Ein Held schlägt einen Ritter mit einem Schwert nieder
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ゲーム

『ELDEN RING | エルデンリング』:最強ボス 10選

『エルデンリング』(を含むフロム・ソフトウェアタイトル)のボス戦はプレイヤーの感情を高ぶらせ、恐怖・苛立ち・歓喜をせめぎ合わせる。プレイヤーを待ち受けるボスたちの中から最も手強い10体を選んでみた。
Written by Matthias Regge (@PrinnyTonic)
読み終わるまで:5分最終更新日:
Soulsborne(ソウルズボーン)系タイトルでボス戦は不可欠だ。その最新作『ELDEN RING | エルデンリング』(以下、『エルデンリング』)はオープンワールドを採用しているため、新しくてエキサイティングな部分が数多く加えられているが、それでもプレイヤーたちの心に長く残るのはボス戦だ。
その中には大きな心の傷として残るものもあれば、良き思い出として残るものもあり、フェアなものもあれば、不条理なものもある。そして、賢い(=ゲスい)プレイで簡単にクリアできるものもあれば、どうやっても難しいものもある。
今回は、狭間の地に潜む数多のボスたちの中から、最高難度のボス10体を選んでみた。
【ネタバレ注意!】本記事にはボスだけではなくゲームに関連する情報が含まれている。エンディングに関わるものもあるので、注意して読み進めてもらいたい。

10:忌み鬼、マルギット

「愚かな野心は忘れることだな」「はい…」

「愚かな野心は忘れることだな」「はい…」

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異議を唱える前に話を聞いてもらいたい。もちろん、【忌み鬼、マルギット】は他のボスに比べるとそこまで攻略は難しくない。しかし、多くのプレイヤーにとって、【忌み鬼、マルギット】は狭間の地に降りたってから初めて対峙する “ボス” だった。その “初戦” が多くのプレイヤーに与える怒りと苛立ちの大きさが、今回のランクインに繋がった。

9:星砕きのラダーン

修正されてタフになった【星砕きのラダーン】

修正されてタフになった【星砕きのラダーン】

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【星砕きのラダーン】は山あり谷ありの人生を送ってきた。バグが原因で攻撃を仕掛けてこない軟弱なボスとして扱われたあと、数秒でプレイヤーを塵にする強烈なボスとなった。
よって、このボスに対する印象はプレイヤーによって大きく異なる。退屈に感じたプレイヤーがいる一方、完成度が非常に高い高難度ボスという印象を持っているプレイヤーもいるのだ。

8:宿将ニアール

3体攻撃が厄介な【宿将ニアール】

3体攻撃が厄介な【宿将ニアール】

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【宿将ニアール】戦では、本体だけではなく召喚された霊体2体も相手にしなければならない。つまり、3体を同時に相手にしなければならないのだが、3体を同時に相手にしようとすると、【宿将ニアール】の高火力攻撃の餌食になり、戦闘が非常に苦しくなってしまう。実に厄介だ。

7:火の巨人

典型的なパワーヒッター【火の巨人】

典型的なパワーヒッター【火の巨人】

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【火の巨人】は、いくつかの賢い(=ゲスい)方法を使えば簡単に倒せてしまう。崖から落とすか、《腐敗ブレス》を使用したあと、【火の巨人】のHPがゼロになるまで待てば良いのだ。しかし、“開発チームの意図” に沿ってプレイすると、後半戦が非常に難しい。背後から仕掛ければ比較的安全だが、与ダメージが減ってしまう。

6:暗黒の落とし子、アステール

重力攻撃持ちの【暗黒の落とし子、アステール】

重力攻撃持ちの【暗黒の落とし子、アステール】

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【暗黒の落とし子、アステール】はビジュアルが最も魅力的なボスの1体に数えられる。攻撃パターンはそこまで複雑ではないが、カメラアングルがこのボス戦を難しくしてしまうときがある。この宇宙サソリは近づきすぎると攻撃アニメーションがほとんど確認できなくなってしまうのだ。近距離パワータイプのプレイヤーは注意が必要だ。

5:血の君主、モーグ

出血が厄介な【血の君主、モーグ】

出血が厄介な【血の君主、モーグ】

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【血の君主、モーグ】戦は一見厄介に思えるかもしれないが、実はフェアだ。とはいえ、このボスのギミックを知らなければ、第二形態では相当苦労することになるだろう。あるアイテムを手に入れれば、詠唱の被ダメージを大幅に軽減できるのだ。
しかし、多くのプレイヤーがこの詠唱に関係なく瞬殺されている。なぜなら、ほぼすべての攻撃に出血がついているため、体力に余裕があってもほとんど役に立たないからだ。

4:神肌のふたり

トラブル二重奏【神肌のふたり】

トラブル二重奏【神肌のふたり】

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『エルデンリング』では【神肌のふたり】と数回対峙することになるが、2人を同時に相手にしなければならないストーリー後半での対戦が特に厄介だ。
どちらも非常にリーチが長い攻撃を備えているため、考えたり、逃げたりする余裕がない。また、彼らの攻撃の大半はブラインドだ。さらには、お互いを蘇生できる能力も備えているので、面倒としか言いようがない。

3:黒き剣のマリケス

スピードが危険な【黒き剣のマリケス】

スピードが危険な【黒き剣のマリケス】

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【黒き剣のマリケス】の第一形態【獣の司祭】は割と簡単だ(第二形態と比較して)。本番は、第二形態、つまり【黒き剣のマリケス】になってからだ。【黒き剣のマリケス】は巨大だが、恐ろしいほど機動力に優れており、エリア内を自在に飛び回る。また、ステータスの生命力が高いプレイヤーでも瞬殺されてしまう高火力の攻撃を備えている。

2:黄金律ラダゴン / エルデの獣

巨体で攻撃が見えない【エルデの獣】

巨体で攻撃が見えない【エルデの獣】

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言うまでもないが、ストーリーの最後に待つラスボスは強くて当然だ。しかし、【黄金律ラダゴン】は多少簡単かもしれない。【黄金律ラダゴン】も『エルデンリング』の他の多くのボスと同じで、独特のタイミングで放たれる広範囲・追尾攻撃が特徴だが、彼の攻撃パターンは比較的簡単に覚えることができる。
一方、【エルデの獣】はとにかく巨大すぎる。【暗黒の落とし子、アステール】と同じで、近接攻撃を加えるために近づくと、このボスが何をしようとしているのかが分からなくなってしまう。
また、もはや回避がほぼ不可能な光弾も、多くのプレイヤーの悩みの種となっている。この光弾は走ってもかわすことはほぼ不可能で、おまけにそのアニメーションが本体の動きを隠してしまう。

1:ミケラの刃、マレニア

プレイヤーの心を折りまくる【ミケラの刃、マレニア】

プレイヤーの心を折りまくる【ミケラの刃、マレニア】

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【ミケラの刃、マレニア】が1位に輝いたことに驚く人はいないだろう。回復持ちで、攻撃に追尾性能が備わっており、火力もとんでもなく高いため、多くのプレイヤーが1発で沈められている。
【ミケラの刃、マレニア】戦は非常に厳しいため、壺を被った素寒貧の姿ながらこのボスを華麗にソロキルしてくれるゲーマータグ “Let me Solo Her”(意訳:タイマンさせて)を召喚することが海外プレイヤーたちの間でトレンドとなった(動画はこちら)。
【ミケラの刃、マレニア】は、多くのプレイヤーの間で真のラスボスとして扱われている。
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One of the most prominent speedrunners in esports and on Twitch, David ‘GrandPOOBear’ Hunt is one of the top Super Mario Brothers players in the world.

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