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ゲーム

『エーペックスレジェンズ シーズン5 運命の行く末』:変更点まとめ

大人気バトルロイヤル系FPSの新シーズン開幕を記念して、アップデート内容を簡単にまとめてみた。
Written by Jack Grimshaw
読み終わるまで:6分Published on
エーペックスレジェンズ / Apex Legends』のシーズン5がついにリリースされ、オリジナルマップの【キングスキャニオン】が大幅に変更された他、レジェンドとクエスト、バトルパスなどが新たに追加された。
そこで、なるべく短時間でシーズン5のアリーナチャンピオンになれるように変更点を簡単にまとめてみた。プレイを始める前にチェックしておこう。

キングスキャニオンのアップデート

シーズン5で新しくなったキングスキャニオン

シーズン5で新しくなったキングスキャニオン

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シーズン4のマップ【ワールズエッジ】から様々な教訓を得た開発チームは、シーズン1からのクラシックマップ【キングスキャニオン】をシーズン5で改良することにした。
ナラティブ的には、秘宝を探す新レジェンドのローバが【キングスキャニオン】を掘り起こし、その掘削作業の影響で主要エリアのいくつかが完全に異なる姿に変わったという設定になっている。
シーズン5の【キングスキャニオン】は、スカルタウンサンダードームが消失し、ブロークンコーストへ変化した。また、これによってサルベージと呼ばれる新しいエリアが追加された。ここでは、リヴァイアサンの頭蓋骨を産業用リグが支える下で荒波が砕けている様子が確認できる。
そして、マップの東側にはリレーと湿地があった位置にオフショア・リグが配置され、このリグの下にキャパシターが追加された。これに伴ってシン博士の研究所への新ルートが追加された他、森林地帯が広がり、研究所の外縁が広がった。
さらに、インタラクトできるチャージタワーが新たに追加された。マップ上に点在するこのタワーのコントロールパネルを操作すれば、敵味方を問わずタワーが置かれているプラットフォーム上にいるすべてのレジェンドのアルティメットアビリティがチャージされる。

新レジェンド:ローバ

ローバのフィニッシャーは無慈悲

ローバのフィニッシャーは無慈悲

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暗殺者レヴナントに両親を殺されたあと盗みを働くことで生き残ってきたローバは、レヴナントへの復讐を誓っている。
シーズン5にアップデートすればローバをアンロックできるようになるが、レジェンドトークン12,500枚Apexコイン750枚が必要になる。
ローバのパッシブアビリティ《アイフォークオリティ》は、スーパーレアとレジェンダリーのアイテムを壁越しに見ることができる。これを使えば、マッチ前半のアイテム収集で無駄な動きをしなくなり、優秀なアイテムを手に入れやすくなる。有効距離は後半で説明するアルティメットアビリティと同じだ。
ローバの戦術アビリティ《盗賊の相棒》は、ジャンプドライブ・ブレスレットをグレネードのように投げてその着地点にテレポートできる。このアビリティを使用すれば、戦闘中に窮地を脱したり、行くのが難しい場所に素早く移動したりすることができる。難所へ素早く移動できるこの能力は、ライバルよりも素早くアイテムを回収したい時にも役立つ。
このようにローバは移動能力に優れているため、パスファインダーオクタンのような高機動タイプのレジェンドと組めば、他の部隊よりも素早くマップを移動したり、他の部隊とのエンゲージ時に機動力で翻弄したりできるようになるだろう。
最後に紹介するのがアルティメットアビリティの《ブラックマーケットブティック》だ。このアビリティは、付近のアイテムをインベントリ内に引き寄せることができる。敵味方問わず、プレイヤーひとりにつき2アイテムまで奪うことが可能だ。
しかし、このポータブルデバイス内に表示されるアイテムは選択されない限り元の場所に位置しているので、その場所に行った他のプレイヤーが先に奪われる可能性もある。
また、有効距離内のアイテムは宙に浮いた状態になり、付近にローバがいることが分かってしまうので、使う時は注意が必要だ。

武器とアイテムの調整

新武器は追加されなかったが一部の武器に調整が入った

新武器は追加されなかったが一部の武器に調整が入った

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シーズン5は、新しい武器が追加されない初めてのシーズンになったが、多くの武器に調整が加えられている。
その中で最大と言えるのが、ピースキーパーケアパッケージ化だろう。この変更によりピースキーパーは性能が上がっており、奪い合う価値がある武器になった。これは恐ろしいアップデートと言えるだろう。またこの変更を受けて同じショットガン枠のマスティフ一般化し、性能が下げられた。
また、アンビルレシーバー削除され、スカルピアサーロングボウDMRウィングマンで使用できるようになった。この結果、両武器のヘッドショット時のダメージ倍率がアップした。ヘッドショットの基礎ダメージは下がったが、スカルピアサーを装着すればヘッドショットのダメージがシーズン4よりも高まる。
シーズン4の終盤で猛威を振るったハボックはやや弱体化され、リコイルが増加した。一方、オルタネーターRE-45はやや強化された。オルタネーターはマガジンの装弾数が増加し、RE-45は基礎リロード時間が引き下げられた上にダメージが増加した。
また、ゴールドアーマーパークにも変更が加えられた。回復速度50%のパーク削除された代わりに、シールドセルと注射器の回復量を倍増させるパーク追加された。結果、シールドバッテリー、医療キット、フェニックスキットへの効果がなくなり、小さな回復系アイテムへの効果しか得られなくなった。

クエストの追加

クエストではテキストベースのストーリーが楽しめる

クエストではテキストベースのストーリーが楽しめる

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クエストはプレイヤーたちがシーズンを通じて共闘できる新モードだ。クエストにはテキストベースのストーリーが用意されており、プレイヤー対敵(PvE)ハントが楽しめるようになっている。
ハントはウィークリー制で、ウィークリーハントをプレイするためにはマッチ内のデイリートレジャーパック5個集める必要がある。トレジャーパックにはクラフトメタルバトルパスXPApexパックストーリーの一部などが収録されている。
ウィークリーハントはアーティファクトを回収することが目的に据えられており、すべての謎を解明するためには9個のアーティファクトを集めなければならない。また、最終報酬にはフラットライン限定スキンレジェンダリーガンチャームが用意されている。

新バトルパス

クエストは進捗も確認できる

クエストは進捗も確認できる

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新シーズンには新バトルパスだ。シーズン5も例外ではない。100以上のレベルが用意されており、ミラージュの《フールズ・ゴールド》とバンガロールの《スカイマーシャル》、ウイングマンの《リアクティブプレシジョンカリバー》《改造ヘムロック》などがレジェンダリーアイテムとして収録されている。
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