飛行距離 (=ディスタンス) のみではなく、独創性 (=クリエイティビティ) や、45秒間にどれだけ会場を盛り上げられるか (=パフォーマンス) を競う『Red Bull Flight Day (旧・Red Bull Flugtag)』。
実は初開催から30年以上経過しており、他に類を見ないほどおバカなイベントながらも立派に様々な歴史を紡いできている。本記事では、その中のほんの一部をご紹介!
01
【1992年】おバカなイベント誕生
『Red Bull Flight Day』のすべてはウィーンから始まった。
気の合う仲間同士の様々なチームがオーストリア首都に集まり、自家製人力飛行機をデザイン・製作したあと、高さ6mの飛び込み台からその飛行機が大空へ飛び立てるかどうかを確かめた。
イベント名はドイツ語で「飛ぶ日」を意味する『Red Bull Flugtag』。しかし、実際にそれらの多くが大空を飛ぶことはなかった。
彼らが製作した自家製人力飛行機の多くは青い空ではなくその下の青い水に落ちていったが、出場した全チームの期待は空に届くほど高く、その場にいる全員が笑顔に包まれ最高に盛り上がったのだった。
1992年の初開催以来、イベントは世界60都市以上で彼らの夢と想像力に翼をさずけ続けており、2012年の南アフリカ・ケープタウンでは約22万人もの観客が自家製人力飛行機の可能性を見守った。
02
【2013年】世界最長飛距離、達成!
1分
Red Bull Flugtag 最長飛行距離記録!
2013年、カリフォルニア・ロングビーチでパロアルト出身の航空エンジニア5人のチームChicken Whisperersがニワトリの着ぐるみで見事な振り付けのダンスを踊ったあと、精巧なデザインの飛行機を飛ばして世界最長飛距離を更新する78.5mを記録した。
我々の計算によると、この距離はニワトリ261.6羽分に相当する。
Chicken Whisperersにこの場を借りてあらためておめでとうを伝えておくと同時に、今後開催されるレッドブル・フルーグタグで記録が更新されることに期待したい。
03
【2015年】遂に日本初上陸!

2分
Red Bull Flugtag Kobe 2015:ハイライト
2015年10月31日、神戸港新港突堤(神戸市中央区)で『Red Bull Flight Day』が初開催。
飛ぶ要素を一切持たない支離滅裂な飛行機が多数エントリー。中には「全長約6mの巨大なガンダムが寝そべっているだけ」という超奇抜で斬新な機体も。
イベント当日は「真っ逆さまに海へと落ちていく機体」&「参加者の振り切ったパフォーマンス」に温かい拍手喝采を送る観客約2万人と共に、大盛況で幕を閉じた。

