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【2020年版】プレイしておきたいリマスター/リメイク版 名作ゲーム 8本

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新作ビデオゲームはエキサイティングだが旧作ビデオゲームの改良版も面白い。PS4・Xbox One・Nintendo Switchでプレイできるリメイク/リマスター版の中からベスト・オブ・ベストをリストアップ!
Written by Jamie Hunt-Stevenson公開日:
ビデオゲームへのノスタルジアには注意するべきだ。我々は昔プレイしたゲームを現実とは異なる形で美化してしまいがちだからだ。しかも、不具合が多かったり、操作性が悪かったりで、今ではまったくプレイが楽しめないクラシックは少なくない。
しかし、その中には我々のノスタルジア通りのクラシックも存在する。不具合やミスがいくつかあってもプレイに値する作品があるのだ。
時間をかけて作り直されたリマスターリメイクの存在意義はここにある。たとえば、『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、新しいヴィジュアルをまとったオールドクラシックをプレイしたいという世間の気持ちを見事に代弁してくれている。
そこで今回は、2020年現在プレイしておくべきリメイク版・リマスター版を8本選んで紹介することにした。

『ファイナルファンタジーVII リメイク / Final Fantasy VII Remake』

プラットフォーム:PS4
リリース日が1ヶ月ほど遅れた(2020年4月10日リリース)この作品はビデオゲーム史上屈指の名作の待ちに待ったリメイク版で、全世界のゲーマーの “マスト” だ。ゆえに今回のリストでも外すわけにはいかない。
高額予算がかけられ、戦闘がアップデートされ、お気に入りのキャラクター陣が全員リアルになったこの分割リリース制の超大作RPGフルリメイク版ではミッドガルのスモッグをかなりリアルに体験することができる。

『バイオハザード RE:2』

プラットフォーム:PS4 / Xbox One / PC
出色のクオリティを誇っている『バイオハザード RE:2』
出色のクオリティを誇っている『バイオハザード RE:2』
進め方は分かっているはずだ。ラクーンシティへ向かい、驚くほど腹を減らしているゾンビ(と恐怖のタイラント)と対面し、広大で秘密の通路が無数に存在する警察署内を探索する『バイオハザード2』は屈指のホラークラシックだ。
そのリメイク版『バイオハザード RE:2』はグラフィックスを磨き上げただけではない。
カメラを『バイオハザード4』と同じ肩越しのサードパーソンに変更し、アクションを強化してフレッシュにアップデートしたこの作品はオールドホラークラシックでありながらニューホラークラシックだ。現時点でのリメイク版の手本と言えるクオリティとなっており、2020年には『バイオハザード3』のリメイク版『バイオハザード RE:3』がリリースされた。

『大神 絶景版』

プラットフォーム:PS4 / Xbox One / Nintendo Switch / PC
カプコンとクローバースタジオが生み出した奇妙で大胆で美しいアドベンチャーゲーム『大神』のリメイク版『大神 絶景版』は、今回紹介している他のゲームほど大幅なアップデートが加えられていないかもしれないが、その理由は、単純にオリジナルがすでに素晴らしいためそこまでする必要がないからだ。
大神 絶景版』は、白狼の姿をした神アマテラスが平和を取り戻すために日本各地を旅をする作品だ。PS2でリリースされたあと、PS3でリマスターされた『大神』は旧世代機屈指のスタイリッシュなヴィジュアルを誇るゲームで、高畑勲からの影響も見受けられる水墨画的ソフトタッチで描かれている。
『大神 絶景版』はNintendo Switch版でその輝きがさらに増すようになっており、アマテラスの神業【筆しらべ】がタッチ操作で行えるようになっている。『大神 絶景版』はプレイするに値する傑作だ。

『二ノ国 白き聖灰の女王 Remastered』

プラットフォーム:PS4 / Nintendo Switch / PC
細かくリマスターされた『二ノ国 白き聖灰の女王 Remastered』は、やや納得のいかないクオリティだった続編のミスを十分にカバーしてくれる作品だ。
スタジオジブリ制作のアニメーションと長年ハミングをし続けることになる久石譲の音楽を備えている『二ノ国 白き聖灰の女王 Remastered』は、適切な注意と細心によって素晴らしい名作の喜びと驚きと美しさをもう一度我々の元に届けてくれている。
ストーリーはやや物足りないかもしれないが、プレイヤーが体験する旅のスケールは壮大で、80時間以上プレイすることになる。『二ノ国 白き聖灰の女王』はゲーミングシーンの見事な功績のひとつであり、何回プレイしても楽しめる。

『ワンダと巨像』

プラットフォーム:PS4
ワンダと巨像』はマスターピースだ。他に何も言う必要はない。
ICO』を開発した上田文人率いるチームが2006年にリリースした、美しい世界を旅しながら巨大な像を倒していくこの作品は大きなスケール、圧倒的な美しさ、そして巨像を倒すたびに感じる悲しみの表現力がとにかく素晴らしかったが、正直に言えばいくつかのミスがあり、操作性の悪さとたまに不安定になるカメラがプレイヤーに苛立ちを与えていた。
よって、2018年にリリースされたリメイク版『ワンダと巨像』は非常に嬉しいリリースだった。オリジナルの問題を修正しつつも、巨像に遭遇した時に感じる畏敬尊厳を維持していたこのリメイク版は、この作品が今でもマスターピースであることを示している。ゲーマーを自称するなら絶対にプレイするべき作品だ。

『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』

プラットフォーム:PS4 / Nintendo Switch
歯応えのある難度と優れたリプレイ性を誇る『クラッシュ・バンディクー』シリーズ
歯応えのある難度と優れたリプレイ性を誇る『クラッシュ・バンディクー』シリーズ
クラッシュ・バンディクー』シリーズは『マリオ』シリーズレベルの高評価や『スパイロ』シリーズレベルのカルトステータスを得ていないかもしれないが、PS1時代にリリースされた3作には、優秀で魅力的なプラットフォームアクション記憶に残るキャラクターたちが詰まっていた。
『クラッシュ・バンディクー』シリーズの人気は続くはずだが、その全3作をリメイクしてひとつにまとめた『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』は、このシリーズがどれだけ素晴らしかったのかをあらためて教えてくれる。
驚くほど高難度のこのリマスター版は現行機用にヴィジュアルがアップデートされているだけではなく、ゲームプレイに磨きをかけるためにステージがいちから作り直されているため、回転する有袋類を新世代ゲーマーに紹介することに成功している。

『Spyro Reignited Trilogy』

プラットフォーム:PS4
クラシックプラットフォーマーと言えば、任天堂よりソニー派のゲームファンなら『スパイロ』シリーズ3部作も外せないだろう。
スパイロ・ザ・ドラゴン』、『スパイロxスパークス トンでもツアーズ』、『Spyro: Year of the Dragon』(日本未発売)の3部作は、キュートな主人公素晴らしいゲームシステムを備えている爽快なプラットフォーマーとして海外を中心に大人気を誇った。
1999年にスタートしたこのシリーズは当然ながら相当の年月を重ねていたため、InsomniacToys for Bobが伝説のパープルドラゴンのリメイクに取り掛かり、Nintendo Switchを含むマルチプラットフォーム用タイトルとしてリリースしたのが『Spyro Reignited Trilogy』だ。
ゲーム内世界が再デザインされており(たとえば、芝生が燃えるようになった)、色々なドラゴンに出会うことを重視している『Spyro Reignited Trilogy』は、オールドスクールゲーマーたちの心に残っている名作の魅力をあらためて教えてくれる優秀なリメイクだ。

『ゼルダの伝説 夢をみる島』

プラットフォーム:Nintendo Switch
1993年にリリースされた『ゼルダの伝説 夢をみる島』のリメイク版はクラシックタイトルを新世代ゲーマーに紹介する役割を見事に果たしており、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』でこのシリーズを知ったゲーマーたちにこのシリーズの奥深さを教えている。
オリジナルをプレイしたプレイヤーも、オリジナルの魅力とウィット、意外に高い難度を維持しながらフレッシュに作り直されているこのリメイク版にいとも簡単に心を奪われてしまうはずだ。
クラシックJRPGのトップダウンビューを3Dで表現しているリメイク版『ゼルダの伝説 夢をみる島』は美しい色彩目を見張るヴィジュアル、そしてついつい夢中になってしまう奇妙なクエストの数々を備えている。そして何よりもキュートだ。この作品に興味を持てないなら、何を紹介して良いのか分からない。
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