『The Fourth Phase』がLAでプレミア上映!

Red Bull TVで10月2日にストリーミングされるトラヴィス・ライスの最新映像のプレミア上映がLAで開催され、レッドカーペットデビューを果たした。
ロサンゼルスのプレミア上映に集まったクルー © Colin Young-Wolff
By Theo Lewitt

『The Fourth Phase』のような映像作品は通常の映像作品よりも多大な労力が必要となる。長年をかけて世間からの期待が雪だるま式に大きくなっていたことも踏まえると、トラヴィス・ライスとクルーが全力を尽くして雪山の世界を他とは違う形で表現しようとしたのは当然と言えるだろう。ライスは『The Fourth Phase』をこれまでの自分の集大成と位置づけている。そう、これは彼の最高傑作なのだ。

「4年前、僕はこの作品をどのようなものにしたいのか色々と考えていた。そして完成した今、僕はこの作品を、過去作品を進化させたものとして捉えている。これまでの全作品は、このレベルの作品を生み出すために必要な過程だったんだ」

僕は『The Fourth Phase』を、過去作品を進化させたものとして考えている。これまでの全作品は、このレベルの作品を生み出すために必要な過程だったんだ

トラヴィス・ライス

そして先日、『The Fourth Phase』がロサンゼルスのShrine Auditoriumでプレミア上映された。Shrine Auditoriumは、アカデミー賞授賞式、NBAレイカーズの試合、そして1933年の映画『キングコング』のプレミア上映など、ありとあらゆる素晴らしいイベントをホストしてきた歴史ある劇場で、ハリウッドを体現している存在と言える。『The Fourth Phase』の圧倒的な雪山の映像を披露するにはパーフェクトなロケーションだった。

ライスの発言にある “進化” とは、スノーボードシーンにおけるあらゆる側面の限界をプッシュすることを意味する。そして、テクノロジー、撮影クルーとライダーの才能、そしてロケーションなど、この作品のすべてはその目標を見事に達成している。しかし、ライスにとってこの作品は、そのテクノロジーやロジスティックスほど複雑ではない、至ってシンプルなものだ。「結局、僕はスノーボードが好きだってこと。それだけさ。その気持ちが『The Fourth Phase』のような作品を生み出すためのモチベーションとインスピレーションになっている。この作品は、地球最高のロケーションに出向いてスノーボードを撮影しようっていうシンプルなアイディアから生み出されたものなんだ」

『The Fourth Phase』のプレミア上映に集まった人たちからの反応は控え目に言っても「熱狂的」だった。出席したライス、マーク・ランドヴィク、エリック・ジャクソン、ブライアン・イグチ、パット・ムーア、ベン・ファーガソン、ジェレミー・ジョーンズなどに対し上映前と上映後に起きた盛大なスタンディングオベーションからは、アフターパーティだけを目当てに集まった人などひとりもいないことが理解できた。楽曲提供をしたKishi Bashiによるライブ劇伴とスクリーンに誰もが全神経を集中させていた。

上映前のライスは『The Fourth Phase』がこれまでの作品とは異なっているため、観客がどう反応するのか分からないとしており、「僕がこれまで手がけた作品よりもパーソナルなものだし、スノーボーダーとしての僕たちのありのままの姿を捉えることに全力を尽くした。だから、僕たちの世界の外側に住む人たちがどう反応するのかすごく興味があるんだ」とコメントしていた。

しかし、もうその心配をする必要はない。『The Fourth Phase』は最高の作品に仕上がっている。

『The Fourth Phase』は10月2日にRed Bull TVでプレミアストリーミングされる。TheFourthPhase.comで先行予約も可能。

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