Haruki Kinoshita

木下晴稀が魅せる光と闇のスラックライン

© Jean-Christophe Dupasquier/Red Bull Content Pool

日本を代表するスラックライナーがスイス・タミナ峡谷でスラックラインとアートを融合させた。

レッドブル・アスリートの木下晴稀は、彗星のように登場したスラックラインのライジングスターとして世界的に知られている。スラックラインの世界4大大会と呼ばれている大会での優勝経験を持つ18歳の彼がこのスポーツに本格的に取り組み始めたのはたった4年前だ。
先日、木下はスイスの有名な温泉地バート・ラガッツの近くにあるタミナ峡谷を訪れ、その高いスキルで急成長中のこのスポーツとアートを融合させるユニークなプロジェクトに挑んだ
木下はGibbon Slacklinesのパイオニア、アンディ・ルイスと組み、タミナ峡谷の水温36.5℃の源泉の上でスラックラインのルーティンを披露。
その日本が誇るスラックライナーのルーティンをスイスのアート集団Projektilが制作した美しいライブヴィジュアルと組み合わせることで、今回のスラックラインとアートの融合が生み出された
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高さ80mの岩壁に囲まれているタミナ峡谷は1240年に発見された。のちに化学者のパラケルススがこの源泉の効能について本を記している。
    
【木下晴稀:4つのトリビア】
木下晴稀
木下晴稀
[ 1 ]   長野県出身の木下は、幼い頃はプロ野球選手になることを夢見ていたが、2014年にスラックラインを始めるとこのスポーツに夢中になった。
[ 2 ]   木下はすぐに2つのアンカーの間に貼られた不安定なラインにおける自分の希有な才能に気付き、チリ人スラックライナーのピチチ(ディエゴ・ディアス・モラガ)を目指してトレーニングを重ねていった。
木下晴稀
木下晴稀
[ 3 ]    2015年にWorld Slackline Mastersで8位に入ると、2016年の同大会で初優勝してシーンにその名を轟かせた。
[ 4 ]   2016年のNatural Gamesと、その年にスラックラインが初採用されたX Games Austinで優勝。2017年にはGoPro Mountain Gamesでも優勝し、トップスラックライナーとしての評価を確実なものにした