『The Fourth Phase』の出演ライダーを紹介!

トラヴィス・ライスの最新映像に出演しているトップライダーたちを紹介する。
By Theo Lewitt

 トラヴィス・ライスについてはほとんど説明する必要がないだろう。ライスはそのカッティングエッジでパワフルな映像作品の数々で世界中のスノーボーダーたちに多大な影響を与えてきた。スノーパトロールからキャリアをスタートさせたワイオミング州出身のこの天才は、スノーボードのほぼすべての側面に積極的に関わり、未開のスポットを巡りながら、このスポーツの新たなる地平線を切り拓いてきた。スノーボードに乗っている時も、そうでない時も、ライスはアドベンチャーをあらゆる面で体現してきた人物だ。

ほとんど説明する必要がないと言いながら少し説明してしまったが、ライスは上記のような活動をたったひとりでやってきたわけではない。ライスはベスト・オブ・ベストと呼ばれるスノーボーダーたちと共に、その瞬間の体験を最大レベルにまで高めてきた。若きライスに影響を与えたレジェンドライダーから、ライスが影響を与えている若手ライダーまで、ライスのチームはそれぞれが強烈なスタイルを持ったインターナショナルライダーで構成されている。

リッジの上に立つトラヴィス・ライス © Scott Serfas/Red Bull Content Pool

上の映像でチームメンバーを確認したあと、下記の各メンバーの紹介文を読み進めてもらいたい。彼らに興味を持った人は(必ず持つはずだが)TheFourthPhase.comで本編を購入しよう!

ベン・ファーガソン

ベン・ファーガソンはハーフパイプ・ダイナマイトと呼べるライダーだが、彼をハーフパイプ専門のライダーと考えるのは大間違いだ。雪山のあらゆる地形に問題なく対応できる彼は、年齢以上のテクニックを誇っている。現在21歳のオレゴン州生まれのトップライダーとして知られるファーガソンは「要チェック」リストの上位がふさわしい存在だ。

ワイオミング州ジャクソンのベン・ファーガソン © Zimmerman

 マーク・ランドヴィク

ライスの映像作品『That’s It, That’s All』、または『Art of FLIGHT』を観たことがあるという人は、ランドヴィクを知っているだろう。アラスカ生まれのこのライダーはライスの旅のほぼすべてに同行し、シーンを代表するパワーライドを披露してくれている。

豪快なエアをメイクするマーク・ランドヴィク © Yoshida

ジェレミー・ジョーンズ

ジェレミー・ジョーンズという名前はこの数十年に渡り、「ビッグマウンテン・スノーボード」と同義であり続けており、スノーボードというスポーツをユニークな形で体現してきた。カリフォルニア州トラッキーに拠点を置いている彼は、世界各地の辺鄙なスポットを巡り続けており、その活動によって、National Geographic Adventurer of the Yearを受賞している。また、ジョーンズはProtect Our Wintersと呼ばれる環境保護団体も通じて、ウィンタースポーツコミュニティ全体にも貢献している。ビッグマウンテンを舞台にした映像には欠かせない人物と言えるだろう。

カナダを攻めるジェレミー・ジョーンズ © Scott Serfas

パット・ムーア

パット・ムーアは年間最優秀ライダーに毎年ノミネートされることが運命づけられているライダーだ。手がけた映像作品は常に話題となり、これまでに獲得したメダル数も多い彼が毎年ノミネートされるのはサプライズではない。アーバンライドを得意とする彼は、その美しいスタイルと豪快なトリックで世界中のアーバンライダーたちを魅了しているが、『The Fourth Phase』ではバックカントリーを攻める姿が確認できる。

ワイオミング州でエアをメイクするパット・ムーア © Scott Serfas

 ミッケル・バン

若きノルウェー人ライダーのミッケル・バンは、年齢以上の経験とキャリアを誇るライダーだ。現在26歳のバンだが、プロライダーとしてのキャリアは既に10年近い。元々はスロープスタイル専門だったバンだが、近年はその才能を様々な映像に活かすようになっており、『The Fourth Phase』でもバターのようにスムースな彼のスタイルが確認できる。特に日本ではその才能が遺憾なく発揮されている。

日本を楽しむミッケル・バン © Mike Yoshida

ブライアン・イグチ

スノーボードというスポーツを彼のような形で体現しているライダーはいない。1990年代にトップライダーとして活躍したイグチは、その後ワイオミング州へ移住し、現在はフリーライダーとして気ままな生活を楽しんでいる。また、イグチは優秀なシェフとしても知られており、素晴らしいバックカントリーと食事を日々楽しんでいる彼が、最高の “ゼン” パウダーマスターと呼ばれるのも当然だ。スノーボードシーンにおける好感度ナンバーワンの人物と言っても差し支えないだろう。

シュートを攻めるブライアン・イグチ © Tim Zimmerman

エリック・ジャクソン

ジャクソンのアドベンチャーと探索における類い稀なるセンスは、ライスのプロジェクトには欠かせない。エリックが実兄のジョン・ジャクソンと共にアラスカからチリまでをサーフィンやスノーボードをしながらロードトリップするドキュメンタリー映像『Brothers on the Run』を観たことがあるという人も多いはずだ。笑顔を絶やさないカリフォルニア出身のこのヒゲ面の男は最も危険に思われるようなセッションさえもただの楽しい遊びに変えてしまう才能を備えている。

エリック・ジャクソン © Tim Zimmerman

ボード・メリル

カリフォルニア州サンタクルーズ出身でユタ州パークシティに拠点を置くこの “マッドマン” は、他のライダーが思いつかないようなクリエイティブなアプローチが特徴のライダーで、下の写真のように、片方のビンディングを外して豪快なエアを決めるのも日常茶飯事だ。2015シーズンの男子最優秀ライダーに選ばれたメリルが今作に出演しているのは当然だ。

ワンフットマスター、メリル © E-Stone

ヴィクトル・ドゥ・ラ・リュー

フランス・ピレネー山脈で生まれ育ったヴィクトルはTransworldの映像『Origins』など様々な映像でクロージングを担当してきたトップレベルのフリーライダーだ。下の映像を見れば、彼の類い稀なる才能と恐れ知らずのアティテュードが理解できるはずだ。

美谷島 慎

長野を拠点とする美谷島の物静かで控え目な性格は、ビッグマウンテンへ挑む彼のライディングとは正反対だ。ホームの日本国内はもちろん、世界各地で新たなスポットを探し求める時の彼は、ライスの手がける映像にふさわしい豪快なライディングを披露してくれる。

キャメロン・フィッツパトリック

ライスとイグチに育てられたフィッツパトリックはその日々を通じてスノーボードにおける最高の知識を手に入れることになった。ライスと同じワイオミング州ジャクソンを拠点にするフィッツパトリックは、自分より10歳上のライスが地元のスキーリゾートで活躍する姿を見たことでスノーボードを始めるようになったとしている。その後、ライスと一緒にライディングを楽しみ、映像作品にも携わるようになった万能ライダーの彼は、現在はこのスポーツを代表する若手ライダーのひとりとして注目されている。将来有望なライダーだ。

#TheFourthPhase hits Denver tonight! Gonna be a good ol' time. See you there. 🤘🏼|| 📷: @blaaatt || @rbmhfilms

A photo posted by Cam FitzPatrick (@camfitzpatrick) on

『The Fourth Phase』はTheFourthPhase.comで購入可能。

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