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他のあらゆるシューターと同じで、『VALORANT / ヴァロラント』(以下『ヴァロラント』)でもキルデス比(キルレ)は非常に重要だ。
『ヴァロラント』からシューターを始めたビギナーのために説明しておくと、キルデス比とは、その名前の通り、「キル(殺した回数)」と「デス(殺された回数)」の比率で、キル数をデス数で割って算出する。
つまり、1マッチの結果が、10キル・5デスだった場合、キルデス比は2で、15キル・5デスだった場合は3になる。つまり、キルデス比が高い方が強いプレイヤーということになる。
本題に戻ろう。
キルデス比は、プロを頂点とするコンペティティブシーンでは "ロール" によって重要度が変わってくる。しかし、ソロでランクを上げていきたいなら、キルデス比が高くなければ、他のプレイヤーから頼りにされず、キャリーを任せてもらえることもない。
キルデス比を上げるのは簡単ではないが、本気で取り組み、時間をかけて練習を重ねる心構えがあるのなら、下に紹介する5つのヒント&アドバイスがトップエージェント入りに役立つだろう。
1:すべてのエージェントを理解する
『ヴァロラント』は『CS:GO』のRiot Games版とも言えるシューターに仕上がっているが、この最新FPSは “エージェント” というユニークなコンセプトを用意している。日本版リリース時(2020年6月2日)のエージェントは11人で、各エージェントがユニークなアビリティを備えている。
Riot Gamesの看板タイトル『リーグ・オブ・レジェンド』のチャンピオンのスキルとは異なり、『ヴァロラント』のエージェントのアビリティはそこまで複雑ではない。そもそも、チャンピオン148体に対して、こちらはまだ11人だ。
というわけで、『ヴァロラント』の各エージェントのアビリティを学ぶのは比較的簡単だ。《オーメン》のUltがどんな性能なのか、《レイズ》のシグネチャーアビリティの与ダメージはどの程度なのかなどを理解していれば、不要なデスを避けると同時にカウンターを仕掛けてキルを稼ぐことができる。
「面倒くさいし早くマッチをプレイしたい」という気持ちは分からなくもないが、マッチを重ねていく前にまずはすべてのエージェントのアビリティと性能を学ぶようにしよう。
2:クロスヘアとマウス感度を調整する
各エージェントのユニークなアビリティを除けば、『ヴァロラント』は基本的には王道のシューターだ。つまり、攻撃側と防御側の最終目標はそれぞれ「スパイク(爆弾)を仕掛ける」と「スパイクの設置を防ぐ・解除する」だが、「デスする前にキルする」が重要なのだ。
しかし、敵をどんどんキルしなければならないシュータータイトルで、多くのプレイヤーが軽視してしまいがちなのが「クロスヘアとマウス感度の調整」だ。
『CS:GO』や『オーバーウォッチ』のような他のシューターでプレイを重ねてきたベテランプレイヤーなら、『ヴァロラント』の最適なクロスヘアとマウス感度をすぐに見出すことができるだろう。
しかし、初心者の場合は、自分に最適な設定を見出すまである程度時間をかける必要がある。プロプレイヤーやYouTuberの設定を参考にしても良いし、【射撃場】で色々な設定を試してみても良いだろう。
3:銃の反動と集弾パターンを学ぶ
『ヴァロラント』には多種多様な銃が用意されており、それぞれに異なる反動(リコイル)と集弾パターン(スプレーパターン)が設定されている。
もちろん、エージェントのアビリティを使ってキルするのも良いが、すべての銃の性能や特徴を理解していなければ、キルデス比を上げるのは難しいだろう。
というわけで、【射撃場】ですべての銃を試し、それぞれの反動に慣れつつ、集弾パターンを学ぼう。銃を研究していけば、お気に入りの銃を見つけられるというボーナスもある。
また、『ヴァロラント』では銃は購入しなければならないので、銃の知識を蓄えておけば、無駄な購入を防ぐ助けにもなる。
4:エイムの練習をする
キルデス比を順調に上げていきたいなら、エイム力の向上が何よりも重要になってくる。
というわけで、【射撃場】でたいして練習もしないでいきなりマッチに参加するのはやめておこう。本気で上を目指しているなら、「今日はどうもプレイする気にならないな」という日も、最低30分はエイム練習に費やして身体に記憶させよう。
『ヴァロラント』のエイム練習がどうにも好きになれないという人は、『CS:GO』の “Aim Botz” の導入を考えてみよう。バラエティ豊かで奥深いエイム練習をすることができる。
5:プロから学ぶ
『ヴァロラント』はリリースされたばかりだが、他のeスポーツタイトルで活躍している多くのトッププレイヤーたちがこの最新FPSをプレイしており、それぞれがユニークで有用なストラテジーやアイディアを編み出している。
もちろん、自分でプレイする時間を増やすことも重要だが、他のプレイヤーのプレイをチェックしてインスピレーションを探すことも重要だ。
日本のトッププレイヤーだけではなく、海外のトッププレイヤーたちも積極的に情報を発信しているので、自分のプレイスタイルに合ったプレイヤーを見つけて、学ぶようにしよう。
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