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【動画】思わず２度見する、衝撃のゲームバグ５選！
笑えるものから、ちょっと怖いものまで古今東西のゲームのバグ動画を集めてみた！
バグとはゲームのプログラムに存在する不具合で、予期せぬ動作を引き起こすことを言います。
例えばゲーム内でキャラクターが想定外の動きをしたり、出現するはずのないアイテムが現れるなどの現象です。
今回はそんな偶然に起こってしまったゲームのバグを収めた、笑えるものからちょっと怖いものまで、思わず誰かに教えたくなるような５つの動画をお届けします！
あれれ？ 画面表示がおかしいぞ？ このような現象をバグと言います。
© Sony Computer Entertainment Inc.
（1）終わらない夏休みの恐怖『ぼくのなつやすみ』
崩壊した日常度 ★★★★★（最大★5個）
ゲームタイトル
対応機種
メーカー
発売日
2000年6月22日
『ぼくのなつやすみ』
プレイステーション
ソニー・コンピュータエンタテインメント
『ぼくのなつやすみ』は、昭和の田舎を舞台に小学３年生の主人公"ボク"の夏休みが体験できるアドベンチャーゲーム。作中では虫取りや魚釣り、探検などしつつ、登場するさまざまなキャラクターと交流しながら、甘酸っぱいひと夏の思い出を楽しむことができます。
そんなほのぼのとしたゲームのイメージをひっくり返すのが今回紹介する、その名も"８月32日のバグ"です。
その動画はこちら！
通常このゲームでは８月１日からスタートし８月31日まで１日づつ進行するのですが、クリアー済みのデータから、"なぜか表示されていないコマンド"を選択すると、８月32日、８月33日……と終わりのない夏休みを過ごすことにできます。
なお、（動画0:30～）では、日付が８月32日になっているのを確認できます。まさに現実世界でも存在しえない、"禁断の世界線"を超えてしまうのです！
しかも、ただ日付表示がおかしくなるだけではなく、日を追うごとにグラフィックも不気味にバグってしまい、（動画3:07～）では、主人公の”ボク”とその家族の姿が、さながらホラーゲームのような姿になってしまいます。
あああ、お父さん(右下)の頭がない！ しかもボク(中央上)の顔も！
© Sony Computer Entertainment Inc.
さらにゲームを進めると(ゲーム内の日程を進めると)、（動画4:20～）では、愛らしいキャラクターの頭部や体がまるで前衛アートのようなデザインになり「いただきます」のセリフはつぶれて読めなくなります。
そして、この動画の最後（動画5:33～）には、顔すらなくなり家族全員が影のように塗りつぶされた状態になってしまいます。
Missing img placeholder
© Red Bull
ちなみにこのバグに関して、『ぼくのなつやすみ』のゲームクリエイター綾部和氏がTwitterにてコメントを残しています。こちらもあわせてチェックしてみると面白いかもしれません。
【関連リンク(外部)】
（２）無限増殖していく仲間 ？ 『ファイナルファンタジーXV』
シュールなイケメン度 ★★★★☆
ゲームタイトル
対応機種
メーカー
発売日
2016年11月29日
『ファイナルファンタジーXV』
プレイステーション４
スクウェア・エニックス
人気RPGの『ファイナルファンタジー』シリーズの最新作である『ファイナルファンタジーXV』は最新技術を盛り込み、10年以上の開発期間をかけ2016年に発売されました。
このゲームは主人公のノクティスと友人のイグニス、グラディオラス、プロンプトの4人の冒険を描く物語です。本作はハイクオリティーなグラフィックと、リアルな世界観が非常に評価されました。
一方で、このリアルなグラフィックが、今回紹介する"グラディオラス増殖バグ"のシュールさや面白さを引き立たせていると、感じます。
本来、『ファイナルファンタジーXV』において、パーティメンバーのキャラクターは４人（イベントで一時的に仲間になるキャラがいる場合５人）なのですが、このバグでは仲間の１人"グラディオラス"がどんどん増殖してしまうというバグです。
主人公と仲間が別行動するマップがあるのですが、そこで主人公の衣装を変更すると、なぜか仲間が２人ずつ計６人に増えてしまうのです（動画2:20～）。
動画ではさながらゾンビのように大量のグラディオラスがマップに登場します（動画4:38～）。
表示されるだけでなくひとりづつしっかりと存在しており、攻撃したりアクションを起こすとしっかり反応してくれるので、世界観と相反する非常にシュールな光景となっています（動画4:50～）。
ただし、こちらのバグはゲーム機にかなりの負担をかけることになるため、実行は禁物です。
（３）『PUBG』に未確認飛行物体が登場!?
場外ホームラン度 ★★★★☆
ゲームタイトル
対応機種
メーカー
発売日
2017年3月24日（早期アクセス版）
『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』
Xbox One、PC
PUBG Corporation
人気サバイバルシューター『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』、通称『PUBG』。現在配信されている正式版リリース前の、早期アクセス版（テスト版）では数多くのバグが発生していたのですが、その中でも面白いのが車に関するバグです。
車両同士がぶつかりあうことで物理演算が不具合を起こし、車が吹っ飛ぶというもの。
炎上した車に気を取られ、左から来た車に気付かず接触！（動画1:14～）。その瞬間、プレイヤーの車ははるか上空まで吹っ飛び、なんと約10秒ものあいだ宙を舞い続けます。
未確認飛行物体（空飛ぶ車）を確認！
© PUBG Corporation.
正式サービス開始前の早期アクセス版『PUBG』ではこのようなバグが頻出しており、その豪快で大ざっぱな雰囲気もユーザーに愛され、親しまれていったのではないでしょうか？
（４）謎の新ステージ出現!? 『スーパーマリオブラザーズ』にワールド256があった!?
どんなステージが出るか気になる度 ★★★★★
ゲームタイトル
対応機種
メーカー
発売日
1985年９月13日
『スーパーマリオブラザーズ』
ファミリーコンピュータ
任天堂
あの国民的ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』にもバグは存在します。
それがワールド256と呼ばれるバグです。これは本来ワールド1からワールド8までしか存在しないはずの『スーパーマリオブラザーズ』において、なんとあるはずのないワールド９からワールド256までが出現するというバグです。
やり方は、まずファミリーコンピュータの電源を入れ『スーパーマリオブラザーズ』を起動し、電源を切らずそのままソフトを抜きます（動画0:02～）。
次に『テニス』のソフトを差し（動画0:09～）、少しプレイした後再び『スーパーマリオブラザーズ』に差し直します。
これで摩訶不思議な、ステージ256までの世界をプレイすることができます（動画0:23～）。
今回紹介している動画では、毒々しい配色の土管に黒背景のネガのような怪しげな9－1ステージ（数字の表記は変わることがあります）に飛ばされています。
さらに表示されているのは地上ステージのグラフィックにもかかわらず、水中ステージのようにマリオが泳いでいます（動画0：30～）。
Missing img placeholder
© Red Bull
このようにして、本来ありえないような支離滅裂なステージを出現させてしまうのです。
まともにプレイできるステージはそれほどないのですが、むちゃくちゃに配置されたギミックや敵は、2015年に発売された『スーパーマリオメーカー』を彷彿とさせます。
このバグが起こる原因は一説には、電源を切らずにソフトを入れ替えると『テニス』の一部の情報が本体に残ったままになり、『スーパーマリオブラザーズ』差すことで、ステージやマップの情報が書き換えられて起こるとされています。
ただしこちらは正常な動作ではなく、ゲーム機が壊れてしまう可能性がありますので実行は自己責任でお願いします。
（５）『メジャー Wii パーフェクトクローザー』で奇跡の珍プレー、センター前キャッチャーゴロ!?
スポーツマンシップ度 ★☆☆☆☆
ゲームタイトル
対応機種
メーカー
発売日
2008年12月11日
『メジャー Wii パーフェクトクローザー』
Wii
タカラトミー
最後に紹介するのは『メジャー Wii パーフェクトクローザー』です。
アニメ・漫画『メジャー』のゲームを題材とした野球ゲームなのですが、偶発的に起こるバグにより、バッターが後ろを向いて表示されることがあります（動画0:50～）。
これだけでも十分面白いのですが、このバグが起こった場合、キャッチャーのフェアとファウルにおける守備範囲が逆になり、内野の選手がボールを無視し、キャッチャーがフェアのボールをどこまででも追いかけ続けるというむちゃくちゃなプレイを連発するようになります（動画2:12～）。
どこまでもボールを追いかけ続けるのを他の８名の選手が傍観する様子に、キャッチャーへの同情を禁じえません。チーム内で仲間外れにされているのでしょうか？
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