BMXの車体
© nahoko suzuki
BMX

車体の特色【BMXの基礎知識 Part 2】

BMXの車体は、MTBを始めその他の自転車と一体どこがどのように違うのか? さらに、同じBMXでも、行う競技によって車体の構造は変わってくるのだろうか?
Written by Masahiro Sampei(日本自転車競技連盟)/ Special Thanks Hiroshi Uehara (Fourthrity)
公開日:
BMXの車体の特色は、直径が20インチ(約50センチ)太いタイヤ(子供用は細い)が付いた競技専用の自転車のこと。市場には、24インチ、もしくは26インチホイールのBMXも存在するが、こちらは一般的にクルーザータイプと分類される。構造は、サスペンション変速機が無く、極めてシンプルで堅牢な作りが特徴的。
また、一般の自転車と比べるとハンドルはやや高くサドルが小さめ)なのがポイント!
BMXとママチャリの比較はこちらの動画でチェック!
上記の基本構造から、起源【BMXの基礎知識 Part 1】で紹介した、70年代頃の創成期に使われていたオールドBMXや、BMXレース【BMXの基礎知識 Part 3】に登場するレース用のBMX、さらにBMXフリースタイル【BMXの基礎知識 Part 4】に登場するフリースタイル用のBMXに分類される。
ただし、コンテストのレギュレーション個人の好みなどであまりにも細分化されすぎ、一概に定義づけするのが難しいのもまた事実。なので、まずは以下の要素を頭の中に入れておいて欲しい
なお、本記事のタイトルバックの写真は、BMXのルーツでもあるオールドBMXを使用。こちらは、自転車連載【MADE IN JAPAN vol.07】に登場してもらった、田中元章氏(W-BASE)が所有する1台。

・オールドBMX

主に70年代から80年代のオールドスクール期に生産されたのがこのカテゴリー。現在では生産が中止されてるものが多数あり、故に熱心なコレクターも数多く存在し、一部マニアの間では数十万円の高値で取引されるフレームやパーツも存在する。
代表的なブランドは、SCHWINNMongoose、下の写真で紹介するHUTCH、さらに日本メーカーなら、KUWAHARAYAMAHAなどがあげられる。
BMXの車体
BMXの車体

・レース用BMX

スピードや着順を競うカテゴリーなので、強度だけでなく軽さやスピードを重視したセッティングが多い。その為、フレームの素材は軽さと剛性の高いアルミが一般的で、各パーツにカーボン素材など軽量パーツが組み込まれていることが多い。また、ブレーキは後輪側のみに付けるのがルール。これは、レース中にブレーキをかけることがなく、前方の選手の転倒を回避する時にのみ使用するため。
レース用BMX
レース用BMX

・フリースタイル用BMX

“フリースタイル=自由”の名前の通り、一般的なルールや細かい取り決めはない。そのため、フレームやパーツ選び、ブレーキを付けるか付けないかなど、個人の好みによって実に千差万別
また、この競技ならではと言えるポイントなのが、ペグジャイロと呼ばれる特殊なパーツをつけるケースがあること。
フリースタイル用BMX
フリースタイル用BMX
車体の特色は以上となるが、パーツについての解説は、BMXパーツ【BMXの基礎知識Part 5】により詳しく明記してあるので、そちらをご覧いただきたい。
(了)
▶︎ 今さら人には聞けないBMXの“超”基礎知識がイッキ見できる、まとめページは こちら >>今さら人には聞けない BMXの超・基礎知識
▶︎ 日本独自の取材記事や国内外の超個性的アクションクリップなど、ホットな話題を毎日配信。オフィシャルアカウントは こちら >> Red Bull Bike Facebook