陸上競技
【祝14回目の世界記録更新!】アルマンド・デュプランティス:スペシャルインタビュー
東京で開催された世界陸上2025で14回目の世界記録更新に成功したスウェーデン代表棒高跳び選手が成功の要因や結婚を含む今後の予定について語ってくれた。
まだ25歳ながら、“モンド” ことアルマンド・デュプランティスは棒高跳びイベントでの優勝に留まらず、このスポーツを完全に変えることにも成功している。2025シーズンのモンドは東京で開催された世界陸上で6.30mを飛んで同大会3回目の優勝を決めると同時に、自身14回目の世界記録更新にも成功した。
すでに棒高跳び史上最強選手として評価されつつあるモンドだが、本人にとっては記録がすべてではない。一貫性を維持しながらさらに上を目指し続けることが何よりも重要なのだ。
1 時間36 分
『Born to Fly – 棒高跳びの申し子 −』
アルマンド・デュプランティスのキャリアを追う(日本語字幕)
今回のインタビューでは、モンドがトップに居続けるための秘訣(賢いトレーニング、自分を完全に理解すること、そして両親を含む非常に密接なチーム)や、棒高跳び以外の部分も含む次の予定について語ってくれた。結婚も控えているデュプランティスは、今後はさらなる世界記録更新を狙いながら、棒高跳びとそれ以外のバランスを見出そうとしている。
− チームにも変更はありませんか?
はい。同じですね。両親だけです! 実際のトレーニングでは理学療法士などもいますが、最初から私についてきてくれているのは両親ですね。
− あなたは2020年に初めての世界記録更新に成功しました。2025年までの5年間で自分はどのように進化したのでしょうか?
あの頃よりも自分が構造化されたと思います。自分の感覚では、フィジカルとメンタルの両方において、あの頃の自分とは大きく異なっています。すべてにおいて成長しました。身体のケアにおいては特にそうですね。今はリカバリーの重要性、そしてリカバリーがトレーニングに及ぼす影響を理解できています。基本的には、すべてを前進・成長させようとしていて、この点は昔から変わらないのですが、今はバージョンアップしていると言いますか、より成熟したと思います。
− 競技以外で今後楽しみにしていることはありますか?
2026年に結婚するので、かなり大きな変化が起きます。これはプライベートな部分で非常に楽しみにしていることですね。自分の人生の大きな一歩、新章になるでしょう。
− ファンはあなたがいずれ6.40mを飛ぶと確信しています。自分ではどう思いますか?
時間が経てば分かると思いますが、6.40mを飛べる日がいずれ来るという自信はあります。起きるときは起きるとしか言いようがないのですが、いつかそうなるという自信があります。近いうちにその日が来れば良いですね。
− あなたはミュージシャンとしても活動していますが、新曲のリリース予定はありますか?
もちろんです! 東京での世界陸上のために音楽からはしばらく離れていましたが、沢山の楽曲が溜まっているので、聴き直してリリースする楽曲を決めたいですね。いずれにせよ気に入っている楽曲が沢山あるので、近々リリースする予定です。楽しみにしていてください!
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