Lucie,Too
© Lucie,Too
ミュージック

最近やけに名前を耳にするバンド、Lucie,Tooって何者?

結成1年弱ながら、ここ数ヶ月で一気に知名度を高めつつあるガールズバンド、Lucie,Too(ルーシートゥー)。彼女たちの軌跡を振り返りつつ、今も日々進化を続けるその魅力に迫る。
Written by 西廣智一
読み終わるまで:3分Published on
昨年末あたりからLucie,Too(ルーシートゥー)というバンド名を目にする機会が増えている。
Lucie,TooはChisa(Vo, G)、かなこ(B, Cho)、シバハラナホ(Dr, Cho)の3人からなる平均年齢20歳の女性3人組バンド。

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宇都宮出身の彼女たちは、実はまだバンド結成から1年弱というフレッシュな存在ながら、会場限定販売の自主制作盤『Hi, Lucie』は現在までに1000枚以上を売り上げるほか、シバハラナホはSUNNY CAR WASHの元メンバー、かなこはリーガルリリーのライブでサポートも務めるなど、一部ではすでにその存在が注目されていたバンドだ。
そしてその機会はここ1〜2ヶ月の間にさらに急増し、今年1月には下北沢SHELTER監修のオムニバスフリーサンプラー『下北沢SHELTERガールズコレクション2018』にも参加。5月末に開催される下北沢のライブハウスサーキットイベント『Shimokitazawa SOUND CRUISING』にも2年連続での出演が決定している。
さらに、3月18日深夜放送のフジテレビ系音楽番組『Love music』でも紹介されただけでなく、同番組にゲスト出演していた川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End)もその存在を把握していたほどだ。
そんなLucie,Tooは昨年12月には配信限定シングル「Lucky」、今年2月にはバンド初となる全国流通CD『LUCKY』をリリースしたばかり。最近はSHISHAMOを筆頭にyonige、the peggies、The Wisely Brothersなどガールズバンドの台頭が目立つが、そんな中でもこのLucie,Tooは特殊な存在と言えるかもしれない。
USオルタナバンドNOW, NOWの楽曲からバンド名が取られていることからもわかるように、彼女たちのルーツにあるのは洋楽オルタナロック、ポストロック、エモなど、どこかひんやりした印象のあるサウンド。
特にリズム隊の2人がそういったジャンルからの影響が強いらしいが、ボーカル&ギターのChisaはスーパーカーやJUDY AND MARYなど国内アーティストを愛聴してきたという。
そういったアンバランスさは、彼女たちが奏でるサウンドにも少なからず影響を与えており、ポップなラブソングを歌っているのにどこか明るくなりきれない、独特の空気感を作り上げている。そこが、ほかの同世代ガールズバンドと似て非なる個性につながっているのかもしれない。
またまだ成長過程にある新人バンドにすぎないのかもしれない。しかし、一度この音にハマってしまうと抜け出せなくなるくらいのクセがあるのも確か。
そんなLucie,Tooがこの5月から、初の北米ツアーに突入する。海外での評価も気になるが、その北米ツアーを終えた直後となる『Shimokitazawa SOUND CRUISING 2018』でどのような成長を見せてくれるのかにも期待したい。
2018年3月現在、彼女たちは『LUCKY』のリリースを記念したツアーの真っただ中。ぜひこのタイミングに、現在進行形で急成長を続けるLucie,Tooの姿をライブハウスで目にしてもらいたい。