雪山に持って行きたい注目の新製品 Part 2

2015-2016シーズンに発売予定の雪山対応製品を紹介する。
注目の新製品 Part 2 © Jason Horton
By Jason Horton

雪山を滑り降りるあの感覚は常にフレッシュだが、私たちが使用するギアは経年劣化する。毎年、見本市SIAISPOでは、雪山に革命を起こすことを目的とした数多くの新製品が発表される。今回はその中で注目の新製品を紹介する。

 

スタビライザー

StabCam © StabCam

「安定してブレない映像」はスノーボードの映像を撮影する人たちにとっては至高を意味する。自分の映像にふさわしいプロのような洗練性を与えるのは非常に重要だ。しかし、ステディカムのようなスタビライザーはサイズや重量、そして価格的に一般人は中々手を出せない。しかし、カメラと同様にスタビライザーも軽量・低価格化が進んでいる。

近年は下部にバランサーがついたコンパクトなスタビライザーが低価格で売られており、使用方法も簡単だ。しかし、雪山を猛スピードで滑り降りる時にはあまり役に立たない。そこでチェックしてもらいたいのがStabCamだ。モーションセンサーやモーターを組み込んだこの超軽量のスタビライザーは、GoProのすべての防水ハウジングやアクセサリー(ヘルメット、吸盤、スティックなど)に対応しており、上下動が激しいライディングでもスムースな映像の撮影が可能になる。しかも、フォローミー機能がついており、撮影対象のスマートフォンのGPSに同期させれば、常にフレームの中央に対象を入れながら、カメラのパンやティルトが行える。

残念ながらまだ開発段階(Kickstarterで発表予定)で、既に複数のモーター駆動のジンバルが競合他社からリリースされているが、山でのパフォーマンスに特化したStabCamは待つ甲斐が十分にありそうだ。

 

デジタルカメラ

DxO One © DxO One

クオリティか利便性か? フォトグラファーなら誰でもこの点で悩むだろう。山での撮影なら尚更だ。優秀なデジタル一眼レフと大量のレンズのセットは本格的だがかさばり、ハイクオリティなコンパクトカメラもスマートフォンのように簡単にポケットに入れられるようなサイズではない。しかし、スマートフォンはこのような本格的カメラのクオリティには敵わない。

そこで登場したのがDxO Oneだ。これはデジタル一眼レフレベルのセンサーが内蔵された小型カメラで、スマートフォンに接続して使用する。高速F1.8レンズ、アプリ経由のフルマニュアル操作、画素数20.2メガピクセル、1型センサーなどが特徴だ(現時点で世界最小の1型センサーカメラ)。また240fpsの高速映像の撮影も可能なDxO Oneには、ハイエンドなカメラに求めるすべての機能が備わっており、しかもサイズはスマートフォンより小さい。

レンズとセンサーだけに絞り込んだハイエンドカメラというコンセプトは素晴らしい。その他の機能はすべてスマートフォンが担っているが、いずれにせよスマートフォンは持ち歩くので問題にはならないだろう。

 

インヘルメットオーディオ機器

最新のインヘルメットオーディオ © Outdoor Technologies CHIPS®/Poc’s Receptor BUG helmet

ヘッドフォンとヘルメットの組み合わせは別に目新しくないが、山での音楽体験をネクストレベルへ引き上げる新製品が数種類発売される予定だ。

Outdoor Technologies CHIPS®はBluetooth対応のワイヤレスヘッドフォンで、使用方法は簡単だ。Bluetooth対応のオーディオ機器とリンクさせ、イヤフォンなどが収納できるヘルメットに装着するだけだ。ケーブルレスで、グローブをしていても再生・停止、音量調整、電話応答、トラックスキップなどが行える大きいボタンがついている。

また、PocのヘルメットReceptor BUGはBluetooth非対応で、グローブで操作できるボタンもないが、Beats By Dreのロゴが両耳に施されており、ハイクオリティな音質を誇る。何はともあれ音質だという人にはオススメだ。

Part 1Part 3も是非チェックしてもらいたい。

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