プロライダーが教えるベストパウダースポット

プロライダーのお気に入りのパウダースポットを紹介する。
ジルブレッタのツリーランに挑むセビ・ガイガー © Christoph Schöch
By Jason Horton

地球の温暖化が進む中、パウダーを求める人たちはディープで冷たい雪を必死に探し続けているが、困った時はその道のプロに訊くのが一番だ。今回はトップライダー5人にお気に入りのパウダースポットを教えてもらった。

イーロ・エッタラ:旭岳(日本)

「俺が一番気に入っているパウダーは北海道の旭岳だね。ゴンドラは1本しかないけれど、フレッシュなパウダーのツリーランのルートが何本もあるし、ライダーの数も少ない。俺たちはいつも旭岳の真横のロッジに泊まるから、毎朝ゴンドラまで歩けるし、車を借りる必要もない。ここ3年間、2月はずっと雪に恵まれていたから、毎日フレッシュなパウダーが楽しめた。本当にオススメだよ」

北海道最高峰の旭岳は本格的なスキーリゾートではないが、大雪山国立公園の一部となっている。施設も少なく、ナイトライフも楽しめないが、最高のパウダーが楽しめる。

Freestyle.chのセブ・トゥーツ © Danny Burrows

セブ・トゥーツ:ウィスラー(カナダ)

「僕が一番気に入っているのはウィスラーだね。エリアが広大で、最高のツリーランが楽しめる。他のスキーリゾートと同じで、上に登れば登るほど、フレッシュなパウダーが楽しめるよ。食事も美味しいし、地元の人たちも最高だ」

ウィスラーは世界最高のスキーリゾートとして名前が挙がることが多い。雪の多さ、様々な地形が楽しめる広大なエリア、世界最高のスノーパーク、そして高速リフトとレクリエーションの多さなど、すべてが揃ったメガリゾートとして知られている。

ジョン・ジャクソン(2013年) © Tim Zimmerman/Red Bull Content Pool

ジョン・ジャクソン:白馬八方尾根(日本)

「日本にはトップレベルのスキーリゾートがいくつかある。常に雪が降っていて、人も少なく、どういう訳か既存のコースを外れるライダーの数が少ないから、すぐにパウダーを見つけられる。本当に目の前に広がっているんだ。最近のお気に入りは八方尾根だね。急傾斜で素晴らしい地形だよ。スキーリゾートからすぐにバックカントリーに挑める。ここでライディングして、日本でアラスカが体験できることを知ったんだ」

東京から車で数時間の距離にある八方尾根は日本アルプス最大のスキーリゾート。周辺のバックカントリーでは深いパウダーでスリリングなライディングが楽しめる。

『Art of Flight』プレミアを訪れたマーカス・ケラー © Lorenz Richard/Red Bull Content Pool

マーカス・ケラー:ダボス(スイス)

「俺のお気に入りのパウダーリゾートはダボスだね。ここに7年住んでいるけれど、自分のホームだと思っているし、最高のスポットだと思う。複数の山と谷があるから、あらゆるツリーランが楽しめる。ビッグラインやキッカーなど様々な地形が揃っているし、複数の山にリフトで簡単にアクセスできるから、人混みから逃れることもできる。俺のオールタイムフェイバリットだよ」

『World Snowboard Guide』が「スイス最高のスキーリゾート」と称賛するダボス。ここの5つの山にまたがるエリアにはありとあらゆる自然・人工地形が揃っている。素晴らしいパウダーが楽しめるが、ヨーロッパの裕福な人たちのリゾート地としても知られているので、毛皮のコートとシャネルのゴーグルを用意した方が良いだろう。

パット・ムーア © Marv Watson/Red Bull Content Pool

パット・ムーア:スコーバレー(米国)
「地形が気に入っているからスコーバレーを選ぶよ。グラナイトチーフはスケートパークみたいで、ヒットやクリフが豊富に揃っているし、リフトの上からヤジも飛ばせる」

カリフォルニア州に位置するスコーバレーは、タホ湖周辺のスキーリゾートで、周辺の他のリゾートよりも地形の種類が豊富に揃っている。スピーディーなライディングが楽しめるスコーバレーは積雪量の多さ(11m)と天候の良さ(年間300日が晴れ)でも知られているため、晴天の中でパウダーを楽しみたい人にオススメだ。

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