エアレース
Red Bull Air Race パイロット紹介
Red Bull Air Raceが復活した。既にアブダビでの開幕戦を終え、来週末にはクロアチア・ロヴィニで第2戦を迎えるが、今年参戦している12人のパイロットを改めて紹介する。
3年のブランクを経て、 Red Bull Air Race World Championshipが復活した。総合優勝を果たすのは一体誰だろうか? 世界各地でEdge 540などの高速を誇る飛行機を駆り激しいレースを繰り広げる12人のエリートパイロットたちを紹介する。
この大会は本当に素晴らしい。また参加できることで僕の気持ちもまた高まってきた。僕は飛行機に囲まれて育った。アエロバティックの大会、フリースタイルの航空ショー、そしてRed Bull Air Raceは僕にとっての衣食住だよ。フリースタイルのエアロバティックも好きだけれど、レースという側面に欠ける。僕は世界のトップパイロットたちを相手に自分の実力を試してみたいんだ
—Pete Mcleod(2010年総合5位 / 2014年アブダビ3位)
Red Bull Air Raceは私に向いている。私はレースもアエロバティックも好きだが、Red Bull Air Raceにはそのすべてが詰まっている。スカイダイビングもする私はアドレナリンジャンキーだしね。もしRed Bull Air Raceで活躍を続けたいのであれば、体のケアを怠ってはならない。私も2004、2006シーズンのような総合優勝をまた成し遂げたいと思っている。そのために全力を尽くすつもりだ
—Kirby Chambliss(Red Bull Air Race World Champion 2回制覇)
Red Bull Air Raceは低速での高速飛行ができる素晴らしいチャンスだ。私はこのレースを心から楽しんでいる。素晴らしい冒険と挑戦だ。何とも比較できない
— Péter Besenyei(2003年Red Bull Air Race Championship総合優勝)
Red Bull Air Raceは地球最速のモータースポーツ。ゆえに特別な存在だ。素晴らしい戦いと空を飛ぶロマンを同時に味わうことができるだろう
—Paul Bonhomme(Red Bull Air Race史上最強のパイロット / 2014年アブダビ1位)
Red Bull Air Raceは本来のエアロバティックとは異なるモータースポーツなので、パイロットと観客にとっては面白いレースだと思います。かなりタイトなレースですが、パイロットにとっては非常に楽しいものです。僕たちのやっていることができるパイロットの数は多くありませんし、特殊な世界だと思います
—室屋義秀(Red Bull Air Race 3シーズン目 / 搭乗機:Edge 540)
飛ぶという行為について何も知らないような人たちを簡単に惹きつけられることが、このRed Bull Air Raceを非常に面白く、魅力的なものにしている。5歳でも80歳でも素晴らしいと思うだろう。多くの人は飛ぶことがどんなものなのか知らないが、一度Red Bull Air Raceを見れば、いかに魅力的かを理解することになる
—Nigel Lamb(2010年総合3位 / 搭乗機:MXS)
僕たちパイロットはレースがしたいわけだから。再開されると知って本当に嬉しかったよ。絶対に再開するって信じていたからね。どのパイロットも勝利を目指してくると思う。僕もまた勝ちたいね。そのためにどれだけの努力が必要かは理解しているつもりだ
—Hannes Arch(2008年総合優勝 / 2009年、2010年総合2位 / 2014年アブダビ2位)
Red Bull Air Raceは自分の能力に対する挑戦だ。レースごとに良くしていこうと挑戦を続けていく。私が魅力に感じているのはそこだ。他人と競い合うというよりは、自分との戦いだ。世界を代表するパイロットたちと一緒にパイロンの間を縫って飛べる日が、そして世界中の皆さんと繋がれる日がまた来ることを待ち望んでいた
—Michael Goulian(Red Bull Air Race 5シーズン目 / 搭乗機:Edge 540)
Red Bull Air Raceの最大の魅力は、低空飛行と精度、そしてスピードだね。タイムとの戦いで、世界屈指のパイロットたちと競い合える。それにファンやスポンサー、そしてメディアが見守る中、世界中の人たちに飛行機の魅力を伝えられる
—Mattias Dolderer(2009年、デビューシーズンで表彰台を経験)
この大会での飛行は今までのキャリアを通じて一番楽しい。あと、Red Bull Raceを世界中の人たちに紹介できること、みんなが楽しみにしてくれる何かを与えられること、そして僕が普通の人間だということを知ってもらえることが楽しいね
—Matt Hall(2009年、デビューシーズンで総合3位を獲得)
ロシア人とギリシャ人の血を引くコルシカ島出身のフランス人Ivanoffは平凡と流麗の間を行き来するミステリアスなパイロットだが、それは逆に彼のアーティスティックな側面の表れでもあり、その美しいスタイルは「大空の絵画」と評される。調子さえ良ければ、見る者の目を飽きさせない素晴らしい飛行を見せてくれるはずだ。
デビュー戦は本当に特別で、最初は参加するなんて信じられなかった。アブダビのハンガーで機体に自分の名前が書かれているのを見て、初めて『本当に飛ぶんだ』と思えた
—Martin Sonka(2010年、史上2番目の若さとなる31歳でRed Bull Air Raceに参戦)