Screenshot aus F1 22 zeigt den Boliden von Max Verstappen beim Grand Prix von Bahrain. In der neuen F1 22 Vorschau haben wir erstmals den F1 Life und Karrieremodus angespielt.
© Electronic Arts
Gaming

『F1 22』:発売直前デモプレイ 感想&評価

F1公式ビデオゲームシリーズ最新作のリリースが直前に迫った! デモバージョンをプレイした感想・評価・新機能の詳細をチェック!
Written by Philipp Briel
読み終わるまで:8分公開日:
Codemasters(コードマスターズ)とEA Sportsが手がける『F1』シリーズ最新作『F1 22』2022年7月1日に世界同時発売されるが、先日、私たちはほぼ完成版と呼べるバージョンをテストプレイする機会に恵まれた。
新モード《F1 Life》や2022シーズンのF1マシンの挙動、改良された《キャリア》モード《マイチーム》モードなどの詳細をチェックしていこう。
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完全なEA Sportsタイトルへ

EA Sportsらしいプレゼンテーションが採用されている『F1 22』
EA Sportsらしいプレゼンテーションが採用されている『F1 22』
『F1 22』は、長年『F1』シリーズを開発してきたコードマスターズがEA Sports傘下になってからリリースするシリーズ2作目という位置づけになるが、プレゼンテーションが大幅に改良されている今作には、懸案だった “EA Sportsタイトルとしての統一感” が盛り込まれている。
“EA Sports作品としての統一感” とは何か? メニューやプレゼンテーションなどのUI回りやサウンドトラックが、『NHL』シリーズ『Madden NFL』シリーズ、そして『FIFA』シリーズのような他のEA Sportsの看板スポーツシリーズと統一されたということだ。
『F1 22』で特に目立つ変化はサウンドトラックだ。過去作品で使用されていた洗練されているが特別良くはなかったサウンドトラックが過去のものとなった。今作では、良く知られているトップアーティストたちの音楽がライセンスされており、プレゼンテーションも洗練されている。しかし、アーティストなどの詳細についてはまだ明かせないので、リリースを楽しみにしてもらいたい。
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ソーシャルハブ

『F1 22』のソーシャルハブとして機能するのが《F1 Life》だ。このモードはマルチプレイヤーロビーとしても機能する。また、ここではゲーム内でアンロック / 獲得したマシンコレクションや服、アクセサリー、トロフィーを管理することもできる。
《F1 Life》はソーシャルハブとして機能する
《F1 Life》はソーシャルハブとして機能する
自分のアバタードライバーはトップス、パンツ、アクセサリーなどを着せ替えられるようになっている。最終バージョンにはトップブランドやメーカーのアイテムが用意される予定だ。
また、『F1 22』ではレーシングスーツヘルメットをデザインしたり、優勝時のジェスチャーを決めたりできる他、優勝時の無線メッセージもカスタマイズできるようになっている。
勝利時の無線メッセージもカスタマイズできる
勝利時の無線メッセージもカスタマイズできる
家具の飾り方や部屋の見栄えも好みに調整できる
家具の飾り方や部屋の見栄えも好みに調整できる
カスタマイズできるのはアバターだけではない。部屋のインテリアも好みに変えることができる。デザイナーチェアはもちろん、パワーユニット型のガラステーブルやライトなども用意されている。
また、他のプレイヤーやAIのアバターが自分の部屋を訪れたり、マシンコレクションを見たりできる他、ボタンひとつでフレンドの部屋を訪れることもできる。さらには、バーチャルショールームで2022シーズンの全F1マシンと2021シーズンの全F2マシンを細部までチェックしたり、チームの歴史を学んだりすることもできる。
バーチャルショールームでは最新F1マシンのディテールがチェックできる
バーチャルショールームでは最新F1マシンのディテールがチェックできる
2021シーズンのF2マシンも収録されている
2021シーズンのF2マシンも収録されている
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ピレリホットラップ

『F1 22』の別の “新” が、《キャリア》《マイチーム》モードで楽しめる “ピレリホットラップ” の各種イベントだ。メインメニューから直接選択することもできるこの機能は一体どのようなものなのだろうか?
レッドブル・リンクをスーパーカーでドライブできる
レッドブル・リンクをスーパーカーでドライブできる
F1を題材にしたレーシングゲームとしては初めての試みとなるこの機能では、F1マシンではなくスーパーカーのステアリングを握ることになる。私たちがプレイしたデモバージョンでは、メルセデスベンツ、アストンマーティン、フェラーリなどのマニュファクチュアラーのスーパーカーが10車種収録されており、40種類のイベントで走らせることができた。
“ピレリホットラップ” には、F1カレンダーの進行に沿う形で多様なイベントが用意されている。今回のデモバージョンでは、以下のイベントをプレイすることができた。
  • アベレージスピードゾーン:特定のセクションを3回走り最高平均速度を狙う。
  • ドリフト:サイドブレーキを駆使してコーナーを上手くドリフトしてポイントを稼ぐ。
  • ライバルデュエル:同じスーパーカーで特定のセクションを走る1on1バトル。
  • オートクロス:特定のルール下でできる限り速くゴールへ到達することが目的の慣性チャレンジ。
  • タイムアタック:クラシックなフルラップタイムアタック。
  • チェックポイントチャレンジ:アーケードレーシングゲームのように決められた時間内に特定の距離を走行する。時間内に到達できれば時間が延長される。
ドリフト走行も楽しめるようになった
ドリフト走行も楽しめるようになった
これらすべてのイベントにブロンズ、シルバー、ゴールドメダルが用意されている。尚、スーパーカーのハンドリングはF1マシンのそれとは大きく異なるので慣れるまでは時間が必要になるが、短時間で終わるイベントが多いため、飽きずに楽しめるだろう。
ちなみに、スーパーカーのハンドリングは『GRID Legends』よりもリアルで、本格的なレーシングシミュレーションに近い感覚が得られるはずだ。
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キャリア&マイチーム

『F1 22』は《マイチーム》モードにも新機能が追加されており、しかもキャリアをスタートさせる瞬間からプレイヤーに関わってくる。今作では、以下の3つのスタートポイントが用意されており、どれを選ぶかで難易度が変わるようになっているのだ。
新しくなった《マイチーム》
新しくなった《マイチーム》
  • 新加入:予算が少なく、下位からスタートする。ファクトリーや施設を建造してチームの競争力を高めていかなければならない。
  • 中団:すでに500万ドル(約6億7,700万円)の予算とファクトリーを所有しているため、スタート直後からポイントを狙える。
  • トップチーム:スタート直後からコンストラクターズタイトルを狙える。1,000万ドル(約13億5,400万円)の豊潤な予算があるため、すぐにアップグレードやチームメイトの獲得に投資できる。
スタートポイントを決めたら、これまでの《マイチーム》と同じようにマシンのデザインやチームロゴなどを決めていく。また、『F1 2022』の《マイチーム》と同じように、スポンサー、マニュファクチュアラー、チームメイトも自分で選ぶことができる。
『F1 22』にはF1史上最強クラスのレジェンドドライバーたちも収録される。プレイヤーは、ミハエル・シューマッハアイルトン・セナアラン・プロストデビッド・クルサードなどをチームに迎え入れることができるが、当然ながら彼らは安くない。予算に限りがあるなら、エンツォ・フィッティパルディリアム・ローソンのようなF2ドライバーを雇うこともできる。
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マイチーム詳細

これまでと同じように、『F1 22』の《マイチーム》モードでは、プレイヤーはF1チームのすべての命運を握ることになる。プレイヤーはリソースポイントをマシンの空力や耐久性の向上からマーケティングまでに費やして、F1チームの経営を管理していく。また、ドライバーとの契約も管理しなければならない。
インタビューでチームを称賛することもできる
インタビューでチームを称賛することもできる
グランプリとグランプリの間では、プレス対応やパーツのアップグレードなどに追われることになるが、基本的な流れは『F1 2021』とほとんど同じだ。ただし、『F1 22』はもう少しスムーズに進行されるようになっており、プレゼンテーションも改良されている。
レーストラックでのアクションも改良されており、フリープラクティスは特に興味深い。今作ではトレーニングプログラムが再デザインされており、さらに楽しくなっている。具体的に説明すると、今作では各セッションのトレーニングプログラムは、レース戦略サーキット順応タイヤ管理の3種類に絞り込まれている。
トレーニングプログラムのプレイ価値が高められた
トレーニングプログラムのプレイ価値が高められた
各プログラムでは、規定回数内で最大3つの目標をクリアすることが可能で、クリアすればチームが使用できるリソースポイントを獲得できる。
この3種類のトレーニングプログラムは『F1 2021』にも存在していたが、『F1 22』ではより細かくデザインされている。また、各トレーニングプログラムで獲得できるポイントも増えている。これらの変更は、今作のフリープラクティスがただの退屈な作業ではなくなっていることを意味している。
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まとめ

すでに前回のレビューで、『F1 22』はハンドリング物理モデルが改良されているためサーキットで素晴らしい走りが味わえることが分かっていた。
しかし、今回のデモバージョンをプレイして、サーキット外も素晴らしい仕上がりになっていることが理解できた。『F1』シリーズ史上最高の完成度を誇っていると言えるだろう。レーシングゲームジャンルの金字塔になりえるこの作品は、F1ファン、そしてF1ドライバーに憧れている誰もが期待できるクオリティを誇っている。
※:本記事で紹介しているメニューやモードの名称は実際の製品のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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