1980年代:A Flock of Seagulls & ヘアメタル
© John Smisson
ミュージック

ロックバンドヘアスタイルの歴史

1960年代のモップトップから21世紀の目隠しエモヘアまで、ロックバンドヘアスタイルの進化の歴史を簡単に振り返る。
Written by Sammy Lee
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ロックバンドとして時代精神を掴もうとする際に重要になるのはファッションだけではない。ヘアスタイルも重要だ。
ジーンズのカットのように、ヘアスタイルも時代と共に変化してきた。アーティストたちはそれまでの世代が好んできたヘアスタイルを否定しながら自分たちが生きる時代の精神を表現するヘアスタイルを模索してきた。
今改めて振り返ると、一度も光が当たらなかったヘアスタイルがあることに気付くかもしれないが、その全てが多くのフォロワーを生んだのは事実だ。
以下にロックバンドヘアスタイルの進化の歴史を簡単に紹介しよう。
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1960年代:モップトップ

1960年代:The BeatlesのモップトップとBrian Jonesのロングモップトップ

1960年代:The BeatlesのモップトップとBrian Jonesのロングモップトップ

© John Smisson

The Beatlesが米国に進出した1964年、ジャーナリストたちから、自分たちを含むブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドが好んでいるヘアスタイルの名前を教えて欲しいと言われたギタリストのGeorge Harrisonは、ふざけて「アーサー」と答えた。
しかし、この名前は定着せず、モップの先のように見えることから、モップトップと呼ばれるようになった。
今振り返ると、こんなヘアスタイルがティーンエイジャーの反抗心を表現していたというのは奇妙に思える。
彼らよりも前の世代は小綺麗なショートヘアを好んでいたが、1960年代のバンドの多くはこれに抗ってモップトップを好み、この流行はロングヘアが登場する1960年代後半まで続いた。
The Rolling StonesのギタリストBrian Jones(上図右)が好んだThe Beatlesのモップヘアよりも雑で長いモップヘアが、ロングヘア流行のきっかけとなった。
しかし、モップトップはその後もたびたびインディーロックバンドに好まれてきた。また、Justin Bieberもこのヘアスタイルのファンとして知られている。
02

1970年代前半:マレット&ロングヘア

1970年代:Ziggy Stardust & ヘヴィロック

1970年代:Ziggy Stardust & ヘヴィロック

© John Smisson

1960年代のビートグループが好んだモップトップが、堅苦しい諸先輩方への反抗だったとするなら、ロングヘアは “社会への怒り” だった。
ロングヘアは1960年代から1970年代前半にかけて流行し、長髪をなびかせる男性やバンドが増えた。
David Bowieを含む一部のアーティストに至っては、ロングヘアを支持する団体(Society for the Prevention of Cruelty to Long-Haired Men / 長髪男性虐待防止協会)を結成した。
Black SabbathOzzy OsbourneLed ZeppelinRobert Plantが好んでいた、この風にたなびく(または油まみれのギトギトした)髪型は、当時台頭しつつあったヘヴィな音楽スタイルや、1960年代カウンターカルチャーの死、廃退の時代、両性具有の台頭に合っていた。
また、David BowieのZiggy Stardustのヘアスタイル(上図右)は “マレット” の人気拡大に手を貸し、このヘアスタイルはグラムロックとパブロックシーンに愛されることになった。
03

1970年代後半:パンクロック

1970年代後半:パンクス

1970年代後半:パンクス

© John Smisson

世界に与えた衝撃の大きさ的には上記の旧世代と同レベルだった、1970年代後半に登場したパンクロック第1世代は、ショート&シャープなヘアスタイルを生み出し、煌びやかで仰々しく、限度を知らなかったロングヘア系プログレッシブロックバンドに対抗した。
スキンヘッドスパイクヘア、そして(映画『タクシードライバー』のロバート・デニーロとネイティブアメリカンにインスパイアされた)モヒカンが、キングスロードにたむろっていた初期ロンドンパンクスを中心に人気を博した。
Sex PistolsJohnny Rottenのヘアスタイル(上図左)やDischargeのようなクラストコア系バンドが好んだヘアスタイル(上図右)は、パンクロックというジャンルを決定づける要素となった。
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1980年代:ビッグヘア

1980年代:A Flock of Seagulls & ヘアメタル

1980年代:A Flock of Seagulls & ヘアメタル

© John Smisson

1980年代はヘアアイロンが間に合わないほどの数のロック&ポップヘアスタイルを生み出した。
A Flock of SeagullsとそのフロントマンMike Scoreのニューウェーブ系ヘアスタイル(上図左)は、パンクロックルックをシアトリカルで過剰なものに変え、KajagoogooのようなUKポップバンドはハイライトやヘアジェルを多用し、ネオンに彩られた時代にフィットしようとした。
しかし、1980年代を代表するヘアスタイルはおそらくビッグヘアだろう。
この時代は、The CureEcho And The Bunnymenのようなバンドが好んだ逆立てて膨らませたヘアスタイルや、Mötley CrüePoisonVan HalenTwisted Sisterなどを含むサンセットストリップのヘアメタルバンドが好んだグラムロックにインスパイアされた猥雑で中性的なヘアスタイルなどが大流行した。
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2000年代:エモヘア

2000年代:エモヘア

2000年代:エモヘア

© John Smisson

エモバンドのファンの間で好まれた、目を隠すように長髪を横になでつけていたヘアスタイルについて、医師たちは視力を下げる可能性があると警鐘を鳴らしたが、その人気の勢いが止まることはなかった。
世界から身を隠し、繊細な自分をアピールするために用いられた、1960年代のモップトップにやや近いデザインのエモヘアは、My Chemical RomanceParamoreFall Out Boyなどのバンドと、そのファンの多くに好まれた。
以来、このヘアスタイルはポップアーティストたちの御用達のひとつとなったが、日光が似合わないバンドのファンたちにも引き続き愛されている。
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2022年4月2日...

ロングヘア(1970年代前半)× エモヘア(2000年代)× ボブヘアの3名で活動中のスリーピースロックバンド「ヤバいTシャツ屋さんが、レッドブルの音楽対決イベント、

『Red Bull SoundClash』に出場!!

対戦相手は、音楽活動のみならずCMや番組MC、映画、ドラマ出演など活動の場を広げている超個性派アーティスト岡崎体育」。
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