An image of agents from the game VALORANT
© VALORANT from Riot Games
ゲーム

『VALORANT』:トッププレイヤーたちが教えるプロに必要な条件

『ヴァロ』のプロになりたい? ヨーロッパで活躍しているトッププレイヤーたちからのアドバイスを参考にしよう!
Written by Yinsu Collins
読み終わるまで:8分最終更新日:
【Red Bull Home Ground】は世界のトップチームとトッププレイヤーの最高レベルのプレイが数多く確認できるイベントとして人気を博しているが、その “最高” に到達するためには何が必要なのだろうか? 
ヨーロッパの『VALORANT』プロシーンはすでに多くのトッププレイヤーを輩出しており、ビッグイベントのベンチマークを更新し続けているため、今回は【Red Bull Home Ground】出場経験を持つヨーロッパのトッププレイヤーたちからプロプレイヤーになるための条件や彼らのレベルに到達するためのアドバイスを教えてもらった。
01

コミュニケーション方法を学ぶ

By zeek(GoNext Esports)

『VALORANT』はタクティカルチームシューターのため、zeekが「コミュニケーションが一番大事です」とアドバイスを送るのは当然だ。まだチームに所属していない場合は、ランクマッチでのコミュニケーション方法を学ぶことが成長に不可欠な条件になる。zeekは次のように語っている。
「『VALORANT』シーンでは、上位のランクマッチを中心にメカニカルに優れているプレイヤーが数多く確認できます。彼らのひとりになるためにはチームワークとゲームセンスを磨くことが重要です。自分のレベルに近い優秀なチームを見つけ、数多くのスクリムをこなして、コールとコミュニケーションをレベルアップさせましょう」
このゲームではコミュニケーションが一番大事です。勝利を得たいならコミュニケーション方法の学習に真剣に取り組んでください」
02

優秀なチームメイトになる

By Ex6TenZ(Gentle Matesヘッドコーチ)

すべてのラウンドをひとりでキャリーできる才能を誰もが備えているわけではない。つまり、ひとりで活躍するよりもチームに貢献できる力をつける方が重要だ。さらに言えば、世界最強レベルのプレイヤーはトップフラガーとは限らず、5人全員をチームとして機能させる方が、それぞれが自分のプレイに集中するよりも多くの勝利をもたらす。
Ninjas in Pyjamasでプレイヤーとして活躍したあと、現在はGentle Matesでヘッドコーチを務めるEx6TenZは、プロシーンから注目される方法はいくつもあるが、契約を勝ち取りたいなら、優秀なチームメイトになる必要があると考えている。
『VALORANT』

『VALORANT』

© Riot Games

「十分にプレイできるレベルに達しているなら、チームやオーガニゼーションから注目されるための方法はいくつもあります。配信をして自分の才能をアピールするのもそのひとつです。ですが、最も重要なのは優秀なチームメイトになる方法を学ぶことです。自分に自信を持ちましょう。ハードワークをしてきたなら、必ずチャンスが得られます」
「優秀なチームメイトになるということは、態度とメンタルが良好で、チームを最優先に考えられることを意味します。私はチームのためのプレイしていないレイズやジェット使いを数え切れないほど見てきました」
「彼らはキル数だけに拘り、キルさえしていれば十分だと考えています。彼らが考えを変える必要はありませんが、優秀なチームメイトになりたいのなら、チームのためにプレイする方法を学ぶ必要があります」
03

メインのエージェントを極める

By marqnue(前Fire Flux Esportsチーフゲーミングオフィサー)

『VALORANT』には数多くのエージェントが用意されているため、当然ながらプレイヤーはその中からメインのエージェントを選び、快適にプレイできるようになるまで練習を重ねるようになる。
しかし、marqnueはトッププレイヤーになりたいのならそれだけでは不十分だとし、メインエージェントが上手くプレイできるようになるだけではなく、そのエージェントに関わるすべてを完ぺきにマスターする必要があると考えている。
ブリーチ

ブリーチ

© Riot Games

「まず、諦めないでください。あるトーナメントで酷いプレイをして敗退しても気にすることはありません。なぜなら、『VALORANT』は日々成長していますし、チャンスが数多くあるからです。公式トーナメントの対戦や配信を視聴して学んでいきましょう」
セージサイファーなど特定のエージェントを専門とするプレイヤーになりたいなら、そのエージェントを完ぺきにマスターする必要があります。アビリティを発動させるべき場所や優位に立てる場所など、エージェントに関連するすべてを知らなければなりません」
04

暴言を吐かない

By Boaster(Fnatic)/ BARBARR(Koiヘッドコーチ)

暴言を吐く(toxic)プレイヤーとプレイするほど嫌なことはない。ソロキューで遭遇する確率が高いこのタイプのプレイヤーが同じチームやオーガニゼーションにいるのは最悪だ。チームメイトが凡ミスをすれば暴言を吐きたくなるときもあるだろう。しかし、ポジティブな発言でネガティブな発言を置き換えていく必要がある
暴言を吐けば数分間は「スッキリした」と思えるかもしれないが、トップチームやトップオーガニゼーションとの契約のチャンスを棒に振る可能性が高い。ポジティブな態度でプレイするように心掛けよう。Koiでヘッドコーチを務めるBARBARRは次のようにアドバイスを送っている。
現在はFnaticで活躍するBoaster

現在はFnaticで活躍するBoaster

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態度が悪くならないようにトレーニングを積みましょう。すぐにキレるのはいただけません。このような態度を取るプレイヤーを見たことがありますが、結局自分たちのためになっていません。毎回何かに対して暴言を吐く必要はまったくありません。なぜなら、自分に悪いイメージがついてしまうからです」
「トップレベルのプレイヤーたちのスキルレベルは同じですので、どうしても性格を比べたがります。また、『VALORANT』にはプレイヤー名を隠せる機能もあるので、暴言を吐きやすい環境とも言えます。ですので、とにかくポジティブな態度を保つようにしてください」
「チームに加入したい、または契約を勝ち取りたいと思っているときに、そのカギを握っている人たちに暴言を吐いてしまうのはいただけません。チャンスを棒に振らないようにしてください」
FnaticでプレイするBoasterもこの考えに同意する。
フレンドリーな態度を保ちましょう。良い態度をキープしてください。暴言はやめましょう。なぜなら、暴言を吐くチームメイトは誰も必要としていませんし、暴言を吐くプレイヤーと一緒にプレイしたい人もいないからです。言い方を変えれば、Fnaticでトーナメントに出場していて、チームメイトの誰かが暴言を吐くようになったら、チーム内に不和が生じて敗退してしまうでしょう」
05

自分を信じ続ける

By TviQ / vakk

プロフェッショナルeスポーツキャリアへ続く道はどれを選んでも “練習がすべて” だ。ゴールに到達するのは簡単ではない。『VALORANT』のプレイヤーベースは巨大だが、トップに到達することができるのはごくわずかだ。
だからこそ、ともにトップチームに所属した経験を持つTviQvakk諦めずにプレイを続けることが重要だと強調している。チャンスがないと思われるときこそ、自分を信じるべきなのだ。TviQは次のようにアドバイスを送る。
『VALORANT』

『VALORANT』

© Riot Games

無理ない範囲(あるいは経済的に問題ない範囲)で頑張り続けましょう。なぜなら、誰かが必ず気付いてくれるからです。ランクマッチは最高のプレイ環境とは言えないときもありますが、ここでプレイを続けていれば、自分をアピールできます。フレンドリストを増やしていき、トーナメント参加を誘ってみましょう。トーナメントでも注目される可能性があります」
「プロになるという目標は、正しい人物を知らない限り、ひと晩で達成できることではありません。大量の努力が必要ですし、簡単ではありません。なぜなら、すぐ選ばれることはないからです。トッププロになれるチャンスは少ないですがプレイを続けましょう。才能があれば最終的には気付いてもらえます
『VALORANT』のベータからトップレベルでプレイを重ねてきたvakkはトップチームでのプレイ経験もあるが、トップチーム所属時代もノンストップでプレイを重ねていた。
「何年も努力を続けてきましたし、ベストチームでプレイするための必要条件をすべて満たしている自信もありましたが、チャンスだけが足りませんでした。ちょっとした運が必要な面もあるのです。そして僕も最後はそのような運に恵まれたわけですが、いずれにせよ目的意識を持ってプレイを続けることが重要です」
自分で目標を設定しましょう。達成できる現実的な目標を設定することが重要です。目標達成の方法はいくつもあります。AvovAがVPDで数シーズンプレイしたあとHereticsと契約したことを良く覚えていますが、あれは彼の努力と目標設定が正しかったことを示しています」
「『VALORANT』には、プロを目指して自分の時間を費やせる場所が用意されています。トップチームに注目されるためにはある程度の運が必要になるときもありますし、多くの時間を練習に費やさなければならないときもあります。また、自分には才能があると信じていてもチャンスが得られなくて気落ちするときもあります」
「僕もそのような思いをしたことがありますし、多くのプレイヤーも同じです。ですが、そのような時期を乗り越える必要があります。自分を本当に信じることができていれば、チャンスはいずれやってきます
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