雪山に持って行きたい注目の新製品 Part 1

2015-2016シーズンに発売予定の雪山対応製品を紹介する。
注目の新製品 Part 1 © Jason Horton
By Jason Horton

雪山を滑り降りるあの感覚は常にフレッシュだが、私たちが使用するギアは経年劣化する。毎年、見本市SIAとISPOでは、雪山に革命を起こすことを目的とした数多くの新製品が発表される。今回はその中で注目の新製品を紹介する。

 

ドローン

Hexo + © Hexo+

GoProによって革命が起きたことは誰も否定できない。個人で使用できるこのアクションカメラは世界の見方を変え、今まで存在しなかった新しいタイプの映像作家たちを生み出した。しかし、自撮りの世界は急速に進化している。ヘルメットや自撮り棒の時代は終わりを告げ、個人用ドローンの時代がやってきた。

シンプルにカメラをドローンに接続し、スマートフォンでフレーム設定をすれば終わりだ。ドローンが自動的に山を滑り降りる自分を撮影してくれる。ただし、これはスキーリゾート側が許可している場合に限る。いくつかのスキーリゾートは既にドローン禁止を発表している。

いずれにせよ、現在は数社が市販に向けて開発に取り組んでいる。特に期待したいのが、スノーボードのPOV映像の雄、グザヴィエ・ドゥ・ラ・リューが設立者のひとりとして名を連ねているHexo +だ。

 

地図アプリ

Fatmap © Jason Horton

スキーリゾートのトレイルマップを表示するというコンセプトが登場してからしばらく経つが、地図オタクたちを動かすまでにはある程度の時間が必要だった。

スイス・ヴェルビエの頂上の誰も手を付けていないパウダーを目の前にしているとしよう。パウダーは素晴らしいとしても、自分が山に詳しくない場合、通常は自分の知らないエリアに挑戦するか(オススメしない)、コースに沿って滑り降りるかのどちらかになる。しかし、GPS対応のスマートフォンアプリFatmapがあれば、HDの3D映像で地形がフライスルー表示され、自分のラインを選択できるようになる。

Fatmapは地形を詳細に表示する他、雪崩の可能性があるエリアやクレバスエリア、傾斜角度なども表示するため、バックカントリーでのフリーライディングに革命を起こす存在と言えるだろう。しかし、バックカントリーのライディングは危険なので、経験豊かなガイドを必ず帯同させて欲しい。

Fatmapには他にも自分のライディングを追尾したり、自分の仲間の位置を確認したりするための数多くの機能が揃っているが、とにもかくにも一番の魅力はその3Dのフライスルー表示だ。

 

感光ゴーグル

Dragon Transitions® Adaptive Lens © Jason Horton

これはゴーグル業界における待望のテクノロジーと言えるだろう。光は大切だ。光があれば自分がどこでライディングしているかが把握できる。しかし、光の問題、特に山での問題は、その具合が常に変化するということで、通常は数種類のレンズを用意しなければならない。

近年、各ゴーグルメーカーはレンズの互換性の改良に努力を続けてきた。しかし、光発色性のレンズが1960年代から存在していたのにも関わらず、感光性のゴーグルは今まで存在しなかった。

そこで登場したのが、Dragon社のTransitions® Adaptive Lensだ。周囲が薄暗い場合、レンズはイエローだが、紫外線が強くなると同時にレンズが暗くなっていく。つまり、これがあればいつでもその場に適したレンズが選ばれていることになる。

Part 2Part 3も是非チェックしてもらいたい。

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