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MotoGP

『Superlap』:ブラッド・ビンダーがキャラミの最速ラップに挑戦!

南アフリカ人MotoGP™ライダーが多彩な協力者たちからの助けを得ながら最新バイクKTM RC16で地元の名サーキットの最速ラップ更新に挑んだ!
Written by Jazz Kuschke
読み終わるまで:4分公開日:
レッドブルKTMファクトリーレーシングに所属するMotoGP™ライダーのブラッド・ビンダーはサマーブレイク中に地元南アフリカへ戻ったが、彼はそのわずかなオフの間にヨハネスブルクに位置するキャラミ・グランプリ・サーキット最速タイム更新に挑戦することにした。
ビンダーは短期間で大きなステップアップを果たしたライダーだ。
2009年にレッドブルMotoGP™ルーキーズカップでデビューを飾ったビンダーは、2011年にはMoto3™にステップアップ。その後、2014シーズンにMoto3™初優勝を飾ると、レッドブルKTMアジョ2シーズン目の2016シーズンにはMoto3™ワールドチャンピオンに輝いた(南アフリカ人ライダーとしては30年ぶり3人目のワールドチャンピオン)。
そのあと、ビンダーはすぐに同チームからMoto2™へステップアップ。最終的にレッドブルKTMアジョと共にMoto3™とMoto2™で合計15勝を挙げた彼は、2020シーズンからレッドブルKTMファクトリーレーシングとMotoGP™を戦うことになった。
MotoGP™用バイクでキャラミ最速ラップに挑むブラッド・ビンダー

MotoGP™用バイクでキャラミ最速ラップに挑むブラッド・ビンダー

© Craig Kolesky/Red Bull Content Pool

そして、ビンダーはMotoGP™でも活躍を続け、乗り始めたばかりのKTM RC16でチームに初優勝をプレゼントすると、自らも “ルーキー・オブ・ザ・イヤー” に輝いた。
しかし、このような記録を残してきたビンダーには以前から意識していることがあった。それは、生まれ故郷の南アフリカに自分の名前を刻みつけること、つまり、キャラミで素晴らしいパフォーマンスを披露することだ。
ページ最上部で紹介している動画『Superlap / スーパーラップ』では、ビンダーが様々な南アフリカゆかりの人物たちの力を借りながら、キャラミの最速ラップタイム(1分45秒)の更新に挑む様子が確認できる。

南アフリカらしさ

キャラミは、南アフリカの公用語に含まれるズールー語で “我が家” を意味するため、ビンダーが “故郷” で何かをやるには相応しいロケーションだった。少なくとも、南アフリカの人気コメディアン / 司会者のジェイソン・ゴリアテはそう考えていた。
ブラッド・ビンダーとジェイソン・ゴリアテ

ブラッド・ビンダーとジェイソン・ゴリアテ

© Tyrone Bradley/Red Bull Content Pool

ゴリアテは、数年前にデビッド・クルサードがドライブするF1マシンとミニバスタクシーで公道レースに挑んだ経験があり、さらにはRed Bull TVの『Giving it Gears』で様々なトップドライバーたちとの撮影に臨んだ経験もあるため、モータースポーツシーンでの実績は十分だ。
その彼が、ワールドカップで頂点に輝いたラグビー南アフリカ代表キャプテン、シヤ・コリシと共にビンダーのコーチ役を務めることになった。
南アフリカならではのシーンも収録

南アフリカならではのシーンも収録

© Tyrone Bradley/Red Bull Content Pool

キャラミの歴史

オリジナルのキャラミは1961年に建造されると、すぐに南アフリカ最高のモータースポーツ施設として評価されるようになった。やがて、このサーキットはF1でも使用されるようになり、黄金期にはF1サーキットベスト10に含まれるようにもなった。
オリジナルレイアウトのキャラミでは、1988年までいくつものインターナショナルイベントが開催された。F1も1967シーズンから1985シーズンまで計18戦開催され、建造年から1988年までは走行距離1,000km9時間耐久レースも毎年開催されていた。
キャラミを爆走するブラッド・ビンダー

キャラミを爆走するブラッド・ビンダー

© Craig Kolesky/Red Bull Content Pool

1988年以降、キャラミにはいくつかの変更が加えられてきた。そして、F1南アフリカGP1992 シーズン1993シーズンに復帰すると、キャラミにはさらに新しいセクションが追加され、新(現)ピットとメインストレートが用意された。現レイアウトは全長4.529kmで、メインストレートは幅15m、残りのセクションは幅12mに設定されている。
このサーキットはターン1だけでも非常にユニークです。他にはないサーキットですね
ブラッド・ビンダー
キャラミのメインストレートを抜けるビンダー

キャラミのメインストレートを抜けるビンダー

© Craig Kolesky/Red Bull Content Pool

F1以外では、500ccロードレース世界選手権(現MotoGP™)が1992シーズンに改装後のキャラミで開催され、1998シーズンから2002シーズンと2009シーズンから2010シーズンまではスーパーバイク世界選手権(WSBK)も開催された。
記録更新には最新マシンが欠かせない

記録更新には最新マシンが欠かせない

© Tyrone Bradley/Red Bull Content Pool

しかし、ローカルなレースとイベントを除けば、右コーナー6・ 左コーナー10を擁するこのユニークな名称のサーキットではそこまで多くのアクションは見られてこなかった。しかし、今回の挑戦でその流れが変わった。
最後になるが、挑戦のプロセスを正しく記録するために、撮影クルーはFPVドローンを採用した。近年のスポーツシーンで常識となっているこのテクノロジーは、キャラミを超高速で周回するKTM RC16の視覚体験をさらに強烈なものにしている。
ソファや椅子にしっかりと腰掛けて、ビンダーの強烈な走り、スペシャルゲスト、ユーモアを楽しんでもらいたい。
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