Laila Edwards training at The Rinks - Lakewood Ice in Lakewood, CA, USA.
© Koury Angelo/Red Bull Content Pool
アイスホッケー

アイスホッケー:初心者用全ポジション解説

アイスホッケーに興味を持った人たちのために、ゴーリーからセンターまで全ポジションの違いと役割を簡単に解説!
Written by Riley Hunter
読み終わるまで:5分Published on
アイスホッケーは世界で最も速く、最もエキサイティングなスポーツのひとつだ。このスポーツを最大限楽しみたいなら、まずは選手のポジションを理解しよう。
他のチームスポーツと同じで、アイスホッケーのどのポジションにもパックのコントロールやショットブロックなど明確な役割が与えられている。そして改めて言うが、アイスホッケーはチームスポーツだ。全選手がひとつの目的に向かって協力し合わなければ、栄光は掴めない。選手ひとりでも違いを生み出せるかもしれないが、ひとりでは勝利できない。
栄光のためには、お互いの役割を理解し、お互いを信頼し、コミュニケーションを取る必要がある。スケーター5人ゴーリー1人がひとつのユニットとして機能し、お互いをカバーしながら、スペースを生み出し、素早く反応する。強豪チームはスキルだけではなく連携も優れており、全力の努力とコミットメントを厭わない。これがチャンピオンに近づくための条件なのだ。
ヒラリー・ナイトのようなベテラン選手や米国女子アイスホッケー代表のライラ・エドワーズのようなトップ選手たちは、スキルスピードストラテジーの重要性を理解している。NHLの試合観戦を楽しみたい、または自分でやってみたいを問わず、アイスホッケーの各ポジションを理解することは試合とトップ選手たちの才能を理解するために必要不可欠なのだ。
01

選手

ライラ・エドワーズ

ライラ・エドワーズ

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Hilary Knight practising ice hockey drills.

ヒラリー・ナイトは女子アイスホッケーのレジェンド

© Kyle Lieberman

NHLでは23選手が試合登録できるが、ユニフォームを着用してプレーできるのは20選手で、内訳はスケーター18選手ゴーリー2選手となっている。各チームは合計6選手を同時にスケートリンクに出すことができる。
  • フォワード3選手:センター / レフトウィング / ライトウィング
  • ディフェンス2選手:レフト / ライト
  • ゴーリー1選手
02

ゴーリー

アイスホッケーのゴールは小さい

アイスホッケーのゴールは小さい

© Red Bull München/City-Press/Red Bull Content Pool

ゴーリーはすべてのアイスホッケーチームの屋台骨だ。ゴール前でプレーして、ショットを止める役割を担う。ディフェンスの最後のひとりであり、高速の反射神経高い集中力が求められる。
ゴーリー最大の役割はパックをゴールに入れさせないだが、これは “言うは易く行うは難し” だ。彼らにはスラップショットやディフレクション、カウンター、スクランブルなど難しい局面が頻繁に訪れる。そのため、彼らには専用装備が用意されており、ショットを弾いたり、キャッチしたりするためのグローブとスティックなどが含まれる。
また、彼らはディフェンスとコミュニケーションを取ってリバウンドを処理し、攻撃に繋げていく役割も担う。
1試合のゴーリー
  • 先発:1選手
  • 控え:1選手
03

ディフェンス

ライラ・エドワーズはディフェンスもフォワードも担当できる

ライラ・エドワーズはディフェンスもフォワードも担当できる

© Robert Snow/Red Bull Content Pool

ディフェンスは自陣のディフェンディングゾーンで守備をして、シュートをブロックしたり、相手選手をマークしたりして、パックをゴールから遠ざける。また、パックの動きを見てオフサイドをコントロールしたり、チャンスが来たらブルーラインを越えてアタッキングゾーンへ進入してフォワードをアシストしたりするのも役割に含まれている。
レフト・ライトの2人でリンクを半分ずつ担当する。攻守の切り替えを担うことになるため、左右どちらのサイドでも重要な選手と言える。強力なディフェンスはフォワードを完全に封じ込め、相手のパワープレイやペナルティもシャットアウトできる。
1試合のディフェンス
  • レフトディフェンス:3〜4選手
  • ライトディフェンス:3〜4選手
04

フォワード

ヒラリー・ナイトはフォワード

ヒラリー・ナイトはフォワード

© Kyle Lieberman

フォワード攻撃の組み立て得点が主な役割だ。彼らはアタッキングゾーンでプレッシャーをかけて、得点チャンスを作り出すが、必要に応じて守備も対応する。フォワードは3選手で、それぞれに役割が与えられている:
  1. センター:フェイスオフ、プレーのセットアップ、攻守のサポートを担う
  2. レフトウィング:左サイドを担う。得点とマッチアップするディフェンスにプレッシャーをかける
  3. ライトウィング:右サイドを担う。他の役割はレフトと同じ
この3人がチームの攻撃を組み立てていき、プレッシャーをかけながら必要に応じてすべてのゾーンで守備にも絡んでいく。フォワードは3人1組で “ライン” と呼ばれており、チームは複数のラインを頻繁に入れ替える(パックを相手陣内に送り込んだタイミングでベンチへ戻っていくシーンがラインの交代)ことで攻撃のスピードとパワーを維持していく。
1試合のフォワード
  • センター:4〜5選手
  • レフトウィング:4〜5選手
  • ライトウィング:4〜5選手
05

まとめ

ヒラリー・ナイトは米国代表として長年プレー

ヒラリー・ナイトは米国代表として長年プレー

© Kyle Lieberman

フォワード、ディフェンス、ゴーリーの各ポジションを理解することで、アイスリンクの上で起きていることすべてをより深く理解できるようになる。
NHLのような1シーズンで82試合も消化するレベルでは、選手たちはそれぞれの役割を完全に理解し、お互いを信頼できなければならない。しかし、プロアマ問わず、どのレベルでもアイスホッケーを正しく楽しむためには、選手の役割を理解して協力し合うことが絶対条件だ。
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