スポンサーが付くべきスノーボーダー Part 1

現在スポンサーが付いていない天才スノーボーダーたちを紹介!(スポンサーの皆様、よろしくお願いします!)
スポンサーが付くべきライダーは誰? © Jason Horton
By Jason Horton

 プロスノーボーダーになるのが難しい時代を迎えている。2014年の調査ではスノーボードは冬季オリンピックの中で最も知名度が高い種目であるという結果が出ているが、スノーボード人口は2007年をピークに減少傾向にある。

ギアの売り上げの落ち込みは業界を激しく痛めつけており、その結果、多くのブランドが倒産し、生き残っているブランドもマーケティングの予算を大幅に削減している。よって、ライダーがスポンサーを獲得することはこれまで以上に難しくなっている。

つまり、この世の中に存在する数多くの才能溢れるライダーの大半が、「スポンサーのため」という理由でライディングしていないのだ! というわけで、スポンサーの皆さんの手間を省くために、プロ契約がふさわしいライダーをこちらで10人ピックアップすることにした。今回はPart 1として5人を紹介する。

マックス・パロット(Max Parrot)

Hey China 😁

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 プロ契約をしていない数多くのライダーの中で、この22歳のフランス系カナダ人については「なぜスポンサーがついていないんだ?」と首をかしげずにはいられない。Instagramを見れば、彼が「見過ごされている」存在だということがすぐに分かるはずだ。オリンピック出場経験を持ち、X Gamesで3個のゴールドメダルを獲得している彼は間違いなく今が旬のライダーだ。しかも、昨シーズンに世界初となるクワッド・キャブ・アンダーフリップもメイクしている。以上を踏まえると、彼が大会の賞金だけで十分生活できていることは分かるが、頭の上からボードまでブラックの彼のギアにスポンサーのロゴがひとつくらい入っていても悪くないだろう。

ジェローム・マチュー(Gerome Mathieu)

. Gérôme Mathieu slashing the shit out somewhere in Chile! - @geromemathieu

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スタイリッシュでパワフルなフランス人フリースタイラーのマチューは、現在のスノーボード業界の苦境を見事に表している存在だ。ほんの数年前までNIKEとAPOがスポンサーについており、その実力にふさわしい報酬を受け取っていた彼だが、両ブランドが撤退したあとは一気にペースを落としており、2014年以来、目立ったビデオパートは制作されていない。とはいえ、Verdad Snowboardsに最近参加したというグッドニュースも届いているので、マチューの復活に期待しよう。

エラン・ブシェル(Elan Bushell)

 プロライダーのマヌエル・ディアス(Manuel Diaz)にスポンサーがついていないベストライダーは誰かと質問した際、彼がピックしたエラン・ブシェルについて我々は何も知らなかった。ブシェルもまた、陰のヒーローと呼べるひとりだ。ワシントン州のスティーブンス・パスを拠点にパウダーを追い続けているブシェルは、2013年にスノーボードのビッグネームさえも憧れる『Transworld Snowboarding』誌の表紙を飾り、ノンプロライダーでありながら、シーンから注目を集めた。

マーカス・オリムスタッド(Markus Olimstad)

Double backflip from rk1 session at @hovdenparken go to twsnow.com and check out the story of rk1🔜🔜 photo: @tengsphoto

Ein von Markus Olimstad (@markusolimstad) gepostetes Foto am

ノルウェーはワールドクラスのスノーボーダーを次々と輩出する国として知られているため、その中で数人のライダーを見過ごしてしまうのは理解できる話だ。また、ノルウェーのライダーたちはスポンサーがついているかどうかをさほど気にしていないように思える。彼らは大会や撮影に参加すれば必ず活躍するので、彼らの元には自然にチームマネージャーやエージェントが集まるのだ。そんな彼らの中で注目すべき存在がマーカス・オリムスタッドだ。あのトルゲイル・ベルグレムも彼にはもっとスポンサーがつくべきだと発言している。尚、類い稀なスキルを持つパークライダーで、スケーターとしても知られるオリムスタッドは現在RK1と活動を共にしている。これだけでも彼の実力は十分に伝わるはずだ。

サニ・アリバビック(Sani Alibabic)

 プロライダーからチームマネージャーへの転身は、スポンサーがつかなくなったライダーの典型的なルートだが、オーストリア出身のサニ・アリバビックはそのルートを辿ったライダーの中でベストと言える実力を持っている。年齢を感じさせないスタイリッシュなライディングを誇るアリバビックは、今から10年以上前はBurtonがスポンサーについていたプロライダーだったが、その後Burton、そしてNIKEのチームマネージャーへと転身した。しかし、NIKEがスノーボードから撤退したため、アリバビックは再び職を失っている。彼がプロスノーボーダーとして復活することがあれば、真の「カムバック」になるだろう。スポンサーが付くことを願わずにはいられない。

Part 2は近日公開予定。

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