アートボード:ショフ

暗闇に弾ける色彩をもたらす英国人ライダー/アーティスト
制作中のショフ © Schoph
By Jason Horton

英国・イングランド北部出身の男性は、自分が明確な特徴を持つ人種であることを誇りにしている。勤勉、質素、そして、寡黙。ドライなユーモアを持ち合わせ、かつて彼らが従事していた炭鉱現場のようにその人生観は時としてダークだ。

ショフはそうした性格をすべて兼ね備えている。彼は炭鉱と釣り船が似合う屈強のヨークシャー男児だ。

しかし、ショフが選んだのはスノーボードへの道だった。ライダーとしてキャリアをスタートさせた彼は、その後は自身のクロージングレーベルDalikfoddaのデザイナーとして、そして今は長年彼のスポンサーを務めるDragonのコラボレーションアーティストとして、スノーボードに関わり続けている。

『Elders』(2013) − ペイント・合成樹脂・シルクスクリーン

彼は『ゲーム・オブ・スローンズ』のエピソードに出てくる「壁」を護っていてもおかしくないような男性だが、そのルックスとは対照的に、彼の作品はカラフルで活き活きとしたエナジーに満ちている。

『Puppets』(2014) − ミクストメディア © Schoph

最近はアートワークにどう取り組んでいますか? 新しい変化はありましたか?

去年の10月から各地を回っているよ。アメリカとヨーロッパでスノーボードをやったり、俺をサポートしてくれているブランドとの仕事と並行して、他から依頼されているプロジェクトをこなしたりしている。現在関わっている仕事は、合成樹脂のレイヤー、油性ペイント、コラージュを使った実験が土台になっている。どれも自分が聴いている音楽から影響を受けたものばかりだね。

ショフ © Schoph

Dragonとはどんな仕事を?

今年はDragonと一緒に自分のシグネチャーラインをふたつのスタイルで発表する予定さ。Mr Blonde Sunglassの新作とNGX Shred Goggleだ。ライダーとしての俺にとってDragonは長年のスポンサーだし、今ではアーティストとしての俺を彼らにサポートしてもらえていることをありがたく思っているよ。2014/2015シーズンのラインナップにも参加させてもらえたしね。

『Skull Thirteen』(2013) − ペイント・合成樹脂・シルクスクリーン © Schoph

何があなたをインスパイアさせ続けているのでしょうか?

今の自分の状態、それまでの状態 − つまり自分の精神状態やムードがとても大事だ。周囲の環境の様々な側面からインスピレーションを得ることもある。インスピレーションはすべて頭の中にあって、色々なものがその引き金になるんだ。見るもの、聞くもの、人々の在り方、周囲の環境とかがね。俺のインスピレーションがどこからやってくるのかを明確に定義するのは本当に難しいな。ただ自分の意識に対してオープンでいるだけだね。俺はかなりのビジュアルシンカーだし。インスピレーションというものはやってくる時にやってくるものさ。

あなたに影響を与えている存在をふたつ教えてください。ひとつはスノーボードシーンから、もうひとつはそれ以外からでお願いします。

シーン以外ならBlack Sabbathのアルバム『Black Sabbath Vol 4』。シーンの中から挙げるとすれば、クリエイティブな表現を自分のものにしているすべての人たちだね。

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