KEEP SNOWBOARDING

元ライダーの雑誌編集長が綴る SNOWBOARDING IS MY LIFE. Vol.72
Nicolas Müller © Scott Serfas/Red Bull Content Pool
By 野上 大介

 

スノーボードと出会ってから24年という月日が経過した。

女の子にモテたくて、ゲレンデでナンパしていた時期もあった。上手くなりたくて、ガムシャラに滑り込んでいた頃もあった。ライダーとして、大会で負けられない重圧を感じていた時代もあった。編集者になり、筋肉痛や腰痛と格闘しながら滑っていた冬もあった。ときにはライディング以上に、酒や温泉を求めて旅に出ることもあった。膝に大ケガを負ってしまい、滑ることが許されないシーズンもあった。脚が思うように動かず、滑ることにストレスを感じていたときもあった───。

そして現在。雪には恵まれていないが毎週、雪山へ足を運んでいる。今もなお、上手くなりたくて仕方ない。そして、楽しくて仕方ない。ディープパウダーがなくたっていい。アイスバーンでもいい。壁があれば当て込むし、なければリバースターンだって面白い。膝が完治していないから大きく飛ぶことはできないけど、治療を続けていけば、再び宙を舞うことだってできるかもしれない。

そんな日を夢見ながら、これから先も滑り続ける。

滑ることが楽しいのはもちろん、その魅力を伝えることも面白い。ライディングに明け暮れながら発信し続けていくのだろう。

これを読んでくれているみなさんも、滑り続けてほしい。

Keep Snowboarding.

 

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野上大介(Daisuke Nogami)

スノーボード専門誌「TRANSWORLD SNOWBOARDING+」編集長。1974年、千葉県生まれ。全日本スノーボード選手権大会ハーフパイプ種目に2度出場するなど、複数ブランドとの契約ライダーとして活動していたが、ケガを契機に引退。現在に至る。アクション&アドベンチャースポーツのインターナショナル・フォト・コンペティション「Red Bull Illume Image Quest 2013」の日本代表審査員。また、ソチ五輪スノーボード競技におけるテレビでの解説やコメンテーターとしても活動するなど、その幅を広げている。

 

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