ナチョ・ゴンザレスは、11歳でファイバーグラスの上に両足を初めて乗せた瞬間から、サーファーであり続けてきた。
スペイン・バスク出身のこのサーファーはムンダカからプンタガレアまで続くワールドクラスの波からわずか30kmの土地で育ったため、この地方の特産品として知られるXXLサイズのスウェルで本領を発揮する。
今回は、このスペイン人ハードチャージャーのこれまでのキャリアやフッテージ、トリビアなどをまとめてみた。
01
バスクから世界へ
2012年、わずか17歳でゴンザレスはPunta Galea Challengeで優勝してビッグウェーブサーフィンシーンで名乗りを上げた。この優勝によって、彼はチリで開催されるWSLのBig Wave World Tour(BWWT)にワイルドカードとして参戦することになり、さらにはBWWTのベストストップ、ジョーズにも参戦した。
4分
パドルセッション in ナザレ
以来、ゴンザレスは世界を舞台に戦ってきたが、彼のこれまでの目覚ましいキャリアのハイライトとなっているのは、ナザレでのフリーサーフィンだ。
02
地元愛
2020年、Red Bull TVの『Made In』シリーズはゴンザレスが愛する地元にスポットライトを当てた。
10分
Bizkaia: The making of Mundaka
Natxo González explores the traditional sports that helped build the passion of Basque athletes.
フランスとスペインの国境付近、ピレネー山脈の麓に広がるビスケー湾に面するバスク地方は両国から影響を受けているが、非常にユニークで、独自の言葉と素晴らしい食のカルチャーを擁する。
この地方を代表する都市はビルバオだが、バックパッカーたちに人気なのはサン・セバスティアンだ。そして25年前から、バスクは世界中のサーファーたちの「いつか訪れたいサーフポイント」に含まれるようにもなっている。
ゴンザレスのバスク愛は非常に深く、地元で世界中のサーフコミュニティから称賛されているシリーズを開催している。
03
アウェイでも才能を発揮
17分
Iceland's undiscovered waves
The surf scene is nascent in Iceland, but two natives, Heidar Logi and Elli Thor, are working to change that.
ゴンザレスはバスクでのパフォーマンスがとみに有名だが、ボードを詰め込んで地球の端まで向かうことも厭わない。アイスランド、ナミビア、アイルランドを問わず、そこにブレイクポイントがあるならゴンザレスは手懐けようとする。ファンはその結末をいつも楽しみにしている。
2分
ナミビア
ナチョ・ゴンザレスやアリツィア・サラトガたちがアフリカの波を攻める。
2分
ナチョ・ゴンザレス in アイルランド
04
淡水・海水どちらも得意
2019年、トップサーファーたちが英国・ブリストルに位置する世界最大・最新のウェーブプールThe Wave(ザ・ウェーブ)を訪れた。バスクに位置するテック企業Wavegardenのテクノロジーが採用されていたため、ゴンザレスがこの施設にすぐ馴染んだのは驚きではなかった。
7分
ザ・ウェーブ
ウェイブガーデン社製の最新人工波設備のテストのために、レッドブルの屈強なサーファーたちが集まった。肌寒い英国・ブリストルの街中で彼らがチューブライドを魅せる!(日本語字幕)
現地には五十嵐カノア、ジャスティン・デュポン、ルーカス・チアンカ、トラヴィス・ライスなどが集結していたが、話題をさらったのはゴンザレスだった。
05
結局は地元
パンデミックがすべてを変える前の2018年、ゴンザレスとバスクのサーファーたちは、人生を通じて愛してきたレフトハンダー、ムンダカでのセッションで新年を迎えた。ゴンザレスのフィルマー、ジョン・アスプルは「全員にとってビッグサプライズだった。スウェルの方向がパーフェクトで、昔と同じようにサンドバンクを機能させてくれた」と振り返っている。
3分
Watch Mundaka turn on for New Year's Day
As a big swell hit Europe on New Year's Day, and Natxo González was ready to celebrate.
ゴンザレスは現代の “サーファー / 冒険家” の典型だ。地元のパワフルな波を愛しながらも、その地平の彼方にある無数のチャンスに惹かれてきた彼は、ビッグウェーブサーフィンシーンに飛び込んだことで、それまではできなかった形で世界を巡れるようになった。
2年強の時間を経て世界がまた解放されつつある今、26歳のバスク人が次に届けてくれるものを確認するのが楽しみだ。
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