— Red Bull 64Bars、挑戦してみてどうでしたか?
Pxrge Trxxxper「めっちゃ楽しみだったし、ぶちかましたろうって思ってました。実際やってみて楽しかったです。64小節ラップすることってあんまないんで、本音を言うとリリック覚えるのは大変だったっすね」
— 64小節のリリックを書いてる時はどんなことを考えてましたか?
P「これを書こうっていうふうに決めてたわけじゃなくて。いろんなことを考えてました。それをそのまま歌詞にした感じです。自分が日々思ってることが表れてると思います」
— そのなかでも気に入ってるラインはどのあたり?
P「このgame 俺が制覇/誰にも喋らない俺らの計画/だってここは、世も末残酷な世界
っていうところ。人間なんてぶっちゃけ信用できないし、大事な計画とか自分のこととか話しても、マイナスになることの方が多いって思ってて」
— Pxrgeさんが音楽をつくる上で貫いていることは何ですか?
P「自分にウソをつかないで、日々思ったことを歌詞に記録して、それを積み重ねていって…。それだけっすね、それを一番大事にしてます。No capって感じで」
— 音楽に限らず、生きていく上で大切にしていることはどんなことですか?
P「あんまり人に期待しない。干渉しない。とか、そんな感じですね」
— 他人に対して信用したり期待したりしないという思いは昔から強く持っている?
P「めっちゃ強く思ってます。もちろんいま自分の周りにいる先輩たちは、マジで毎日感謝でしかないですけど、昔、地元とかではめっちゃクソみたいなことばっかされて、なんかそれからっすね。そういう経験があったから、人に期待しないで自分の力で生きて抜いていくって思いが強いっすね」
— 今後シーンのなかで自分はどんな存在でありたいと思いますか?
P「んー。憧れられる存在でいたいです。それが一番ですかね」
— 最後に、Pxrgeさんが思う“ラッパーの理想像”とは?
P「背中を追いかけたいって思われるラッパーじゃないですか。
いろんな人がいるんですけど、みんな違った良さがあって、その人にしかないものがみんなあるわけじゃないですか。そこを大事に磨いてる人が、そういうラッパーになれるんじゃないですかね。誰かの真似とかじゃなくて、その人にしかできないことをしてる人がかっこいいと思います」
Red Bull 64 Bars - INTERVIEW