛えられたと思っています」

世界最速と言われる彼のフェーダーさばき。そのルーツはここにあるのかもしれない。さて、この異彩を放つレジェンドは、来るべき決戦をどう見ているのだろうか。

「各ジャンルのメンツが出揃ったなっていう感じですが、やっぱり一番ヤバいヤツが勝つと思うんですよ。そのためにもいろいろと考えているんで、とりあえずチリ行きのチケットは俺のもんだ! って書いといてください(笑)」

 

DJ HANGER@ZAMURAI5.5 part1

 

 

DJ HANGER@ZAMURAI5.5 part1

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