Octane from Apex Legends
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『エーペックスレジェンズ』:上達に不可欠な基本キャラコン 4選

『Apex Legends』 最大の魅力のひとつがキャラクターの操作だ。様々なテクニックの中から基本的なものをピックアップして特徴ややり方を紹介する。
Written by Mitchell Newton
読み終わるまで:6分公開日:
『エーペックスレジェンズ』では移動が重要だ。この作品の元となった『タイタンフォール』と同じように、このFPSではジャンプスライディング、あるいはレジェンドのアビリティを駆使してマップ上を様々な方法で移動できる。
しかし、トップレベルのプレイヤーによってキルされれば理解するはずだが、この作品の移動を含むキャラコン(キャラクターコントロール / キャラクターの操作)はもう少し奥が深いので、注意が必要だ。
『エーペックスレジェンズ』にはA地点からB地点までの移動にいくつかのテクニックがあり、これらを活用すれば自分のプレイをレベルアップできる。また、壁ジャンプタップストレイフを含むこのゲームの基本キャラコンをマスターする助けにもなるだろう。
すべてが同レベルで役立つわけではないが、それぞれに活用方法があり、自分の引き出しとして加えておいて損はない。
これらをマスターすることでひときわ強い輝きを発するようになるレジェンドが【オクタン】【パスファインダー】だろう。ご存じの通り、前者は加速とジャンプに優れており、後者はグラップリングフックで遠距離を高速移動できる。
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壁ジャンプ

壁ジャンプは誰でもできるテクニックで、練習をするために特別な何かが必要になるわけでもない。壁ジャンプはその名の通りで、壁に向かってスライディングジャンプをしたあと、その勢いのまま低い角度で壁に向かってジャンプするだけだ。そのまま壁を登らないように方向キーを離すのがポイントだ。
これが上手くできるようになれば、特定の状況で移動スピードとジャンプ高度でアドバンテージを得られるようになる。
02

バニーホップ

今のバニーホップ(略称バニホ)はローンチ時のものとは異なっているが、依然としてトラブルから抜け出したり、回復するときの逃げ性能を高めたりするのに有効だ。このテクニックはシンプルで、走ってトップスピードに到達してからスライディングジャンプをしたあと、空中でしゃがみ入力をする。そしてそのまま着地と同時にまたジャンプを入力し、すぐまたしゃがみ入力をすれば良い。
バニホがマスターできれば、スライディングのあと一度止まってまた走り出すよりもスピードを長く保てるようになる。コーナーに上手く回り込んで回復できるか、回り込む手前でキルされるかを分けることになる重要な移動テクニックと言えるだろう。
バニホはジャンプから始まるので、タップストレイフを組み合わせることもできる。こうすることで追い詰められた状況でも相手に狙われにくくなり、さらには移動力を高めることもできる。
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PCのアドバンテージ

以下に紹介するキャラコンはPCのキーマウ勢のみが使用できる。コンソール勢には不運でしかないが、コンソール版にはSMGを活用できるオートエイムが実装されている。とはいえ、キーボードとマウスでプレイするメリットは複数ある。
まず、狭い場所でターンとエイムができる。また、キーボードはボタン数が多く、マウスもサイドボタンがあるので、指を大きく移動させる必要がない。複数のボタンをひとつのアクションにアサインしたり、自分の好みに合わせてボタンを割り当てたりできる。Wとマウスホイールの両方で前進できるように設定することさえできるのだ。
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タップストレイフ

タップストレイフはクールなテクニックだ。一部の状況ではそこまで役に立たないが、それでも価値は高い。他のテクニックとは異なり、他のレジェンドたちを完全に振り回し、優位に立つことができる。
ImperialHalItzTimmyのようなワールドクラスのプレイヤーたちがこのテクニックを使用しているのを一度は見たことがあるはずだが、今度は自分でも試してみよう。トッププレイヤーの配信に夢中になっている人が多いのは、おそらくこのテクニックが理由のひとつなのかもしれない。
やり方だが、まずマウスホイールの上または下を前進に割り当てる。そのあと、通常のスライディングジャンプをして、ジャンプした瞬間にマウスホイールで前進を入力しつつ、キーボードで方向転換する。前進するフリを高速で複数回入れたあと一気に別の方向へ進むトリックは非常に美しい。
このテクニックはどのレジェンドでも使用できるが、最も効果的なのは【オクタン】の《ジャンプパッド》との組み合わせだ。《ジャンプパッド》でジャンプしたあと180度方向転換すれば、自分のあとに《ジャンプパッド》を使用して追撃を狙っていた敵プレイヤーの視界から完全に消えることができる。
タップストレイフは、このような悪夢のようなサプライズを提供できるだけではなく、コーナーで素早く曲がったり、近距離戦で逃げ回ったりすることもできる。マスターしたらすぐに使ってみよう。
とはいえ、マスターするためには練習が必要だ。【オクタン】を選択して、《ジャンプパッド》を置いたあと、上手くできるようになるまでジャンプを繰り返してみよう。
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タップストレイフの活用方法

前項で解説した通り、タップストレイフは《ジャンプパッド》を使用して敵の視界から消えるなど、局面を一気に打開するときに使えるテクニックだが、もう少し細かい使い方もできる。
たとえば、ドアを出た瞬間の方向転換壁ジャンプへの連携は敵から逃げるのに非常に効果的だ。また、相手を追い込んでいるときにエイムさせてからタップストレイフでエイムから外れ、一気に詰めることもできる。これらをマスターするのは難しいが、最高レベルのタップストレイフは非常に有効だ。
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ハイパージャンプ

ハイパージャンプ(ジップハイジャンプ)はジップラインを使えるレジェンドよりも、ジップラインを使えるエリアが重要なテクニックだ。言うまでもなく、アルティメットアビリティでジップラインを作り出せる【パスファインダー】はこのテクニックを組み合わせるのに最適なレジェンドだが、ハイパージャンプはジップラインが複数配置されているエリアでその価値がさらに高まる。
ハイパージャンプをすれば超高速で上昇できるので、敵はまったくリアクションが取れない。しかし、そのような敵の気持ちも理解できるはずだ。なぜなら、このテクニックの練習を始めた直後は自分でも何が起きているのか理解できないからだ。
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練習あるのみ

今回紹介したテクニックのすべては射撃訓練場でマスターできる。器用なプレイヤーならバニーホップと壁ジャンプはすぐにできるようになるだろう。しかし、重要なのは一貫性だ。キャラコンを披露しようとして敵部隊のド真ん中に落ちてしまうほど最悪なことはない。
というわけで、射撃訓練場はキャラコンの練習にも最適なのだ。アルティメットアビリティで《ジャンプパッド》や《ジップライン》を複数設置して、ひたすら練習してみよう。射撃訓練場には壁ジャンプの練習に向いている場所や、複数のテクニックを連続で出すのに最適な場所もある。
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