マラソン
【ハーフマラソン世界最速】ジェイコブ・キプリモのマラソン用トレーニング方法
早朝起床から週走行距離200kmまで、2回目のマラソンで2時間00分台を記録したウガンダ出身ハーフマラソン世界記録保持者が練習方法を明かした。
長距離走の注目選手、ジェイコブ・キプリモは世界クロスカントリー選手権優勝、コモンウェルスゲームス(5,000m / 1万メートル)優勝、ハーフマラソン世界最速記録を含む素晴らしいキャリアを誇る。
ウガンダ出身のキプリモはフルマラソンでも注目を集めており、フルマラソンデビュー戦となったシカゴマラソンで2時間2分23秒を記録して優勝すると、2026年のロンドンマラソンではケルヴィン・キプタムの世界記録を上回り、2時間00分28秒でフィニッシュ。このレースはランナー2人が2時間を切るという超高速レースとなった。
以下に、キプリモのフルマラソンのトレーニング・準備方法を紹介しよう。
01
走行距離を積む
誰もが予想できるように、マラソンで活躍したいなら週数百キロを走行する必要がある。シカゴマラソンまでの12週間でキプリモは合計2,065kmを走行した。
キプリモは15km〜25kmのイージーランの他、陸上競技場でのトラックセッションや約40kmのロングランにも取り組んだ。さらにはリカバリーを重視したデータ分析も積極的に取り入れた。
また、精度と一貫性もテーマとして掲げられ、レースに向けてテーパリングしていくトレーニングプランを用意した。
02
ロングランの1日
30〜40kmのロングランが予定されている練習日の流れを追っていこう。通常、キプリモは、高地で低気温のウガンダ・カプチョルワ周辺とエルゴン山の斜面をコースに選んでいる。
- 午前4時:起床・ランのエナジー補給として軽めの朝食
- 午前5時40分:自動車でコースへ
- 午前6時30分:ウォームアップで筋肉をほぐす
- 午前7時:ランスタート
- 午前10時:リカバリーのためのしっかりとした朝食
- 午前11時:理学療法士によるマッサージと治療
- 午後1時:昼食・昼寝
- 午後5時:ポリッジ1杯
- 午後8時:夕食・午後10時までに就寝
03
マラソン用トレーニングと他のトレーニングの違い
「マラソン用トレーニングは他とは大きく異なります。マラソンではロングランを重ねて走行距離を積む必要がありますので、他よりも要求度が高くて難しいですね」
たとえば、シカゴマラソンに向けたトレーニングでは、キプリモはロングラン、ロードラン、トラックランを組み合わせた。12週間のプランで、キプリモは40kmのロングランを5回、35kmのロングランを3回消化した。また、イージーランでも20kmを走るときがあった。
04
王者のマインドセット
長距離ランナーとしていくつもの成功を手にしてきたにもかかわらず、キプリモはそれらがマラソンランナーとしての栄光にはほとんど関係ないことを理解している。しかし、キプリモは努力をしてその栄光を手にしようとしている。
「他のランナーと私の間に違いはありません。努力がすべてです」とキプリモは語っている。
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