コミック
少しでもアメコミや、海外のマンガに興味がある方には是非行って欲しいイベントがあります
11月23日、日曜日、東京ビッグサイト、東4ホールにて、『海外マンガフェスタ2014』というイベントが開催されます。
今年で3回目のこのイベント、決して大きいイベントではありませんが、アメコミはもちろんのこと、ヨーロッパのバンド・デシネ(BD)や様々な世界中のマンガを紹介するために、各国からアーティストや出版社、企業、関係者などが集います。
主な内容としては、海外のアーティストと日本のマンガ家による対談が行われるステージや、書籍やグッズなどの物販や展示をする企業コーナー、さらには、作家本人がスペースを構えて作品の販売やファンとの交流ができるアーティスト・アレイ等で構成されています。
このイベント最大の特徴は、毎年豪華な作家を迎えたステージでの対談です。
今年のラインナップは:
12:20~13:20
ジム・リー先生×村田雄介先生
アメコミの生きる伝説にして、現在はDCエンターテイメントの共同発行人、ジム・リー先生が、『アイシールド21』や『ワンパンマン』で大ヒットを飛ばす村田雄介先生と対談します。
ジム・リー 参考リンク
村田雄介 ツイッター・アカウント
13:40~14:30
ペネロープ・バジュー先生×ヤマザキマリ先生
フランスで、パリに住むOLの日常を描き人気を博すペネロープ・バジュー先生と、世界中で生活をしながらマンガを描いてきたヤマザキマリ先生(『テルマエ・ロマエ』、『スティーブ・ジョブズ』)が対談します。
ペネロープ・バジュー 参考リンク
ヤマザキマリ 参考リンク
15:00~16:00
ロマン・ユゴー先生×松本零士先生
自身もパイロットであり、飛行機をテーマにしたBDのアーティスト、ロマン・ユゴー先生は世界中で愛される作品を創造してきた松本零士先生(『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『銀河鉄道999』)と対談します。
ロマン・ユゴー 参考リンク
また、アーティスト・アレイには、海外で活躍されている日本のマンガ家や、日本で活躍されている海外のマンガ家など、様々なアーティストが参加します。もちろん、アメコミに関わる現役作家も参加すします。フィリップ・タン(Philip Tan)先生、マット・フランク(Matt Frank)先生、アンドリュー・グリフィス(Andrew Griffith)先生、ビリー・タン(Billy Tan)先生をはじめ、様々な才能が集結します。
さらに、日本人のアメコミ作家も2組、アーティスト・アレイのスペースC-10、フィリップ・タン先生のスペースをお借りして、サイン会を行います。
14:00~15:00
タケダサナ先生
参考リンク
15:00~16:00(整理券配布)
グリヒル先生
参考リンク
二組ともマーベルで活躍されていたアーティストで、タケダサナ先生は近くまたアメコミの仕事を開始予定、グリヒル先生は現在ダークホースというアメコミ出版社でいまもアーティストを務めています。
いろいろと一気に多くの情報が出てきておりますが、今後また詳しく紹介できればと思っております。
まずはアメコミに触れてみたいという方、
説明不要な方、
様々な方がいらっしゃると思いますが、実際にアメコミ携わる人々の声が直接聞ける貴重な機会ですので、是非いらしてください。
私もフィリップ・タン先生のテーブルを手伝う予定ですので、よければ声をかけてください。
*『海外マンガフェスタ2014』は自主制作漫画誌展示即売会、『コミティア110』と併催です。入場にはカタログ、”ティアズマガジン(1冊1000円)”の購入が必要となります。ご了承ください。
海外マンガフェスタ2014 http://kaigaimangafesta.com/
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柳 亨英(AKIHIDE YANAGI)
アメコミ・エディター
アメコミの魅力を広めるため、ライター、翻訳、企画などアメコミに関する仕事ならなんでもこなす。
『アルティメットX-MEN』(新潮社)、『アイアンマン:エンター・ザ・、マンダリン』(小学館集英社プロダクション)、『I KILL GIANTS』(小学館)などの翻訳を担当。
『アベンジャーズ』、『アイアンマン』シリーズ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など、映画パンフレットへの寄稿多数。
ネイキッド・ロフト、なんば紅鶴にて不定期でアメコミ・トークイベント、アメコミnightを開催。UST配信も毎月 http://www.ustream.tv/channel/amecominight にて配信中。