日本人B-BOYが、また一つ歴史を塗り替えた
ドイツ・ブラウンシュヴァイクで10月24日(現地時間)に行われたBattle Of The Year(BOTY)のWorld Finalで、Red Bull BC One All StarsのTaisukeらを擁する日本代表チームThe Floorriorz(ザ・フローリアーズ)が見事優勝し、日本B-BOYシーン長年の夢のひとつだった「BOTY世界一」の称号をついに手にした。
The Floorriorzには、リーダーのTaisukeのほか、今年のRed Bull BC One Japan Cypherを制したNoriや、同大会で準優勝に輝き、TaisukeとともにXXVI CLANとしてアクティブに活動するKatsuyaなど、当世代の日本人B-BOYを代表するメンバーが在籍。
The Floorriorzとして2012年、2013年に続く「3度目の正直」の挑戦となった今年のBOTY Finalでは、ショー(6チームが通過)を2位で通過、バトルの準決勝で台湾代表のU-Taipei、決勝では東欧やロシアのB-BOYが集結したベラルーシ代表のKienjuiceを破り、念願の世界一に輝いた。決勝では、先に上げたTaisuke、Nori、Katsuyaがそれぞれ大活躍。数多くの大舞台で鍛えた「ここぞ」の集中力と世界トップクラスのスキルで、トリッキーな展開を目論んできたKienjuiceを撃破した。
「日本人初の優勝を全員で持ち帰る事しか頭になかった」というTaisuke。優勝を受け、「素直に嬉しいし、やり遂げた感は凄くある」と喜びを語っている。さらに、「一つの歴史を作った、変えた事を取り上げてもらえると、もっと実感が湧くような気がします」と、B-BOYシーンに対する社会やメディアのまなざしへも期待を寄せた。
17年越しの「BOTY世界一」ついに
BOTYの歴史は長く、日本人B-BOY/B-GIRLの挑戦の歴史もまた長い。1990年にドイツで初めて開催されたBOTYは、今年で何と26年目。毎年、世界中から約1万人のオーディエンスやB-BOY/B-GIRLが訪れ、ブレイクダンスのチームバトルとしては歴史、規模、名誉どれを取っても世界随一。まさに「ブレイクダンスのワールドカップ」(公式ウェブサイト)と言える一大イベントだ。ブレイクダンスのチームバトルがメインコンテンツであるものの、約一週間に渡るHip-Hopカルチャーのフェスティバルとしての側面が強く、「B-BOYのルーツを尊重すべく」(同)、ワークショップなど様々なイベントが催されている。
日本代表チームは、1998年にSpartanic Japanが招待枠で出場したのが最初で、2000年から日本国内予選大会がスタート。この年にFinalに出場したWaseda BreakersがいきなりBest Show&準優勝という快挙を達成して以降、日本代表チームは毎年のように優勝候補に上げられながら、幾度となく涙をのんできた。The Floorriorz自身も、2012年の初出場時に準優勝、2013年はベスト4で散っており、「BOTY世界一」は日本人B-BOY/B-GIRLにとって、まさに長年の目標だった。
Taisuke、さっそく佐世保に凱旋!
BOTY優勝を決めたばかりのTaisukeが、さっそく地元・佐世保に凱旋する!世界一に輝いた翌週という過密スケジュールで、故郷を訪れトークセッションやワークショップを実施。長崎や九州のB-BOY/B-GIRLたちは、是非足を運んでTaisukeと直接触れ合ってみよう。
11月1日(日) 19:00〜19:30
「させぼ文化マンス」出演
場所:アルカスSASEBO エントランススペース
対象:年齢等の制限なし。申込不要。
料金:無料
内容:Taisukeによるダンスパフォーマンスショー及びトークセッション
主催:させぼ文化マンス実行委員会
協力:佐世保市
11月2日(月) 18:30〜20:00
Taisukeダンスワークショップ
場所:長崎県立大学体育館
対象:年齢・経験の制限なし(小学生未満は保護者同伴必)
料金:無料(傷害保険料含む)
内容:ブレイクダンスレッスン、トークセッション
主催:パフォーミングアーツ実行委員会
協力:長崎県
