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『League of Legends』の最新モード「チームファイト タクティクス」はすでに大人気を獲得しており、世界中のプレイヤーがRiot版 “オートチェス” に夢中になっている。
「チームファイト タクティクス」は自分以外の7人のプレイヤーを相手にする “フリー フォー オール(自分以外はすべて敵)” バトルで、トップに立つためには知恵と戦略的思考が求められる。
起用できるチャンピオンがランダムに表示されるため、非常に緊張感のある試合になる時があり、特定のチーム編成が高い火力を持つようになる中盤から後半にかけては特にその傾向が強い。
このような特徴を持つ「チームファイト タクティクス」は『LoL』のベテランプレイヤーでさえも難しいと感じる奥深さを誇っているが、ある程度時間をかければ連勝できるようになる。
というわけで、今回はビギナーがこの新しいターン制ストラテジーバトルを理解して勝利を重ねるために必要なヒント&アドバイスをまとめてみた。最後まで読んでコンバージェンスの頂点に立とう!
1:ひとつのビルドに拘らない
『League of Legends』のノーマルモードやランク戦と同じで、「チームファイト タクティクス」にも強力なチャンピオンとビルドが存在する。
しかし、そのようなチャンピオンをすべての試合で入手できる確率は低い。このゲームのランダムナンバージェネレーション機能(RNG)に勝負を任せている時は特にそう感じるはずだ。
たとえば、オリジンが《インペリアル》のチャンピオンを集めてダメージボーナスを得ようとしても、チャンピオンプールに自分が欲しいチャンピオンが表示されなければ窮地に陥ってしまう。そうではなく、チャンピオンプールに表示されるチャンピオンをフル活用して、バランスの取れたチーム編成を狙おう。
このような臨機応変なプレイは勝利数を増やすだけではなく、勝利条件も増やすことになるので、頭の固い相手を完全に上回ることができるだろう。
2:オリジンを意識する
同じオリジンのチャンピオンを集めればボーナスが付与されるので、戦況を変えたり、接戦を押し切ったりできるようになる。
そのため、オリジンごとのボーナスの違いや、各ボーナスが試合に与える影響などを理解することが必要になる。理解できれば、それぞれをフル活用してラウンドを簡単に自分のものにすることができるようになるだろう。
たとえば、《ワイルド》チャンピオンを複数配置すれば、配置している全《ワイルド》チャンピオンの攻撃速度が上昇する。また、《ノーブル》チャンピオンを複数配置すれば、ランダムなチャンピオン1体の物理防御が増加し、通常攻撃で体力を回復するようになる。
さらに、各オリジンの全チャンピオンを揃えれば、チーム全体、またはそのオリジンの全チャンピオンに追加ボーナスが付与される。チャンピオンを購入する際は、そのオリジンとボーナスを考慮しよう。
3:チャンピオンをレベルアップさせる
同じチャンピオンを3体合成すると、レベル2(星2個)のチャンピオン1体に進化し、体力と攻撃力が増加してスキルの威力も高まる。
また、レベル2のチャンピオンを3体合成すれば、体力と攻撃力、スキルの威力がさらに高められたレベル3(星3個)のチャンピオン1体に進化する。レベル3のチャンピオンは驚異的な体力と攻撃力を誇っており、スキルは最大まで強化される。
というわけで、同じチャンピオンを見かけたらすぐに購入してどんどんレベルアップさせよう。
序盤でレベル2のチャンピオンを手に入れることができれば、1体で相手のチャンピオンを複数相手にできるようになるので、ラウンドを優位に進めることができる。また、終盤でレベル3のチャンピオンが用意できれば、勝てる可能性を一気に高めることができる。
4:アイテムを使う
「チームファイト タクティクス」ではアイテムを購入することを簡単に忘れてしまう。チャンピオンの購入、チャンピオンのレベルアップ、勝てる状況を作る戦術の選択などに追われている時は特にそうだ。
しかし、相手の一歩先を行きたいのなら、用意されているアイテムを最大限活用するべきだ。
現時点の「チームファイト タクティクス」には8種類の基本アイテムが用意されており、それぞれが『LoL』の5v5でのアイテムとほぼ同じように機能する。
たとえば、《B.F. ソード》はチャンピオンの通常攻撃のダメージを増加し、《ジャイアントベルト》は体力を増加する。
また、AIモンスターと対戦するPvEラウンドでは、モンスターがアイテムをドロップする時があり、ドラフトラウンドではプレイヤーがピックできるチャンピオンにアイテムがすでに装備されている。
尚、基本アイテムを装備したあと、同じ基本アイテムを装備すれば、自動的に合成されてアップグレードされる。アイテムがアップグレードされれば、強力な相手のチャンピオンを倒したり、近くの味方チャンピオンをサポートできるステータスを追加で得たりすることができる。
5:シナジー効果を狙う
「チームファイト タクティクス」に『LoL』を有名にした超高速&強烈なプレイは存在しないが、それでもこのモードでトップに立つためにはある程度のスキルと知識が必要になる。
最も簡単にトップを目指せる方法のひとつが、チーム内のシナジー効果の追求だ。
たとえば、セジュアニやブラウムのような《グレイシャル》チャンピオンを複数配置すれば、一定確率で相手をスタンさせることができるので、高火力チャンピオンで一気に畳みかけることができる。
また、《グレイシャル》チャンピオンのスタン効果に《ノーブル》チャンピオンのボーナス ― 物理防御増加と通常攻撃による体力回復 ― を組み合わせれば、自分のチャンピオンを失う心配をすることなく、相手チームを効率良く消し去れる。
様々なボーナスを試しながら、自分のプレイスタイルに合うシナジー効果を見出そう。
6:効果的な配置を考える
『LoL』はタイミングとポジショニングのゲームで、この2つで勝負が決まる時は多い。
そして予想している人も多いはずだが、「チームファイト タクティクス」でもポジショニングが非常に重要だ。このモードでも、チャンピオンをフィールドのどこに配置するかについて少し慎重に考える必要がある。
『LoL』のクラスに詳しいプレイヤーなら、このモードでも相手を倒すためにはポジショニングが重要だということがすぐに理解するはずだ。
たとえば、《ガンスリンガー》はレンジド(遠距離攻撃)系ADキャリーが揃っており、遠くから大ダメージを与えられるので、後方に配置して安全に相手チャンピオンを排除していくのがベストだ。
「チームファイト タクティクス」のチャンピオンの大半は近距離型で、攻撃範囲が1マスしかないので、前線に配置して敵チャンピオンに真っ先に向かわせて、ADキャリーの壁になるように起用するのが良いだろう。
しかし、トリスターナ、アッシュ、ヴァルスのような《ガンスリンガー》/《レンジャー》系チャンピオンの攻撃範囲は4マス(最大)なので、相手から離れて攻撃できる。
各チャンピオンの攻撃範囲を理解し、慎重にフィールド内に配置していけば、戦略的にチャンピオンを配置していない相手に苦労することはないだろう。
◆Information
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