MTB
ジャンプトリックの花形といえばやっぱりコレ! うさぎのようにピョンと飛び跳ねるバニーホップ。西窪友海のアドバイスを聞いて極めれば120cm超えも可能だとか!
まずは、トップアスリートが実践する
バニーホップのお手本を動画でチェック👇
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☝️テクニックを伝授する先生は
バイクトライアルライダーの西窪友海
🔴 過去に紹介したトリックHow Toを集約した同連載のまとめページは【こちら!】
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【はじめに】
バニーホップは文字通り、うさぎのように飛ぶスキル。トレイルで道を塞ぐ倒木やストリートの段差などを飛び越える時に大活躍します。
飛ぶ高さや距離をどんどん高めていけるものなので、己の成長を最も図れるトリックでもあります。現に僕自身、MTBに乗り始めた頃は10cmくらいしか飛べませんでしたが、そこから18年近く経った今となっては120~130cmくらいの高さまで飛べるようになりました。
この記事を見ながら練習して、まずはレッドブル1本分を飛び越えられるように頑張りましょう!
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【練習】
① サドルを下げる(動作中にお尻に当たらないように)
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② タイヤを地面に押し付けて両腕にタメを作ってからフロントアップ(※1)
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③ ブレーキを使わずにリアタイヤアップ。自転車を斜め下に押し出すイメージ
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④ フロントを上げてからリアを上げてバニーホップ
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⑤ 空中でフロントを押し出してリアタイヤを上げる(通称”刺す”)とより高く上がる
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⑥ 枝を置いてそれを飛び越える練習
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⑦ 枝をもう一本用意して徐々に飛ぶ距離を長くしていく
(※1)人間がジャンプをする時をイメージしてください。膝を曲げてタメを作って飛びますよね!? バニーホップの場合は、膝ではなく上半身にタメを作ってその動作の中で肘を曲げてハンドルをバッと引き上げて、そのスピード&力で自転車全体を引き上げる感覚です。何度か繰り返し練習してくると“背筋で飛ぶイメージ”が感覚的に理解できてくると思います。この“背筋で飛ぶイメージ”が理解できたらグッと成長できると思います。
より高く飛びたければ、ハンドルをできるだけ早く高く上げるのがコツです。なのでハンドルを引く動作にフォーカスして練習すると上手くなります。
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【注意点】
バニーホップはフロントを上げてからリアタイヤを上げる動作です。初心者の中によく、両輪同時に飛んでしまっている方がいます。この原因は膝を曲げて飛んでるからなんです。この動作をバニーホップとは呼ばないですし、何しろ見た目が美しくないので注意しましょう。
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【ネクストレベル】
ホイールベースより長い距離を飛ぶ