リンゼイ・ボンの意外な一面

リンゼイ・ボンの知られていない素顔を紹介する。
夢を叶えたリンゼイ © ASP RED BULL/Erich Spiess
By Riikka Rakic

ワールドカップスキーで63勝を挙げ、歴代最多勝記録を更新したリンゼイ・ボンは、今シーズン更なる勝利が確実視されており、自身による記録更新が期待されている。リンゼイは努力を怠らない素晴らしいスキーヤーであり、まさにレジェンドと言えるだろう。

しかし彼女もひとりの人間、ひとりの女性であり、意外な一面を持っている。

牛と山羊

2005年、フランス・ヴァル=ディゼールで優勝した際に5000ユーロの賞金の代わりに1頭の牛を受け取ったことがすべての始まりとなった。翌年がオリンピックイヤーだったことからオリンペと名付けられたこの牛は、後日妊娠が発覚。雌牛サニーを出産した。オリンペはその後もう1頭を出産し、その牛はリンゼイの妹の名前からカリンと名付けられた。更にサニーも雄牛と雌牛を1頭ずつ出産。祖父母の名前からそれぞれドン、シャーリーと名付けられている。

2009年、今度は世界王者になった記念として山羊を受け取ったリンゼイは、その子山羊をもう1人の妹の名前からローラと名付けた。現在、彼女の所有する牛と山羊はオーストリア・キルヒベルク付近で飼育されている。

尚、今シーズンもヴァル=ディゼールの勝利後に子牛を贈られている。この子牛は彼女を担当する理学療法士リンゼイ・ウィニガーの名前からウィニーと名付けられた。

リンゼイとウィニー © ASP Red Bull/Red Bull Content Pool

愛犬レオ

2014年1月、リンゼイは生後9ヶ月の子犬レオを動物保護施設から迎え入れた。公園に捨てられていたレオは交通事故に遭い、リンゼイ同様、膝の手術を受けていた。同じ苦しみをシェアできるレオはリハビリ生活を送るリンゼイにとって大きな励みとなり、レオはのちにセレブ的知名度を誇るまでになった。現在レオは12000人以上のフォロワーを持つInstagramアカウントを所有している。

ロジャー・フェデラー

テニスをたしなむリンゼイは、ロジャー・フェデラーの大ファンとして知られており、彼の試合がある時は夜中でも観戦する。2009年に念願の初対面を果たした彼女は、その後フェデラーの試合に何度も足を運んでいる。昨夏には標高3454mのスイス・アレッチ氷河でエキシビションマッチを行い、この試合はフェデラーが勝利したが、リンゼイも負けず劣らずの実力を発揮した。対戦の様子はこちら。

5人兄妹

リンゼイ・ボンには2人の妹、2人の弟がいる。全員がウィンタースポーツ好きで、弟リードはスキーヤーとして活躍した経歴を持つ。ミネソタ出身の姉カリンは現在フロリダ在住で、妹ローラはイタリアに住んでいる。24歳のローラと弟リード、ディランは3つ子で、カリンはリンゼイにそっくりで双子のような容姿をしている。

映画デビュー

リンゼイは米国テレビ番組「ロー&オーダー」の大ファンで、放映中は寝る前やワークアウト中に欠かさず見ていたようだ。この番組は2010年に終了したが、リンゼイはその最終話に教員組合のアシスタントスタッフ役でゲスト出演し、学校を爆破するという脅迫状を送ってきた犯人の発見に力を貸した。出演後は「演技を学ぶのも悪くないかも」とコメントし、女優としてのキャリアの可能性も匂わせた。

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