『Forza Horizon 6』には鉄仮面も登場
© Xbox Game Studios
ゲーム

『Forza Horizon 6』:前作との相違点

2026年最大の注目を集めているレーシングゲームには数多くの新機能が用意されている。その中から『Forza Horizon 5』との大きな違いを5項目にまとめて紹介!
Written by Phil Briel (@nophilterde)
読み終わるまで:10分Published on
モータースポーツファン憧れの国、新しいレーシングエクスペリエンス、向上したハンドルコントローラーサポート、最先端のテクノロジー。『Forza Horizon 6』でPlayground Gamesは、このオープンワールドレーシングゲームシリーズ史上最も野心的な作品を完成させた。
この第6作目は前作『Forza Horizon 5』と比較すると、かなり多くの機能と改良点が用意されている。以下に主な違いを紹介しよう。
01

さらに広大なオープンワールド

『Forza Horizon 5』では、Playground Gamesは広大なメキシコを舞台に選択した。そのスケールは素晴らしかったが、同時に多くのエリアがどこか空虚に感じられたのも確かだった。一方、『Forza Horizon 6』は異なるアプローチを採用している。
『Forza Horizon 6』には鉄仮面も登場

『Forza Horizon 6』には鉄仮面も登場

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『Forza Horizon 5』の舞台はメキシコだった

『Forza Horizon 5』の舞台はメキシコだった

© Xbox Game Studios

今作の舞台となる日本は、広大さの代わりに、奥深さ密度コントラストが重視されている。今作のオープンワールドは、ネオンライトが眩しい都会、狭隘な峠道、美しく広がる水田風景、歴史が感じられる寺社、湾岸道路、富士山をはじめとする雪山などが9種類の生物群系とともにコンパクトにまとめられている。ビジュアルだけではなくゲームプレイもバラエティに富んでいる
『Forza Horizon 6』で描かれている東京は、これまでの『Forza Horizon』シリーズに登場したどの都市よりも5倍程度広く、銀座・渋谷・秋葉原などのエリアは美しく表現されており、日本を舞台にしたアクション映画から抜け出してきたような複数層の高速道路、古くて細い道、交差点が組み合わさっている。
これまで以上に多様になったオープンワールド

これまで以上に多様になったオープンワールド

© Xbox Game Studios

このような高低差が今作の重要なデザイン要素で、平地の道路ではなく、高架の高速道路や橋の下、トンネル、峠道なども走行できるようになっている。
特に良くできているのがマップに採用された「戦場の霧」システムだ。マーカーやアイコンが置かれているマップ全体を最初から確認できていたこれまでのシリーズ作品とは異なり、今作のマップはスタート時は隠蔽されており、走行することでエリアが見えていくようになっている。
『Forza Horizon 6』のマップ

『Forza Horizon 6』のマップ

© Playground Games

これは些細な変化のように思えるかもしれないが、ゲームプレイへの影響は非常に大きい。画面上に表示されるチェックリストを消していくゲームプレイが純粋に探索を楽しむゲームプレイに変化しているのだ。無数のイベント、走行可能な道路、シークレットが用意されているモータースポーツアドベンチャーがプレイヤーを待っている。
【ニッポン ドリフト】:マッド・マイクがフォーミュラドリフトジャパンに挑戦した様子を記録したドキュメンタリーをRed Bull TVでチェック!

3分

第2話: エビスサーキット

第2話あらすじ: マッド・マイクがフォーミュラドリフトジャパン 2017シーズン第2戦の舞台、福島県二本松市のエビスサーキットへ向かう。ドリフトスキルの究極のテストとなったバトルをマッド・マイクが振り返る。プロドライバーたちの圧巻のカーテクニックを見逃すな!!【マッド・マイクがフォーミュラドリフトジャパンに挑戦(全5話/日本語字幕)】

日本語 +1

『Forza Horizon 6』と『Forza Horizon 5』の比較

項目

Forza Horizon 6

Forza Horizon 5

リリース年

2026年

2021年

舞台

日本

メキシコ

マップサイズ

前作の約1.25倍

約110㎢

最大の都市

東京(グアナフアトの約5倍)

グアナフアト

リリース時の収録車数

550台

504台(現時点で900台以上)

ハンコンサポート

フル対応(最大540度)

基本機能のみ(FFB脆弱)

チューニング

大幅に増加したカスタムパーツ / Forzaエアロ / デカール / パフォーマンスチューニングなど

ペイントワーク / パフォーマンスチューニング / 基本的なカスタムパーツ

進捗

改良されたリストバンドシステム + コレクションジャーナル

リストバンドシステム / トロフィー

02

オープンワールドでのシームレスなレーシング

『Forza Horizon 5』最大の問題点のひとつは、フリーロームとレースが完全に分けられている点だった。たとえば、ドラッグレースを楽しみたいなら、メニューを開いてコースを選択し、ロードされたらレースを楽しみ、レースが終わったらまたメニューを開いてオープンワールドに戻る必要があった。しかし、『Forza Horizon 6』ではこのような手間が完全になくなっている。
Playground Gamesは今作のレース、タイムアタック、イベントをシームレスにオープンワールド内に組み込んでいる。たとえば、タイムアタック用サーキットを通過すれば、自動的にカウントダウンがスタートする。ロード画面やメニューは一切存在しない。そしてレースが終わればすぐに他のプレイヤーが記録した上位タイムの横に自分のタイムが表示される。これはドラッグミートも同じだ。このレースではプレイヤー12人がストリートで同時に競い合うことができる。
2026年最高のレーシングゲーム

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© Xbox Game Studios

今作の新しいレーシングカルチャーの中心に位置しているのが峠バトルだ。日本の峠道でのドリフトバトルからインスピレーションを受けたこのバトルでは、曲がりくねった細い峠道でナイトレースに挑む。コンボカウンターハイスコアも用意されており、スタイル、コントロール、ライン選択が重要視される。
このバトルからは、『Forza Horizon 6』が日本のカーカルチャーを精確に描くことを重視していることが伝わってくる。私たちがプレイできたデモバージョンは峠バトルとマルチプレイヤーモードが実装されていなかったが、ゲームプレイの流れは非常にスムーズで、開発チームが完成版で約束してくれていることは、期待をさらに高めてくれる。
03

ハンドルコントローラーサポート

『Forza Horizon 6』はついにハンドルコントローラーとシミュレーションギアにフル対応しており、この結果、世界のシミュレーションレーシングコミュニティが大いに盛り上がっている。
『Forza Horizon 5』もハンドルコントローラーに対応していたが納得できるレベルではなく、フォースフィードバック(FFB)はどこかリアリティに欠けており、物理演算もゲームパッドが基準で、コックピッドビューもステアリングを切るたびに微妙なクオリティの手のアニメーションが表示された。
『Forza Horizon 6』は改良したシステムを用意して上記の問題を解決している。シリーズ初の540度回転に対応しており、コックピットビューも適切に調整されている。これはたとえば、タイトなヘアピンでステアリングを切ったときに、ゲーム内のステアリングホイールも同量回転して、よりリアルなステアリングフィーリングが得られることを意味する。
北へ向かえば雪山が待っている

北へ向かえば雪山が待っている

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このイノベーションは大きな違いを生んでおり、ミリ単位のステアリング操作が求められるタイトな峠道では特に大きな違いを感じることができる。
物理演算も基礎から見直され、ステアリングホイールを後付けではなく最初から含まれている対応デバイスのように扱っている。そのため、すでに自宅にセットアップを持っている人はラッキーだ。『Forza Horizon 6』は、コーナー出口でステアリングホイールを安心して離せる『Forza Horizon』シリーズ初のタイトルになる。
東京も細部まで再現されている

東京も細部まで再現されている

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04

充実のチューニングとカスタマイズ

チューニングは日本のカーカルチャーの中核に位置しているが、有り難いことに『Forza Horizon 6』でも正しく取り上げられている。チューニングとカスタマイズは『Horizon』シリーズの強みのひとつとして知られてきたが、今作ではこの強みをさらに強化しており、コミュニティが長年待ち望んできた機能も追加されている。
新機能のひとつが、拡張されたボディキット完全に見直された空力パーツで、どちらもビジュアルとゲームプレイの両方に大きな影響を与える。また、シリーズ初のウィンドウのデカール装飾も可能になった。これはコミュニティ待望の機能だ。ウィンドウだけカスタマイズできないことに苛立っていたシリーズのファンは遂に自由にカスタマイズできるようになった。
特筆すべきはアフターマーケット車両だ。日本をドライブしていると、カスタム済みのレア車が期間限定で登場するのだ。たとえば、峠道のふもとで日産スカイラインGTRを見つけたら、その場で購入して乗り込み、レースを始めることができる。その流れは非常に自然で、ゲームプレイに変化を加えられる。そして何より、カタログを眺めているよりも断然楽しい。
さらに、Forza Editionの車両も用意されている。これらはよく見かけるクルマのスペシャルバージョンで、『Forza Horizon 5』よりもかなり過激なカスタマイズが施されている。これらのクルマはレーストラックで強力なパフォーマンスを発揮できる上に、大きなビジュアルインパクトを与えられる。
Toyota 2025 GR GTプロトタイプ

Toyota 2025 GR GTプロトタイプ

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05

コレクションジャーナル / ガレージ

オープンワールドでの探索は『Forza Horizon』シリーズの一番重要な要素だが、『Forza Horizon 6』では《コレクションジャーナル》とともにこの要素をさらにレベルアップしている。
《コレクションジャーナル》はカーマニアのためのデジタル絵日記のような機能だ。プレイヤーは日本の風景を写真に収めたり、各地に隠されているマスコットを集めたり、自分だけのマイルストーンを記録したりできる。
こう書くとごく普通のコレクションシステムのように思えるかもしれないが、ゲームの進捗に巧みに組み合わされている。積極的に日本を探索すれば《コレクションジャーナル》が埋まっていき、新しいクルマやイベント、コレクティブルが解放される。今作はサイドミッションに取り組むことよりもゲーム内世界を探索していくことに強くフォーカスしている。
美しいビジュアル

美しいビジュアル

© Xbox Game Studios

同時に、『Forza Horizon 6』は完全にカスタマイズが可能なガレージシステムも用意している。ゲーム内で購入するすべての家はガレージ付きで、ガレージ内の家具やライト、壁などを自由に変えることができる。
ネオンサインを置いた実に日本らしいワークショップが欲しいならその通りにできる。近未来アニメのような隠れ家が欲しかったらその通りにできる。ハイライトは谷間の邸宅で、小さなオープンワールドのように邸宅の周りにレーストラックや寺社などを好きなようにアレンジして配置できる。
首都高レースも楽しめる

首都高レースも楽しめる

© Xbox Game Studios

このような機能により、『Forza Horizon 6』には他のプレイヤーとの交流が楽しめる活気あるライフスタイル的側面が備わっている。これはクラシックなレーシングゲームにはなかった部分であると同時に、このシリーズが正しい方向へ進む重要な一歩にもなっている。
モータースポーツをスポーツだけではなくカルチャーとしても捉えている熱心なコミュニティにとっては、特に大きな一歩になるだろう。
06

まとめ

『Forza Horizon 6』は「舞台が新しくなっただけ」ではない。オープンワールドレーシングゲームを再考しようとした作品で、その意味で、日本という舞台は正しい選択だった。この国ほど数多くの異なるドライビングエクスペリエンスやカーカルチャー、ビジュアルが所狭しと詰まっている国は他にないからだ。
Playground Gamesはこの舞台を活用して、クルマの挙動、多様なサイドミッション、チューニングオプション、ハンドルコントローラー対応を問わず、シリーズのほとんどすべての基本的な部分をレベルアップさせた。
『Forza Horizon 6』は2026年5月19日にXbox Series X|SおよびPCでリリース予定。同日にXbox Game Passにも含まれる。日本と日本独自のカーカルチャーはもちろん、モータースポーツ全般に興味がある人は購入すべき素晴らしい作品だ。
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