Yvng Patra
© Suguru Saito
ミュージック

Yvng Patraの"64Bars"—自分がやりたい音楽だけを突き詰めて、ひたすらやり続けるだけ

シンプルなビートの上で64小節ものあいだスピットする【Red Bull 64 Bars】。1人のMC、1本のマイク。ごまかしは無用の真剣勝負。積み上がってゆくバースの奥に見えるのは、ラッパー:Yvng Patraの生き様だ。
Written by Tasuku Amada
読み終わるまで:3分Published on
— Red Bull 64Bars、挑戦してみてどうでしたか?
Yvng Patra「めちゃめちゃ楽しかったし、Red Bull 64 Barsは昔から出てみたいと思ってました。時間かけてフロウの構成も練ってきたんで、納得いくものになったかなって思ってます」
Yvng Patra

Yvng Patra

© Suguru Saito

— いちばん気に入ってるラインをひとつ挙げるとしたら?
Yvng Patra「“付きまとうのは/孤独、熟考 あとbitches/3つ目はナシだ”ってってとこですかね。リリックのメモ帳見たらすごい量書いてると思うんすけど、結構気に入ってるラインではあります」

オリジナル缶

レッドブル エナジードリンク

Red Bull Energy Drink
— 前回レッドブル・スタジオに来てもらったのは、2021年のRed Bull RASENのときですよね。あの頃と比べて自分自身の変化って感じますか?
Yvng Patra「あの日は緊張してましたね。今日ここに来た時点ですごい思い出しました。でもあの日に比べたらすごいラフっていうか、いい意味で肩の力を抜いてできたと思います。当時と比べると、発声もブラッシュアップされてるし、リリックも内容が濃いものになってるのは感じます」
Red Bull 64 Bars - Yvng Patra

Red Bull 64 Bars - Yvng Patra

© Suguru Saito

— 今回はPatraさん的にもさらに挑戦的な一曲になったのでは?
Yvng Patra「そうですね。あえてめちゃくちゃ難しいビートを選んで、これを通してまた一個皮を破ったみたいな感覚があって。慣れたビートでは全くないですけど、あえてこの企画でそれをやることによって、勝負の場を自分でつくって、それを経て得たものっていうのはやっぱりあると思うんですよね」
Yvng Patra

Yvng Patra

© Suguru Saito

—これから先のキャリアについてビジョンはありますか?
Yvng Patra「自分が本当にやりたい音楽だけを追求していきたいですね」
— Patraさんが音楽をつくる上で貫いていることは?
Yvng Patra「一度上げた手を下ろすのがダサイっていうか、一度自分が言いきったことを曲げないっていうのは自分のなかに根付いてると思いますね。あとはラッパーなので、本当のことしか言わないっていうのもそうだし、ちゃんとハートに届くものをつくりたいなっていうのは意識してます」
Yvng Patra

Yvng Patra

© Suguru Saito

— 同世代のラッパーたちに対して思うことは?
Yvng Patra「やっぱりドラッグだったりそういうものでせっかくのキャリアを台無しにしちゃってる人たちを何人も見てきてるんで、身近でもそうですけど、そういうものとうまく付き合ったりもそうだし…。ひとりのラッパーとしても、俺は本気だよ、お前らはどうだ? っていう気持ちは常に持ってます」
— Patraさんが思う、ラッパーの理想像とは?
Yvng Patra「それぞれ自分がやってることを突き詰めて、ひたすらやり続けるだけだと思うんです。結局それがかっこいいってことなんじゃないですかね」

Red Bull 64 Bars - INTERVIEW