『The Fourth Phase』最新トレーラーが公開!

10月に公開されるスノーボーダー、トラヴィス・ライスの最新作の最新トレーラーが到着した。
By Josh T. Saunders

 2016年10月2日が待ちきれない。この日、制作期間4年をかけたトラヴィス・ライスの新作映像『The Fourth Phase』がようやく世界に公開される。スノーボードシーン最大の注目作であり、世界中でハイプを生み出しているこの作品は、前作『The Art of FLIGHT』の完成直後にアイディアが生まれたもので、彼がそのアイディアを形にすべく重ねてきた4年間の旅の記録は、ウィンタースポーツに大きな足跡を残すことになるだろう。

上に紹介している映像は10月に公開される本編のオードブルと呼べるもので、我々の食欲を大いにそそってくれる。シネマティック・マスターピースと呼べる『The Fourth Phase』は、スノーボードシーンを知的に捉えた作品であり、このシーンを再定義するプロジェクトだ。ひと言で言えば、「最高!」だ。

 今回のトレーラーでは、ライスが『The Fourth Phase』のテーマについて細かく説明しており、彼が何を考えてこの作品に取り組んだのかが分かるようになっている。地球の水の循環 − これは学校の理科の授業で学ぶことだが、これこそがライスとクルーが体験し、マスターしようとしたことだ。ライスはこの作品で地球の上を循環する水そのものになることを目指したのだ。しかし、それが一体何を意味するのだろうか…? 答えはライスだけが知っている。

2013年、ワイオミング州ジャクソンのバックカントリーを大先輩であるブライアン・ノグチと攻めていたライスは、地球が自分をスノーボーダーとして存在させてくれる理由を見つけるために、雪が溶け、氷になり、それが川となって海へ流れるという水の循環を自ら追いかける全長16,000マイル(25,600km)の太平洋沿岸を巡る旅を思いついた。これは正気の沙汰ではない。しかし、ただのロードムービーではない。当然ながら我々が期待するパウダーライドも含まれている。

 

『The Fourth Phase』は北太平洋沿岸を巡りながら各地の雪嵐が生み出す様々な表情を間近で捉えることを目的とした作品で、このために最高の仕事をしてくれる最高のスノーボーダーたちと、シーン屈指のプロダクションチームが集まってくれた


トラヴィス・ライス


ライスはライダーやクルーと共にこの旅を進めていった。今回のプロジェクトには不可欠な存在だったHD撮影チームに加え、マーク・ランドヴィック、エリック・ジャクソン、ブライアン・イグチ、パット・ムーア、ミケル・バン、ジェレミー・ジョーンズ、ヴィクトル・ドゥ・ラ・リュー、ベン・ファーガソンなどのトップライダーたちが同行した。

以下のトラヴィス・ライス関連の記事もチェック!


トラヴィス・ライスは彼らについて「『The Fourth Phase』は北太平洋沿岸を巡りながら各地の雪嵐が生み出す様々な表情を間近で捉えることを目的とした作品で、このために最高の仕事をしてくれる最高のスノーボーダーたちと、シーン屈指のプロダクションチームが集まってくれた」と説明する。ライスは我々のような一介のスノーボーダーたちを導くヴィジョナリーでありながら、いつまで経ってもこのような謙虚で地に足の着いた姿勢を崩さない。

 

観客を山あり谷ありのリアルな旅へ連れ出す作品だ。作品の中心には、この世の果てとも言える場所で繰り広げられた見事なスノーボードアクションが据えられているが、同時に感情豊かな人間らしいストーリーも盛り込んでいる


ジョン・クラツキーウィクツ監督


ライスの双肩には大きな期待がかかっている。そして、彼は世間が何を求めているかを理解している。『The Art of FLIGHT』がシーンに大きなインパクトを与えたことで、世間が更に上を求めていることを知っているのだ。その期待に応えるべく彼が制作したのがこの先進的な作品『The Fourth Phase』であり、更には折衷主義のオーディオ・ランドスケープを得意とするKishi Bashiの楽曲も用意してくれた。ライスは10月の公開に向けて我々と同じく興奮しているのだ。

 『The Fourth Phase』に対する世間の期待がここまで大きいのは、ライスという男がこれまでの人生を通じてありとあらゆる基準を上回ってきたことが理由だ。そして、その彼が自信を持っているということは、『The Fourth Phase』が圧倒的な内容に仕上がっていることの証拠と言えるだろう。10月を楽しみに待ちたい。

read more about
Next Story