Social Innovation

Red Bull Basement University:優勝チームが決定!

© Michael Krosny/Red Bull Content Pool
キャンパスライフの向上と身近な問題の解決に役立つアイディアを競い合う大学生プロジェクトの記念すべき第1回の最優秀賞が決まった。
Written by David Alexander公開日:
Social Innovation · 2分
Red Bull Basement University Global Final
Red Bull Basement Universityの最優秀賞はカナダチームが獲得した。この後、同チームの2人はトロント市内の大学施設内で自分たちのアイディアの実用化に取り組むことになる。
記念すべき第1回がドイツ・ベルリンで開催されたRed Bull Basement Universityは、世界中の300超の大学で学ぶ学生たちにキャンパスライフの向上に繋がる身近な問題に取り組んでもらうグローバルプロジェクトだ。
今年は16カ国から800超のエントリーがあり、その中からカナダ出身のアンナ・ポゴシアンテミルラン・トクタベクが考案したVacantが最優秀賞を受賞した。
Vacantは、キャンパス内の学習スペースの空席情報をリアルタイムで視覚的に伝達するシステムで、デスクの下に取り付けられたモーションセンサーでデータを集積することで、各スペースがどれだけ空いているのかをディスプレイに表示する。
ポゴシアンは受賞後に「驚いていますし、疲れてもいますが、とても幸せです。次のステップはアイディアの具現化になります。そのための基盤をトロントに用意してあるので、今後は大学側と話し合いを重ねながらテストの準備を進め、プロトタイプの実用性を確認していくことになります」とコメントしている。
アイディアについて話し合う学生たち
アイディアについて話し合う学生たち
また、2人には、最優秀賞以外にも手にしたことがあった。ポゴシアンは次のように続けている。
プレゼンテーションの仕方について学ぶことができました。これまでで最大のチャレンジでしたし、同時に最大の功績になりました。たった1日の準備期間で、受賞候補になりえる何かを作り上げるまでのプロセスも大変勉強になりました。また、他のチームとのコラボレーションも大きな学習曲線でした。非常に興味深いプロセスでした」
Red Bull Basement Universityの全エントリー(個人 / チーム)は、テクノロジーによってキャンパスライフの向上と社会問題の解決を実現するアイディアを60秒の映像にまとめて投稿する必要がある。
その後、2018年10月に8万票を超える投票によって全エントリーから11月にベルリンで開催されるファイナルに進むベスト16が選ばれ、さらにベルリンで最終プレゼンテーションに進む5つのアイディア(ボスニア・ヘルツェゴビナ / アイルランド / チリ / ドイツ / カナダ)が選ばれた。
そして、ベルリンでの4日間のワークショップ、レクチャー、メンターリングを経て、カナダチームが初年度のRed Bull Basement University最優秀賞を獲得した。
Red Bull Basement University
Red Bull Basement University
また、Red Bull Basement UniversityのオフィシャルグローバルパートナーAUDI AGが提供する「Audi Vorsprung Award」は、ドイツチームのUniVoteが受賞した。
マーク・ディンケルレオナルド・クラチックによるUniVoteは、スマートフォンをタップするだけで投票できるアプリで、学内選挙特有の堅苦しさやキャンパスライフの日常的な問題を解決するために考案された。
Red Bull Basement Universityは、大学生がテクノロジーを利用してキャンパスライフに変化を起こすために立ち上げられたグローバルプロジェクトで、未来を担う大学生たちにDIY精神を伝えながら、コラボレーション、エンパワーメント、テクノロジーのアイディア交換のための最先端のプラットフォームを介して彼らを繋げることを目的としている。