優勝はポーランドのジモ!徳田耕太郎は4位 - Red Bull Street Style

【映像・画像】9月19日(木)に東京・増上寺の境内にて、約2,000人の観客が観戦する中、Red Bull Street Style World Finalの第4回大会をアジアで初開催しました。
By Red Bull

 日本からは、昨年のワールドファイナルで優勝した徳田耕太郎(Tokura、21歳、愛媛県出身、東京在住)と、今年6月に開催した日本予選の優勝者、長江直幸(Nao、27歳、和歌山県出身、大阪府在住)の2名が出場。二人とも前日に行われた予選を突破し、トップ16として19日の本戦に出場。Naoは健闘しましたが1回戦で敗退、Tokuraは3位決定戦で敗れ、惜しくも4位に終わりました。
 
目標としていたRed Bull Street Style史上初の2連覇を逃したTokuraでしたが、大会後は「今回を含めてワールドファイナルには合わせて3大会に出場してきましたが、今回、日本で開催されたことは自分にとって特別な事で本当に嬉しかったです。これだけ大勢の人々に楽しんで頂き、日本におけるフリースタイル・フットボールの普及に繋がったと思います。こちらも試合を通じて本当に楽しませて頂きました。感謝しています」と爽やかにコメントしました。
 
秋空の夕日に照らされた増上寺が次第に暗くなり、その背後にそびえる東京タワーが闇夜に明るく浮かび上がると、アジア初開催のフリースタイル・フットボールの世界大会の戦いの火蓋が切って落とされました。まず行われたのは女子部門。

世界7ヶ国から8名の世界トップクラス女性フリースタイル・フットボーラーが来日し、前日に行われた予選を突破した4名によるトーナメントを行いました。ここ数年、女性のフリースタイル・フットボーラーのレベルは年々高くなっており、それぞれ超絶トリックを見せたかと思うと、女性ならではの体の柔らかさを使ったムーブも披露。

国内では見る機会が少ない女性によるフリースタイル・フットボールに、観客から大きな歓声が上がりました。そんな中、女性部門を制したのはディフェンディング・チャンピオンのキティ(ハンガリー)でした。

Red Bull Street Style World Final 2013
Red Bull Street Style World Final 2013
Red Bull Street Style World Final 2013
Red Bull Street Style World Final 2013

 会場が温まるといよいよ男子の部がスタート。1回戦2試合目に登場したのは今回ワールドファイナルに初挑戦するNao(長江直幸)。かかと、足の裏や内側を駆使しながら、細かく正確なリフティングを得意とする彼は、この大舞台でも正確無比なボールコントロールを披露。ボールがテンポ良く彼の周りで跳ねると、それに合わせて観客から大きな掛け声があがりました。普段であれば、Naoはボールリフティングのリズムを一定に保つことが出来、ルーティングが続く程に掛け声も大きくなっていくのですが、今日はそれが続かず、歓声は途絶えがちに。普段の力が出せなかったのか、結局2対3で敗れたものの、満足げな表情と共にNaoは舞台からおりました。

その次の試合はTokura(徳田耕太郎)対オレイニックアート。ディフェンディング・チャンピオンにかかるプレッシャーの為か、Tokuraは序盤に小さなミスを続けて犯し、逆に対戦相手のオレイニックアートは落ち着いた様子で余裕すら見える様なプレイで対抗。状況が不利になったと感じたTokuraは1回戦ながら、自分にワールド・チャンピオンの称号をもたらしたトクラ・クラッチをすかさず披露するも、相手も同じタイミングで全く同じ様にバックフリップを披露し、徳田を挑発。

ここで形勢が不利になるかと思われたが、元来冷静なTokuraは崩れることなく立て直し、それに対して、相手が次第にミスをする様になり、最終的には5対0と圧勝しました。2回戦も4対1と危なげなく勝ち進んだTokuraは徐々に調子を上げ、準決勝の対ジモ(ポーランド)戦では、他を圧倒するスピードのボールリフティングを披露し、決勝進出間違いなしと思われていましたが、判定の結果は1対4で敗退しました。

Red Bull Street Style World Final 2013
Red Bull Street Style World Final 2013
Red Bull Street Style World Final 2013
Red Bull Street Style World Final 2013

チャンピオンを破ったジモは、そこから一気に流れを引き寄せ、決勝戦でも対戦相手のチャーリー(アルゼンチン)が優勢に戦いを進めながらも、最終的に勝利の女神がほほ笑んだのはジモでした。

優勝したジモは「とにかく信じられない。昨日の予選は調子が悪く、正直ここまで来られるとは自分も思っていなかった。Red Bull Street Styleでチャンピオンになれたことは以外に、自分にとってのプライズはここ日本に来られたことです。初めて来日しましたが、物事が全て整然と行われていることに関心しました、また、故郷から離れたここで、多くの選手に出会えたことなど、全てが素晴らしく、とても体験となりました」とコメントしています。

ジャッジを務めた元イタリア代表でインテルでの在籍も長かったマルコ•マテラッツィは「試合中の各選手の判断力がとても速いことに感心しました。例えばとっさに戦略を変えたり、相手の状況を見て技の組み立てを変える様な対応力には感心です。選手だった時は、人にジャッジされることは良い時もあれば悪い時もありましたが、こうして反対側の立場に立てて良かったです。試合によってはどちらの選手に票を入れるか迷いましたが、それは自分にとって新鮮な気持ちだったので、この様な機会を得られたのは良かったです」とコメントしています。

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