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『ヒットマン3』:初心者用攻略ヒント&アドバイス
ベルリンや重慶などの大都市や英国の大邸宅で様々な人物に扮しながらターゲットを確実に排除していくステルスアクションゲームシリーズ最新作をマスターするための攻略ヒントをまとめてみた。
Written by Dom Peppiatt
読み終わるまで:6分Published on
バーコードタトゥーが後頭部に刻まれた坊主頭で有名なエージェント47は2000年にコンソールデビューを飾ったあと、ステルスゲームを代表する主人公のひとりであり続けてきた。『ヒットマン』シリーズのフォーマットは、20年前のデビュータイトルから仕様が大幅に変更されてきたが、主要な部分はすべての作品で保たれている。
他のスパイ系・ステルス系タイトルと比較してみると、『ヒットマン』シリーズはスローペースだ。敵を排除して、その瞬間を誰にも見られることなく立ち去るためには、熟考、綿密なプランニング、ミスのない実行が不可欠になるからだ。言い換えれば、ゲームの物理演算を理解し、視線を見極め音がいつどのように鳴るのか注意し、周囲の環境を活用することが、シリーズ最高難度のミッションが用意されている『ヒットマン3』で成功を収めるためには不可欠ということになる。
そこで今回は、伝説の暗殺者になるためのヒントとアドバイスをまとめてみた。
01

周囲に怪しまれない

本物のヒットマンは絶対に怪しまれない「そこにいて当然」な雰囲気を醸し出せるのだ。『ヒットマン3』のAIはやや不安定だが、それでもプレイヤーの不審な動きを感知できる。触ってはいけないアイテムを触ったり、入ってはいけない場所に入ったり、盗んだアイテムを運んでいたり、NPCに近づきすぎたりすれば、誰かから疑われてしまい、仲間を呼ばれてしまう。
護衛や警備員をバルコニーから放り投げれば当然怪しまれてしまう
護衛や警備員をバルコニーから放り投げれば当然怪しまれてしまう© IO Interactive
頭上に白い点が付いているNPCは、エージェント47がコスチュームと装備アイテムを変更しない限り、すぐに疑い始める。彼らがいるときはウロウロせずに素早く通過しよう。
02

変装する

『ヒットマン3』にはすべてのステージに “スーツのみ” でターゲットを排除するチャレンジが存在するが、ステージを数回プレイして【マスタリー】をアップグレードしない限り、このチャレンジはクリアできない。その代わりに、コスチュームを着たキャラクター、特に名前がつけられているNPCに注目して、彼らに変装しよう。というのも、彼らの多くは一般人が持っていない “特権” を持っているからだ。
エージェント47は様々なコスチュームに着替えられる
エージェント47は様々なコスチュームに着替えられる© IO Interactive
たとえば、警備員に変装すれば、大抵の場合、銃や武器を堂々と持ち運べるようになり、ウエイターやシェフに変装すれば、疑われることなく料理や飲み物に毒を盛れるようになる。また、配達員に変装すれば、鍵がかかっている扉の中に入れるようになる。特別なNPCを見逃さないようにして、彼らだけに与えられている特権を活用しよう。
03

どこにでもあるアイテムを活用する

『ヒットマン3』では、複数の警備員を連続で気絶させなければならない局面が何回かあるのだが、誰にも気付かれずに複数を連続で気絶させるのは簡単ではない。そこで役に立つのが、ジュースの缶やワインボトル、野球のボールなど、どこにでもあるようなアイテムだ。
クリエイティブに考えて、意外なアイテムを武器にしよう
クリエイティブに考えて、意外なアイテムを武器にしよう© IO Interactive
ある程度近づいてから警備員にこれらを投げつけたあと、もうひとりの警備員を気絶させれば大成功だ。エイムが正確なら一瞬で2人を処理できるので、3人目も余裕を持って対応できるようになる。
尚、警備員の視線上に入らないように注意したい。何かを投げつけているのを見られてしまえば、すぐに仲間を呼ばれてしまう。
04

警戒ステータスを学ぶ

優秀なエージェントはステージが終わるまで1回も気付かれない(これができればステージ終了後に “サイレントアサシン” が得られる)が、これは非常に難しい。実際、『ヒットマン3』では、【ストーリーミッション】で戦闘に巻き込まれてしまうときがある。このような状況では、警告の種類を知っておくことが重要になる。
勘が鋭いNPCもいる
勘が鋭いNPCもいる© IO Interactive
  • 不法侵入中 / 敵性区域
このステータスがマップ下に表示されている場合は、入ってはいけない場所に入っている(または相応しくないコスチュームを着ている)ことを意味する。同じ場所にいるNPCに見つかれば、すぐに警戒されてしまうので、隠れたり、気を逸らしたりしよう。
  • 怪しまれている
不法侵入中などに不必要な行動を取れば、すぐに怪しまれてしまう。距離を取ったり、群衆に紛れ込んだりして、警戒が解けるのを待とう。
  • 異変に気が付いた / 侵入に気付かれた / 犯行に気付かれた
隠していたアイテムや人が発見されたり、不法侵入が判明したりすると、このステータスになり、警備や護衛が積極的に捜索するようになる。同じ場所に留まらないように動き回りながら、接触を回避しよう。
  • 変装がばれた
このステータスになった場合は、コスチュームを替える必要がある。エージェント47が何者なのかを知っているキャラクターはオレンジで表示される。目撃者がいるなら事態が悪化する前に気絶させてどこかに隠しておきたい。
  • 捜索中
このステータスになった場合、プレイヤーは脱出するまで追われ続けることになる。何かが起きていることを敵全員が察知しており、番犬のようにプレイヤーを追い始める。そして敵に発見されれば戦闘になる。通常は銃撃戦が終了すれば捜索状態に戻るので、再び発見される前に脱出してしよう。
05

銃の使い方は色々

できる殺し屋はターゲットしか殺害しない。これはゲーム内のスコアにも反映されており、不必要な殺害をした場合は1万ポイントがペナルティとして失われてしまう。では、『ヒットマン3』の銃は “最後の一撃” 専用なのかというと、そうではない。実は、銃は非常に汎用性が高く、色々な形で護衛や警備員の気を逸らしたり、 巡回ルートを変更させたりできるのだ。
銃には殺傷以外にも使用方法がある
銃には殺傷以外にも使用方法がある© IO Interactive
サイレンサー付きの銃(デフォルトの銃)はコインをはじめとする敵の気を逸らすアイテムがなくなったときに便利だ。護衛や警備員の近くを撃てば(最も分厚い物体を撃つのがベスト)、彼らの気を逸らして、撃った方向へ向かわせることができる。このようなプレイスタイルが自分に合わないプレイヤーは、護衛や警備員に見つからないようにしながら分かりやすい場所に銃を捨てて、一般人のNPCに捨てた銃を見つけてもらおう。彼らは護衛や警備員を呼び出すので、その間に移動できる。
06

セーブを活用する

『ヒットマン3』では、ミッションを順調に進めているつもりでも、急にピンチに陥るときがある。死体が発見されたり、不意に不法侵入してしまったり、セキュリティカメラに写ってしまったりすれば、緊張が一気に高まるはずだ。『ヒットマン3』ではほぼすべての難易度設定にセーブ機能が用意されているが、これがそのようなときに役立つ。
セーブをこまめにするようにしよう
セーブをこまめにするようにしよう© IO Interactive
『ヒットマン3』ではマニュアルセーブができる(高難度モードでは回数が制限される)他、こまめにオートセーブが入るようになっているのでやり直しが簡単だ。特にPS5Xbox Series S|Xではほぼノータイムでセーブポイントをロードできる。特定のミッションで攻略に苦しんでいるときは、セーブを活用してトライ&エラーを繰り返そう。
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