標高差が楽しめるスキーコース ベスト6

世界各地に存在する標高差が楽しめるスキーコースを一挙紹介!
モンブランの威容 © Massimo Merlini/Getty Images
By Riikka Rakic

 スキーのロングコースが嫌いという人はいないだろう。スキーファンならば、たとえ太ももが酸素不足で悲鳴を上げ、心が苦痛から逃れたいと訴えてくることになるとしても、パーフェクトなターンが延々と続くコースに挑みなくなるはずだ。

この時期になっても、シャモニーのヴァレ・ブランシュなど、スキーが楽しめるロングコースはまだまだあり、逆にインドのグルマルグなどはこれからシーズンがスタートする。

今回は標高差が楽しめるスキーコースを紹介するために世界各地を調べてみたが、スキーコースは様々な条件を考慮しなければならないので、今回はカテゴリ別に紹介していく。

1:リフト付きオフピステ / ヴァレ・ブランシュ(フランス)

エギーユ・デュ・ミディ © Filmuphigh.com/Getty Images

 フランスのシャモニーが誇るオフピステ、ヴァレ・ブランシュのロングコースの標高差は2,755m。ケーブルカーでエギーユ・デュ・ミディを登って標高3,790m地点からスタートし、標高1,035m地点の鉄道駅モンタンヴェールまで一気に滑り降りることができる。氷河の谷を抜けるこのオフピステには多種多様なコースが用意されており、その最長コースは全長22kmもあるため、ヴァレ・ブランシュは世界最大の標高差を楽しめるリフト付き最長コースとして知られている。

注意:高地の氷河地帯は天候も不安定でクレバスの危険もあるため、ヴァレ・ブランシュを楽しむには経験豊かなプロガイドの同伴が必須。

2:リフト付きオンピステ / マッターホルン(スイス&イタリア)

ツェルマットのゴルナーグラート登山鉄道駅 © Gornergrat Bahn/Zermatt

 オンピステで標高差が楽しみたい人にはマッターホルンがオススメだ。ケーブルカーで標高3,820mのクライン・マッターホルンまで登り、2,269mの標高差を楽しみながら全長13kmのオンピステを滑り降りて、麓の町ツェルマットに向かう。また、頂上付近から左のコースを選択すれば、イタリア側の斜面を下りて、麓の町ヴァルトゥルナンシュに向かうことも可能だ。

3:オンピステ最長コース / ラルプ・デュエズ(フランス)

ラルプ・デュエズ © Kenneth Cox/Getty Images

 標高差よりも距離を楽しみたいという人は、ラルプ・デュエズのサレンヌに向かおう。オンピステ最長となるこのコースは、標高差2,000m・全長16km~19kmとなっており、持久力が問われることになる。

4:北米最大のリフト付きオンピステ / レベルストーク(カナダ)

レベルストークのバックカントリー © Ryan Creary/Getty Images

ヨーロッパだけではなく北米にもロングコースは存在する。ブリティッシュコロンビア州のカナディアン・ロッキーに位置するレベルストークはスタート地点が標高2,495m、ゴール地点が標高782mと、北米最大の標高差1,713mを誇る。ゴンドラを降りたあとは、複数のオンピステ・オフピステのコースが用意されているが、丁寧に整備された全長15.2kmの初心者向けオンピステでも十分なスリルが味わえるはずだ。

5:リフト付き世界最高峰 / エルブルス山(ロシア)

夕暮れのエルブルス山 © Anton Petrus/Getty Images

 これまで紹介してきたコースの標高差では満足できないという人は、ヨーロッパ最高峰のひとつ、ロシア・エルブルス山に建造中のコースを試してみるのはどうだろうか。今冬のオープンが予定されているこのコースはゴンドラで標高3,847mまで到達できるため、エギーユ・デュ・ミディの記録を更新することになる。

6:世界最高峰スキーリゾート / グルマルグ(インド)

グルマルグのスキーヤー © Christian Aslund/Getty Images

 世界一高い位置にあるスキーリゾートは実はインドのグルマルグにある。このスキーリゾートが擁するリフトの中には、標高3,979mまで向かうものもある。また、昔ながらのソリ遊びなども楽しめるこの最高のスキーリゾートでは猿の姿も確認できる。

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