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サーフィン

五十嵐カノアがWSL Championship Tour初優勝!

レッドブルアスリートの五十嵐カノアがキャリア初&日本人初のWSL CT優勝を遂げたインドネシア・バリをプライベート動画とフォトギャラリーでチェック!
Written by Chris Binns
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今からちょうど1年前、五十嵐カノアシャープアイサーフボードに乗ってCorona Open J-Bay 2018を戦った。
五十嵐はこのイベントを制することになるフィリペ・トレドにセミファイナルで敗れて3位に終わったが、ハイスコアを連発していた五十嵐のライディングを目撃したコメンテーターたちは彼に新たな力が備わっていることを感じ取っていた。
同年2月にオリンピックを視野に入れてパスポートを米国から日本へ変更していた五十嵐はこの変更を新たなモチベーションとして活用し、幼少時からいずれは辿り着くと言われていた新たな高みへステップアップする準備を整えていった。
もはや幼少時の面影がひとつもないプロサーファーらしい体格を備えている五十嵐。シグネチャーのアジリティスピードは相変わらずで、新しいボードと共に繰り出されるターンはまさに電光石火だった。この右肩上がりの成長は、ファンはもちろん、ジャッジたちも大いに喜ばせた。
そしてそれから10ヶ月後、21歳の五十嵐はバリ島・クラマスの黒砂の上でインドネシア伝統の玉座に座っていた。Corona Bali Protectedを制した五十嵐は総合2位に浮上した。
ハンティントン・ビーチ出身の五十嵐はハイパフォーマンスサーフィンのメッカで圧倒的な強さを見せ、セミファイナルでヒーローのケリー・スレーターに勝利するとファイナルでもフランスが生んだバレルマスター、ジェレミー・フローレスに勝利した。
キャリア初勝利を記録した五十嵐カノアが感情の大きな波に乗ったのは間違いないが、有り難いことに親友のタナー・カーニーが同行していたので、五十嵐の夢が叶うまでを動画にまとめてもらった。
カーニーによるページ最上部のエディット『Between The Lines』は、2019年の五十嵐を追い続けるドキュメンタリーエディットシリーズの第1弾で、西オーストラリアのマーガレット・リバーと日本人初のCT優勝を成し遂げたバリでの五十嵐の様子が収められている。
WSL Championship Tourを戦うプロサーファーの生活がどのようなものなのか知りたいなら、今回の動画をクリックすれば答えが得られるはずだ。素顔の五十嵐カノアを至近距離で捉えた『Between The Lines』の続編に期待しよう。

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