ジェイコブ
キプリモ
生年月日 | 2000年11月14日 |
|---|---|
Age | 25 |
国籍 | ウガンダ |
デビュー | 2016 |
競技 | 陸上10,000m / 陸上5,000m |
世界クロスカントリーチャンピオン4冠、2025年シカゴマラソン優勝、そしてハーフマラソン21.1km世界記録保持者であるジェイコブ・キプリモは、世界最高の長距離ランナーのひとりとして広く認識されている。
したがって、キプリモが幼少期からランニングを始めたことを知っても驚きではないだろう。ウガンダの農村地方で生まれたキプリモは、どのような天候でも毎日2kmを走って通学していた。そして、兄やいとこが共に陸上競技をしていたおかげで、彼は家族の影響で次第に陸上競技に興味を持つようになった。
ランナーとしての成長に強い熱意を持っていたキプリモは、兄弟と共にイタリアでのトレーニングに2年を費やした。この決断は吉となり、彼はすぐにジュニアイベントで頭角を表すようになる。2018年以来、彼は地元カプチョルワをトレーニング拠点にしており、20名のトレーニングパートナーとキャンプトレーニングに励んでいる。
01
ジュニア時代の成功
ジュニアからエリートレベルにステップアップしたキプリモは、すぐさま成功を謳歌した。彼は2021年に開催された東京2020の10,000mで銅メダルを獲得すると、クロスカントリーの有力選手として定着した。
2023年には自身初となるシニア世界クロスカントリータイトルを獲得。さらに2024年・2026年にも同タイトルを制し、見事3冠を成し遂げた。
02
マラソンでの成功とさらなる世界記録
2025年、キプリモはロンドンでマラソンデビューを飾り、ウガンダ国内新記録となるタイムで42.2kmを完走して2位に入り、自らのポテンシャルを見せつけた。2025年後半、彼はシカゴマラソンで2時間2分23秒という目覚ましいタイムを記録し、自身初となるマラソン優勝を果たした。
その翌年、キプリモはリスボンで優勝を飾ったことにより、ハーフマラソン世界記録保持者に返り咲いた。57分20秒で優勝したキプリモは、2024年にヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)がバレンシアで樹立していた世界記録を10秒も更新してみせた。
2026年、再びロンドンマラソンに出場したキプリモは2時間28秒でフィニッシュして故ケルヴィン・キプタムが保持していた従来の世界記録を更新したが、この日はセバスチャン・サウェ(ケニア)とヨミフ・ケジェルチャの両者が揃って2時間の壁を破る超高速レースとなった。
03
待ち受ける輝かしい未来
いまだプロキャリアの序盤にあり、これから全盛期を迎えるはずのキプリモは、マラソンイベントでの持続的な成功を手に入れることに現在力を注いでいる。彼は出場するあらゆるイベントで優勝を狙えるだけでなく、長距離界のごく少数のエリートのひとりと言えるだろう。
外部のプレッシャーにはさほど関心を払わないタイプであるキプリモは、今後待ち受ける未来にただただ胸を躍らせている。