G2’s Jake ‘Virtue’ Grannan on how the team fought their way back to the top© G2 Esports
eスポーツ
G2 Esports:『レインボーシックス シージ』ヨーロッパチャンピオンへの道
タフな1年を経て、遂にメジャーイベントを制覇したG2 EsportsのR6Sチームが優勝までの道のりを振り返った。
Written by Ben Sillis
公開日:
G2 Esports『レインボーシックス シージ』のeスポーツシーンで最も大きな成功を収めているチームだ。プロリーグチャンピオンシップを複数回制し、メジャーとワールドチャンピオンシップの優勝経験を持つ彼らは、始動した2018シーズンから常に「倒すべきチーム」としてマークされてきた。
スタープレイヤー2人、Niclas “Pengu” MouritzenJuhani “Kantoraketti” Toivonenを軸に据えたG2 Esportsのチーム編成は勝利の方程式であり続けてきた。引退後には間違いなく殿堂入りするはずの彼らを擁するG2 Esportsは、時として不公平にさえ感じられた。
しかし、2019年と2020年前半のロースター変更のあと、誰にとっても脅威だったG2 Esportsは明らかな弱点を持つトップチームのひとつへ変異した。依然として強豪ではあったが、すべてのイベントのグランドファイナルまで残る常勝チームとは呼べなくなっていた。
2020-21シーズンもG2 Esportsにとっては難しいシーズンとなり、European Leagueのファーストステージは3位、セカンドステージはさらに順位を下げて7位でフィニッシュした。また、2020年唯一のメジャーイベント制覇も、上位チームもいくつか参加するものの大半が下位チームで構成されているGSA Leagueだった。
しかし、European League 2020 Finalsが始まると、G2 Esportsがアンストッパブルな存在に戻ったように見え始めた。初戦のVirtus.Pro戦を2-0で勝利した彼らは、グランドファイナルでライバルのBDS Esportを3-2で下した。大事な対戦を落とし続けた1年を経て、G2 Esportsは遂に流れを変え、シーズン最大のイベントを制することに成功した。
こんな気持ちになれたのは本当に久々だけど、やるべきことはまだ沢山ある。スクリムでいくつものラウンド敗戦に繋がっていた部分を今日は上手くできて勝利に繋げられた。成長に大きな満足感を得ているよ
Niclas “Pengu” Mouritzen
European League 2020 Finalsの終了後、Jake “Virtue” Grannanは次のように振り返った。「どの変化が優勝に繋がったのか、ひとつに絞り込むことはできない。でも、この1年でチーム内に多くの変化が起きたのは確かだ。ロールとメンタル面に最近加えた変更が今回のポジティブな結果に繋がったんじゃないかな。でも、やるべきことはまだまだあるし、気を緩めるつもりはないよ」
アップダウンの激しい1年を送ったあと、Six August 2020 Majorのグランドファイナルを含むいくつもの大一番で辛酸をなめさせられてきた宿命のライバルBDSとまた優勝を争うことになったG2 Esportsが、European League 2020 Finalsのグランドファイナルを落とす可能性は高く、BDSがマッチポイントに手をかけるとその可能性はさらに高まった。
G2 Esportsは最初のマップ【テーマパーク】を8-7で何とか奪ったものの、そこから2マップを7-4で連取されたため、BDS優勝の確率は一気に高まっていた。しかし、ここからG2 Esportsは流れを引き寄せ、7-37-2で連取して優勝を決め、自分たちに向けられていた疑念がすべて誤っていたことを証明した。
Virtueは次のように振り返る。
自分たちより強いチームが存在すると思った瞬間に疑念が生まれる。僕たちにそんな瞬間は訪れない。僕たちは、このチームがお互いのためにベスト尽くせることを信じている。確かに、BDSに2-1のリードを許した。でも、僕は自分たちの方が良いチームだと信じていたし、全員に同じ意識を持つように伝えた。今自分たちが負けているのはBDSじゃない、自分たちに負けているんだってね。それで自分たちのプレイを取り戻し、勝利を掴んだんだ」
フォームを取り戻したG2 Esports R6Sチーム
フォームを取り戻したG2 Esports R6Sチーム
G2 Esportsはまたトロフィーをキャビネットに加えることができたが、今回のトロフィーは他のトロフィーより重要度が少し高いように感じられる。今回のトロフィーは、ロースター変更以来初となる正真正銘のメジャー優勝を記念するものだ。しばらくタイトルから見放されてきた彼らは、自分たちがタイトルを獲得できるチームだということをようやく証明できたのだ。
Virtueは次のように続けている。「ようやく報われた感覚があったね。これまでに費やしてきたすべての努力と時間が報われた。純粋な喜びを得ることができた。自分たちに実力があることは分かっていたけれど、これでようやく他の人たちにも分かってもらえた」
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